いえ、私じゃありません、私は見ていません。でも、うれしい!
対するジュヌヴィエーヴの野々すみ花は、ギイの子供を身ごもりながら、戦地からの音信が途絶えたギイを待ち続けることが遂にできず、子供ごと彼女を守ろうと言う別の男性の求婚に同意してしまう女性を、決して計算高くも、愚かにも見せず、ただあまりに若すぎた少女の脆さと哀しさにもっていたヒロイン力が頭抜けている。ポートレイトも可憐で愛らしいが、舞台で演じている動いている瞬間、瞬間がより一層美しい、宝塚時代から変わらぬこの人の憑依型とも言える女優魂が健在なのが嬉しい。
「ヒロイン力が頭抜けている」ですって!
よかった!
私も、野々すみ花ちゃんの台詞の声が絶賛美しいのは知ってるので(鈴が鳴るような、という表現がぴったり!)、歌唱力はあまり知らないけどとりあえず全編歌のこの演目はいいなーと思ってチェックしつつも、
どーにも悲恋モノがダメ
という体質のため、観劇権を放棄しました(O.O;)(oo;)
もちろんカトリーヌ・ドヌーブの映画版は小学生の頃にテレビで見ていて、なんて美しいメロディなんだ…とは思っていたのだけど、なんだかものすごく悲しかった記憶があるんですよね。。色とりどりの傘が美しい映画だったなぁ…
野々すみ花ちゃん、なんだかすごいのよね。
アタシは祐飛さんのファンなんだけど、退団後のインタビューなどをフォローしていくうちに、野々すみ花ちゃんっていうのは、特異まれな存在なんだってことに気がつきました。
ただの元タカラジェンヌじゃないんだ。
野々すみ花という、生き物なんだ、彼女は。
天然記念物みたいに貴重な存在なので、こうしていろんなオファーを得て、活動の場が広がっていることを、すごくうれしく思ってます。
次の舞台は見に行くから!絶対!…いや多分(^^ゞ
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