「ニュー・アース -意識が変わる 世界が変わる」- エックハルト・トール と「トリックスターから、空へ」 -太田光

本の紹介です。


珍しくアマゾンじゃなくて近所の本屋さんで、中身を見て買いました。
最初に見た時は、なんだかややこしそう…って思ったけど、数日後に立ち寄ったとき、また手に取ってしまって、そんなに気になるなら買ったらいいじゃん!と思って買ってきました。

エックハルト・トールさんの本は下の文庫を持っていて、非常にシンプルで気に入っているのですが、こっちの本はけっこう理屈ぽい。だけど私、読んでみて心底、「そうなんだよな〜」って共感しました。


何が正常で何が異常かは、社会の規範によって180度変わってしまう。
正義の名の元に国家規模で殺人を繰り広げるような現在の(旧来の)世界に安住するのはもう無理。
世間の評価を得るために右往左往するのはやめて、自分の内側の平安ということにコミットしたい、というか、私はもうそうするより他に生きる道はないところに来ているのかもしれないなー、と思いました。

短くまとめていうのは難しいけれど、この本を読んで、自分が小さい頃から抱いていたこの世界に対する疑問と懐疑に対する回答を見つけたような気がしました。同時に、自分は大人になるにつれて、仕事とかお金のこととかに没頭して、そんな疑問のことはすっかり棚上げにしていたってことにも気づいて、ハッとしたりして。

で、そんな私とは違って、ちいさな疑問にもこだわり続ける変なやつ、太田光の本を一冊。
娘が読みたいと言ったのでAmazonで買ったんですが、彼女が帰ってくる前に前半だけ読んでみて、テレビでみるあ印象と全然違ってカッコイイ文章にびっくり!




時事問題とか子ども時代の屈折した思い出とか、いわゆるエッセイなんですが、文章を読むと、この人の繊細さと純粋さが伝わってきます。テレビで見るとひたすらうるさく、うっとうしいんですけど(^^;
早く後半も読みたいです(^^;

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