私の「本体」がこの1年やっていたこと。

今年は、お仕事的な活動はfacebookでせっせと宣伝したけど、それ以外の毎日の暮らしについてはあまり書く機会もありませんでした。

私の「本体」は常にファンタジーの中に生きていて、筆文字販売や楽筆の事務局、会社経営や経理をやっているのは、ごく一部というか、この現実世界を生きるためにかぶっている仮面のようなものです。

で、その「本体」はこの1年、何をしていたかといういうと・・・シンプルです。

1月〜3月 小説を書いていた
3月〜 キャッスル メンタリスト を見ていた
9月〜 CSI を見ていた
12月〜 ドクター・ハウス を見ていた

amazonプライムやHuluなどで海外ドラマを続けて見れるようになったので、仕事や食事など現実で何かしている時以外の時間はずーっと見ていました。ついには、私にとってドラマの世界が本当のすみかで、こちらの世界は仮の宿というような比率でした。

特に9月は、CSIがあったおかげで、次女が一人暮らしを始めて、家の中がしんとして火が消えたみたいになった時期を乗り越えることができました。登場人物たちは私の本当の仲間みたいになって、死んだりすると親戚が死んだより悲しくて。
ここまでくると、もう、単なる娯楽ではなくて生活の一部だし、私の人生の大部分を占めてると言ってもいいくらいです。

こういうふうに、お話にはまっちゃって現実から遊離する傾向については、古くは小学生のときから担任教師にしかられていたし、もちろん親も怒るので、本を読むのも映画を見るのも(当時まだビデオとかなかったので)、誰にも内緒にしていました。成人してからも自分の唯一の楽しみであり居場所であったので、どんな本を読んでるとか映画を見てるとか人に話すこともなかったけど、ずっとずっと、私が住む世界はファンタジーの中でした。

もう子どもの頃から筋金入りなので、今さら、どうこう言うまでもない、私にとっては自然なライフスタイル。

なんだけど、それって人には見えないから、
たとえばつとむなんかは、私のことを、お金儲けにしか興味がない人間だとか、何でもまかせておけばやってくれる人だみたいに言ったりするけど、私にしてみれば、それは現実を生きるために仕方なくかぶっている仮面なので、それがわたしの本質だ的なことを言われると、違和感が大きすぎて。

必要に迫られてこなしてる役割を、私が好きでやってることと勘違いされるのはどうにも無理。

まあ、普通の人はみんなそうなので、ああまただ。この人も私のことを何も分かっていないなぁ、と思うだけですが。

さて、そんな現実世界で今年は何が楽しかったかというと、ひさしぶりに、自分用以外のWEBサイトを作らせてもらったのが楽しかったし、Wooruでそういう話ができる仲間ができたのが楽しかったし、あらためて、ネットショップを運営するのもけっこう楽しいって思えたのがうれしかった。

なんだかんだ言って、WEBサイトを作るのは私の数少ない趣味だなーと思うのだけど、それ以外のお金の算段やつとむの仕事のサポートや企画なんかは、必要に迫られて仕方なくやってることなので、たぶん、今すぐ消滅しても未練はない。

このブログと、私が取得して私が作った fudemoji.jp という、2004年から運営してるショップには愛着があり、検索順位やアクセス数を含めて執着もあって、これを手放すなんて考えられないけれど、それ以外は言ってみれば他人事。
なんらかの事情で頓挫して、消滅してしまったとしても、私個人としてダメージは受けないようなことなので、来年はどんどん手放して、自由になろう。と思います。

他人から見れば現実のほうが重要かもしれないけど、私にとっては、刻々と減っていく人生時間を自分の好きなことに使いたいのは当然ですから。いったい誰にそれを止める権利があるでしょう。有限な人生時間、ばんざい!

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