EC-CUBE勉強会と、これからの人生設計

土曜日はこちらのイベントに参加させてもらいまして…

「これからのスマホファーストについて考える」「超簡単になった EC-CUBE のインストール方法」EC-CUBE名古屋定期勉強会 vol.28 – EC-CUBE名古屋ユーザーグループ | Doorkeeper

スマホサイトについてみっちり教えてもらいました。
こういう、現在進行中の変化については、本で読むより現場を知ってる人の話をきくのが一番です。

ばっちりメモはとったので、必ずや今後に役立てるつもり。
特に、まったく忘れていたSNIという安い料金で使えるSSL証明書。これほんとにうっかりしていたけど、次の更新のときには忘れずに乗り換えなくては。

あと、画像サイズのコントロール法も、いちばん簡単にできる方法を教えてもらったし(←これが一番、聞きたかったこと)

ただ、いろいろ教えてもらって要領を理解したぞ!と思った直後に、前みたいに「さっそく自分で実装してみよう!わくわく!」じゃなくて、「でもこれって最初から自分でやろうとせずに誰かにさくっとお願いしたら小1時間でできることじゃね?」と考えてしまう自分がいました。

知りたいことは知りたいんだけど、自分でやるのは面倒くさいんですね。
言いたくないけど、私も年をとったのかなーと思ってちょっと寂しい気がしたんだけれども、冷静に考えてみるとこれ、年をとったからというより、人生の新しいフェーズに入って次のことをやりたくなっているだけかもしれません。

なにしろ41歳で「職ナシ、カネなし、若さナシ」のむかつきシスターズだった頃の私の自己イメージは、元公務員とはいえ10年も専業主婦で、実社会でのビジネスの経験がなくて、デザインなどのスキルもないし、できるのはただDreamweaverでホームページを作ることだけの、みじめな中年主婦。

それでも、とにかく生活費を稼がなくちゃいけないので、経験がなかろうが技術がなかろうが無我夢中で個人事業をやって、2007年には法人化して今に至るんだけど、ずっと自分のやってること(WEBサイト制作にせよ、筆文字販売にせよ)に自信がなくて、
「私はなんでこんなことをやってるんだろう、シロウトなのに」
「筆文字を有名にするには私よりもっとふさわしい人がいるんじゃないか」
「もっとアートの分かる人じゃないと、この仕事を発展させるなんて無理なんじゃないだろうか」
って感じで、とにかくいつも、やってることに大きな違和感があったのでした。

ただ、去年頃からちょっと変化がありました。
ひとつには、自分でも商品のデザインを考え、制作するようになったこと。ペーパークラフトも、それこそ経験なんて全然ないけど、材料を集めて試行錯誤するうちにきれいな色のものができあがっていくのが超楽しい。

それと、筆文字を有名にするっていうことじゃなくて、なんであれ自分がやってることを立派に成功させることが、今の私に与えられた課題というか、挑戦することかなと思うようになったということもあります。

成功しそうだからやるというんじゃなくて、今の自分にできることで、世の中にとって多少なりとも価値を提供できることであれば、なんであれ、成功させる価値と、成功する資格があると思えるようになったのです。

そういう視点で今の状況を見直してみると、パンフレットのデザインとか、WEBサイトのカスタマイズなどに私の時間を費やすよりももっと他にやるべきことがあるような。

そうした仕事に精通していて、私より早く、よりよくその仕事をしてくれる人を見つけてやってもらって、物事の進行のペースを速めて、どんどん計画していることを現実にして、どんどん結果を出していくという、その推進に自分の時間を使ったほうが有効なんじゃないかと。

というかもしかして、私って、そのためにいるんじゃないのかと。

そんなふうに思える今日この頃なのでした。

毎日、今後の展開をいろいろ考えるのも楽しいし。
新しいことを企画することほど、私がワクワクすることは、他にありません。
根っからの新規事業向きの人間なんですね。

そうはいっても今までは、私なんか事業経験もないし大きくするなんてとてもとても、という気分だったんだけど、なぜか最近は、いやべつに、私に事業経験があろうがなかろうが、成功することはするし、私の過去の経験なんて関係なくない?と思うようになりました。

多分、このことのほうが真理だと思います。
当たり前のことですね。

  
  

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