2月14日(木)、見てきました。
『ブラック・ジャック 許されざる者への挽歌』 | 梅田芸術劇場
ドラマシティは梅田劇場の地下にありました。
小ホールなので客席と舞台が近くて、あたしの席は左端なのでちょっと残念なアングルだったけど、じゅうぶん楽しめました。
未涼亜希のブラックジャックは、元がマンガとは思えないくらい自然で、「ブラックジャックって、こういう人だったのか」と納得しながら見てしまうほど、人間らしくて、それでいてどことなく非現実的で、まさにブラックジャックそのもの。
ストーリーはブラックジャック自身とピノコのお話をベースに、2組の男女のラブストーリーが展開される構成で、バイロン侯爵役の夢乃聖夏のラブストーリーには胸を打たれましたし、カイトという不良少年役の彩風咲奈はまだ若いけど舞台映えのする長身と華麗なダンス、聞き応えのある歌唱力で、さすがさすがという感じ。
特に夢乃聖夏は、金髪のかつらと侯爵らしい衣装のせいだけじゃなくて、全身から金色のオーラをさんぜんと輝かせて、そのシーンだけ見たらこちらが主役かという存在感でした。休憩のとき、ロビーでコーヒーを飲んでいたら、常連さんらしき美しいおばさまグループの人たちが「聖夏ちゃん良かったね、泣けたよね」って話してました。
でもやっぱり、まるで本人そのもののように自然に存在するブラックジャックがそこにいるからこそ、起きてくるいろんなドラマなので、今回、未涼亜希さん好演だったと思います。もちろん歌も何曲もあって、ステキな歌声を聞かせてくれたし、ブラックジャックの白い前髪がこんなに似合う役者さんも、そーはいないんじゃないかと。
ところでロビーのコーヒースタンドでふっと周りを見たらまわりのおばさまたち(と言ってもあたしと同年代なんですが)ほとんど私より10センチくらい背が高かったけど、大阪って背の高い女の人が多いの?それとも宝塚のOGとか?
ま、それはさておき。
プログラムとまっつ本を買ったらそれぞれ写真をもらいました。
このブラックジャックの写真、子どもたちにはすごく好評で、ふたりそれぞれに、「うわあ、この人が新しいトップさんなの、かっこいいねー!!」って言いました。ざ、残念ながら、新しいトップさんはこの間見に行った中日劇場のほうに出てるんで…ガクッ…(>_<) 今回、初めての梅田劇場でしたが、とりあえず梅田から近いのはありがたい。 たとえ経路が迷路のようでわけがわからなかったとしても、昼間なら北と南が分かるので、多少迷っても絶対たどり着けるから◎。 ちょっと予想外だったのは、今、ぴあの先行抽選に申し込み中の「ME AND MY GIRL」のチケットをロビーで売っていたことで、その場で買ってしまいたいくらいでしたが、もしぴあで当たると2回になってしまって、それはそれで困るかもと思って、ぐっと我慢しました。 あと、今回は往復「ぶらっとこだま」を利用しましたが、たかだか10分程度の違いならこだまでいっかーと思ったのはやっぱり間違いで、行きはやたらうるさいアホなギャルがずーっとずーっと、くだらない話を大声で(あのギャル独特の鼻にかかった声で)しゃべりまくってて、思わずなぐりたくなったし、帰りはまあ寝てたからいいんだけどそれでも、疲れた帰り道は無駄に岐阜羽島とか止まらんといて欲しいし(すみません岐阜羽島のみなさん)、やっぱり新幹線はのぞみが一番。 いつものエクスプレス予約なら、現地での時間の過ごし方に合わせて列車を変更できるので、用事が終わったらさっさと帰れるのに、ぷらっとこだまは1時間に1本しかなくて、一度とったら変更もできないし。なんとなくいまいち。 ぷらっとこだまって、JR東海の、東京ー大阪間のこだまの座席を埋めるための割引サービスなんですよね。行きは大阪が終点なので乗り越す心配がなくていいですけどね。
コメント
[…] 梅田芸術劇場の場所は、前回、【宝塚】ブラックジャック/雪組/梅田 ドラマシティで覚えたんだけど、今回は地上の「メインホール」。 […]