ネタは熱いうちに書け!…ということで(^^;
昨日の夜、IBMバーチャル・セミナーの無料放送を視聴させていただきました。
昨日は帰宅予定時刻が不明だったため申込みはしていなかったんですが、幸い、開始時間に間に合ったので、WEBに配信された映像を視聴させていただきました。
セカンドライフ未体験の方にはピンと来ないかもしれませんが、セカンドライフ内で参加した場合は、セカンドライフ内にセミナー会場を模した場所が作ってあって、自分はアバター姿でお客さん用の席につくので、まわりの人や講師さんに私のアバターが見えて、ikukoさんて人が来てると認識してもらえます。
双方向のコミュニケーションができるので、質問の時間になったら音声やチャットで発言して、その場で参加者とコミュニケーションもはかれます。
でも昨日のようにWEB放送を見てるだけでは情報を受け取るのみの一方通行で、こちらからあちらへ情報を伝えることはできません。
えっと、現在主流のWEBサービスは、ユーザー参加型(2ちゃんねるとか、ニコ動とか、ブログのコメントとかも含めて)で情報が増殖→流動していく形になっていますけれども(そういう様子をWEB2.0と表現することもあるらしい)、どのサービスにおいても、書き込んでいる自分の姿が誰かに見られるということはなくて、自分が書き込んだものをあとになって他の人が見る、つまりみなさんが書き込んだ「ログ」の集積をWEB上で目にしているわけです。
でもセカンドライフ内のコミュニケーションはもっと現実に近くて、直接的です。
これは、3Dか2Dかの違いというより、アバターによるコミュニケーションの特徴かもしれません。
アバターコミュニケーションでは、最初から自分の存在が相手に見えてるというところが、従来のWEB上のコミュニケーションと大きく違う点だと思います。
とにかくいれば姿カタチが見えちゃうので、もうしゃべる前から意図せずとも大量の情報を相手に与えてしまうわけで、(男なのか、女なのか、どんなファッションを好むのか、etc.)
出会った相手は、あなたのアバターが発信しているさまざまな情報をその人なりに解釈した「印象」を持ってあなたに接しようとするわけで、そのへん、ハンドル名だけで始まるチャットとはかなりスタート地点が違っているような気がします。
…というようなコミュニケーションの質の違いの話も、昨日の講演で出ていましたが、どなたの講演内容だっただろう?(すみません、話が頭の中で混ざってしまいました)
話を昨日の講演内容に戻します。
日本IBMの白山さんと3Diの鎌田さんのお話は、OpenSIMを利用した独自サービスに触れていて、現時点でたくさんのOpenSIMのグリッドが世界中にできていると同時に、レンダリングエンジンを載せ変えてWEBブラウザで動作するようにしたサービスなども、すでにできあがっているとのこと。
それから、OpenSIM同士の相互接続も、いろんなレベルで実験されていて、双方がつながろうと思えばつながれること(当然といえば当然)(^^;
すべて企業主導というわけじゃなくて、ユーザーが自分で立ち上げたOpenSIMを持ち寄って形成されているOpenGridもあって、今、世界では相当数の自前サーバーによるセカンドライフの亜種のグリッドが増殖中なようです。
で、ここからは私の想像なんで、事実と異なるかもしれませんが。
多分現段階というのは、たとえていえば、かつてあちこちに増殖していた草の根BBSと商業的パソコン通信みたいな感じで、それぞれの世界の中では盛り上がりもあるし濃いコミュニケーションも形成されているんだけれども、ひとつの開かれた統一フォーマットで動作する世界になっていない状態かな、と思いました。
もしWWWみたいに世界標準のフォーマットができたら、爆発的に普及する…かも。
でもよく考えてみると、パソコン通信が発展してWWWになったわけじゃないですよねー。
技術的なこと分かんないんですけど、あの時もしもインターネットの技術が普及しなかったら、まだ各社入り乱れてパソコン通信してたと思いませんか?
パソコン通信はWWWに淘汰されたんじゃないかと思うんですが。
今、乱立する3Dのグリッド網たちは、今後、どのような方向へ進むんでしょうか。
うーん、わかんなーい。
続く三淵先生の講演では、3Dコンテンツのフォーマットの標準化の話も出ていましたが、きっと世界では先を見据えて準備してる人がいっぱい!いるんでしょうね。
で、最後のISIDの渡邊さんの講演は、テレビで「チームバチスタの栄光」が始まったので、聞かずに終わってしまいままして、最終的な印象としては、「結局犯人は誰なんだっ!」(←チームバチスタの話)(^^;
来週の放送では犯人が明らかになりそうなので、忘れずに見ようと思います(-_-;)
以上、セカンドライフネタでした!
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