昨日はちょっとひさしぶりに理性を失うくらい腹の立つことがあって、もう家に火つけて燃やしたいくらい超気分悪かったので、ジェフリー・アーチャーの「誇りと復習」を読んで憂さを晴らしていました。
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前半、しょっぱなから、主人公がずるいやつにはめられて、殺人の濡れ衣をきせられ有罪にされて、めちゃ悔しい展開なんだけど、真ん中ちょっと前くらいでとんとん拍子でまさかの展開が始まって、まずは最初の敵を撃退。その過程で知り合ったメンバーを協力者にして、後半はついに自分をはめた連中に罠をしかけて痛い目に合わせたうえ、最後は法廷で正面対決。
財産も地位もコネも教育もなく、その上濡れ衣まで着せられて収監されるという、ものすごいマイナスからスタートしたのに、どんどんいろんなアイテムをゲットして、知恵と勇気と機転とアイデアで、逆境をはねかえして10倍返しするストーリーは、現代社会を舞台としたファンタジーです。
正直、法廷シーンはよく理解できず読み飛ばしてしまったんだけど、読み終わるころにはすっかり気分も良くなり、復活していました。
やっぱりファンタジーはすばらしい。生きる糧です。
それから、昨日のできごとがあんまり不愉快だったので、その件、卒業することを決意しました。
まあがまんしとけばいいか〜となーなーにしてたけど、ちゃんと自覚をもってやっていけば、ずっと嫌いでイヤだった人やコトと縁が切れると思います。
なにしろ希望だけは持って、さらなる高みへ、その先の高みへ、どんどん行って、ファンタジーを信じる人間として、それに値する生き方をするのだ。ぞ、と。
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