昨日は突然、某広告配信会社から電話があって、何かと思ったら、4月に送った問いあわせへの返事でした。4月て…。
当時、筆文字サイトの売上を上げるために、アフィリエイトに出稿することを考えていて、何社かに問いあわせた中の最大手。
アフィリエイトは、その他の会社から色よい返事がもらえなかったので、自分の中では完全に終了していたんだけど、さすが最大手だけあって、
「ネットに向かない商材って言われたんですか?それは、あまりにもひどい。」
「ぼくは、非常に可能性が高いと感じています」
「サイトもきれいにされているので、工夫次第でどんどん売れると思いますよ」
「たとえば季節ごとに販売する商品を選んで配信したり」
「あるいはニッチなところに絞って、茶室を飾る逸品、というような方向性で提案したり」
などなど、電話口で怒濤のようにトークを展開されまして、聞いてるとうっとりしてくるわけですが、しかし、その工夫を誰がするのだ?季節ごとの商品を選定するのは誰なのだ?ニッチなジャンルを探して試行錯誤するのはいったい誰なのだ?
結局は、何をやるにしても全部、アタシが作業をすることになるので、とてもじゃないけどできない相談。残念だけど、きっぱり、お断りさせていただきました。
そうなのよね。
想像だけなら誰でもできるんですよね。
ああしたらいいんじゃない?こうしたらもっと売れると思うよ。
ええ、ええ、アタシだって、言うだけならいくらでも言いますけどね。
誰がやってくれるんだ、という話で。
この間は月額千円でいいから商品を売らせてくれという、聞いたことのないショッピングモールがありましたが、その商品のデータを誰が用意するのだ。写真を選定してコピーを書いて、値段やら細かい情報やら、誰がそれを準備するの。
月額千円だろうがゼロ円だろうが、関係ない。
あたしの時間を使いたいなら、金を払え。
と、そう思った自分を見て、改めて、自分、変わったな、と思った次第。
以前はなんとかして筆文字の売上を上げようと思っていたので、ちょっとでも可能性があると思ったら試してみようと考えましたからね。
今になってみれば、そういう熱意=欲=必要が、すなわち敵につけこまれる弱みとなって、いろんなインチキサービスにひっかかったかな、と反省もします。
まあ、それでも結果が出ていれば「成功」だったので、何をインチキ、失敗と定義するかは結果次第というところですけどね。
アフィリエイト出稿の件は、さすがに昨日のトークは調子良すぎだとは思うけど、これからもアフィリエイトの裾野は広がり、今まではあまり好まれなかったようなアナログな商品にも手を出す人が増える可能性はあると思うので、やってみる価値はあると思います。
ただ、今の私にはできない、というだけで。
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