IT系の情報は努力してフォローしていないと、ある日本当に、何もかもがさっぱり分からなくなりそうなので、IT系ブログはできるだけRSSリーダーに登録して読んでいる…んだけれども、あまり分からないタイトルが大量に並ぶというのもやる気を削ぐ一因ですね。
なんか疲れる。
おととい村上春樹の「1Q84」」を上下2巻ぶっ通しで読んで、内容にもやもやして、「ちくしょう」とか思ったんだけど、そのあと、なんだか世界の色合いがすこし変わったような感覚がありました。
色合い?
空気のにおいとか、空の色とかが、少し。。。
よく、映画を見終わったあととかに、そういうことありませんか?
世界がちょっと変わったような感じがしたりとか。
なんだかんだ言って私、物語世界を旅してかえってくると、魂が開放されて、リフレッシュするんですよね。
瞑想やいろんなワークを受けるよりも、物語世界のほうが深く確かな癒しをもたらしてくれるというか、いくら瞑想やワークをやっても100%満たされるということはなくて、最後には好きな本を引っ張りだして読んで、ようやくくつろげる、みたいな。
生まれて以来2〜3年おきに引っ越し&転校が中学まで続いて、現実の中に「故郷」を持たずに育った流れ者なので、自分のコアな部分を、ふるさとの風景とか幼なじみや親戚ではなく、架空世界というところに置いて日常を生きている、という感じがします。
だから、物語を読むときはいつも、ふるさとに里帰りしているようなもので、リラックスするし充電もされるわけです。たとえ、気に染まない物語だったとしても。
ほんとに呼吸をするように物語を読んで生きてきたので…。
というわけで私は、世界の作家のみなさんが楽しい物語をいっぱい書いてくれて、死ぬまで私が退屈しなくて済むように…と願ってやみません。
映画もいいんだけど…なんかやっぱり、本なのよね。。
コメント