どうしてこの本を買おうと思ったのか全然記憶がないんですが、気がついたらAmazonで、ワンクリックオーダーしていました(^^;
素直に面白い、良い本でした。
Amazonの書評がおおむね、当たってる感じです。
言わずと知れたハードルの為末選手が、プロの陸上選手という「在り方」を選んだ理由とか、陸上のかたわら興味を持って取り組んだ株式や不動産への投資の話が、具体的に、金額も含めて書いてあります。
陸上はもちろんですが、投資やお金についての感覚も、小さい頃からユニークだったようです。
お金でも物でも、ほんとうに必要とされている所へ持っていって与えてあげれば、役に立ち、喜ばれ、儲かる、というのは、「なるほど」と納得できる話です。
今は、為末選手のように、敷かれたレールではなく自分が「これ」と思った道を行く人は「異端」だけど、これからは、敷かれたレールが必ずしも人生の終わりまでつながってない時代で、人生の最後のほうでレールが途切れるか、途中で途切れるか、もしくは最初からレールに乗れないか、の3択みたいな状況になると予想しているので、為末選手みみたいな「独立系」人間が、日本人の中にも増えて行くんでしょうね。
面白いので、一読されることをオススメします。
コメント