白州次郎の本を読んで

NHKのテレビドラマの影響もあって白州次郎の本を2冊と、白州正子さんのエッセイを1冊、読みました。
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全体の流れがいちばんよく分かり要領よくまとまっているのが上記リンクの本です。
太平洋戦争前後の今はなき「古き良き日本」(?)の香りが漂います。
吉田茂の名前とともに現役政治家の先祖(あるいは本人)の名前も頻繁に出てきて、興味深いです。
現在の日本国憲法が、こんなどさくさまぎれに、密室のなかで、しかもほとんどシロウトの手によって作られたんだなぁということにビックリします。だからこそ、戦争の放棄などという世の中の常識からして「ありえない」表現ができたんだとは思うけど。

でも白州次郎という人は、思ったままを口にするし、それをそのまま行動するし、すごく素敵な人だったと思います。NHKドラマの伊勢谷友介ほど神経質な感じじゃなくて、もっとばんからな感じのキャラだったみたい(でも伊勢谷友介のほうがカッコイくて好き)(^^;

もう一冊の北康利著の「白州次郎 占領を背負った男」の帯にあるキャッチコピーに
「プリンシプルを持って生きれば 人生に迷うことはない」
と書いてあって、かっこいいナーと思ったわけですが、プリンシプルとはなんぞや?

principle=原理、原則

要するに、なにを大切に思って生きるかということですね、そういうふうに言っちゃうとすごく月並みですが。

な〜な〜に生きてる私には、特別な「原理原則」なんてないしな〜、浮き草みたいだもんな〜…と思っていたんですが、でも最近、自分の中にも多少、正義感めいたものがあるなって、気がついた件。

ここに書きたいけど、ちょっと問題あって、書けないなぁ…残念っ!

この件はまたいずれどこかで…。

そもそも、私はどちらかというと正子さんの生き方に興味があったのですが、正子さんのエッセイも面白かったです。何冊もあるみたいなので、もうちょっと続けて読んでみようと思っています。

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