おはなし作るヒト

昨日のeBayの話も、思い出すたびに「はぁ」とかってため息でちゃうし、
筆文字の撮影や、商品登録や、チラシを作るため作業とかも、そんなに時間のかかることじゃないのにいちいち「はぁ」とため息をついて、モチベーションが上がりません。

筆文字方面は、多分、今からが旬で、いろんな方からコラボレーションの話が持ち上がりますし、追い風が吹いている気がします。

10年もこれ一筋でやっているかなだつとむにとって、すばらしい展開であり、喜ばしく思っていますが、私自身の喜びかというとちょっと疑問。100も200も打つ手を考えて、ひとつひとつやってきたことの成果がでているのであって、ある意味当然の結果というか、ここに帰結する以外にどの結果がありえただろうという感じがします。

私自身は、この筆文字ビジネスで年商1億っていう目標を立てていますが、それが私のすべてじゃない。
それどころか、一部でさえないというか…。

物を売ってお金を稼ぐなんて、そもそも私の生まれた時の計画には入ってなかったようなことでして。

なんかもう、そもそもの始めからして全然違うわけです。

私のネット歴も15年くらいになって、当初とはお付き合いする人もがらっと変わってしまったので、今じゃ誰も知らないと思うけど、そもそも私はWEBサイトやメールマガジンで、おはなしを書いて、みんなに読んでもらって、そのことを楽しんでいただけで。

この空想癖が災いして(?)現実の中でいろんなプロジェクトを企画して実現するようなことに、妙に惹きつけられるといいますか、ある種のファンタジーとして、そういうゼロから何かを作り上げる系の活動にハマルわけですが。

しかしそれがなぜ、筆文字販売へ?
eBayで物を売ることのどこにファンタジーを感じればいいのか、ほんと困る。
ゼロからeBayを始めるというのなら話は別だけど、すでにあるサービスに乗っかっるだけではファンタジーとは言えない。少なくとも私の基準では。

年商一億でも十億でもほんというとどうでもよくて、それで関係者がみんなが幸せになれて、私と子供たちと猫たちが平和で安心して暮らせるのなから、年商はいくらだっていい。

私としては、毎月の生活費のことに振り回されずに、静かに自分のワールドに浸れる時間と心の余裕が欲しくて、いろいろやってきたんだけど、なんか、やればやるほど時間はなくなるし、まわりの人は幸せになるけど私だけは満たされないままな感じで?

なんだかなーとしかもう、言いようがないというか。

去年はそれで本当に疲れてしまって、全部お休みして、ウィンドサーフィンだけやって、心と体のリフレッシュをしていたのですが、休んだからといって、自分の居場所が増えるわけでもないみたいで。

5〜6冊たまったノートを開くといろんなお話のメモがあって、見るとドキドキして、すぐノートを閉じてしまいます。いったんこのワクワクする世界に入ったら、出てこれなくなりそう。
筆文字のことなんか全部、一瞬で忘れてしまいそうだし。

禁断のファンタジックワールド。
いいなぁ。
早くそっちの住人になりたい。

どうやったら、現実の生活を壊さずに、空想の世界に没入できるかですね。
きっといつまで待ってもこの状態は変わらないから、できることからやっていくしか。

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