セス・ブックの衝撃。スピリチュアルな私。

ときどき書いてるように私、隠れスピリチュアル系人間なんですけど、いろんなことを自分なりに納得するのが好きなだけで、集まってどうこうするのは好きじゃありません。。。

で、ほんとに偶然なんだけど、おととい、YouTubeのオススメ動画にこれが表示されてたので、セス・ブックって聞いたことあるけどなんだっけって思って聞いてみた。

感謝!祝1周年!セス・ブックより抜粋

そしたら、やたら難しい言葉が続く朗読で(朗読は上手です。文章が難解なだけ)、だけど言ってることが、分からないなりに、もしかして私が探していたことでは? と思い、ちゃんと読もうと思ってAmazonで本を買いました。

「セス・ブック」はかなり前に行われていたチャネリングの記録で、分かりやすくまとめるより、正確に書き起こすことを重視したみたい。
文章で読んでもやっぱり、読みにくい。
だけど、言ってることが、バシャールやエイブラハム、その他、いろんな人が言ってることと同じで、説明の仕方が難しい。けどこういうふうに説明してもらうと納得できる、っていう部分も多くて、正直なところ、驚きました。衝撃を受けたといってもいい。

そして、いろんな、昔のことをくっきりと思い出しました。

忘れていたことをいろいろ。

中でも、なんで忘れていたんだ! と自分で驚くのは、29歳で転職のあてもないのに学校の教員を辞職したとき、いったい、なにをしようと思って辞めたのか、ということで、外向きには、アルバイトをしながら小説を書くと言っていたし、自分でもそう思っていたけど、内心ではそうじゃなくて、「スピリチュアルなことをする」って思っていたってこと。

自分自身にさえごまかして、違うことにすり替えていたかも。
いや、小説を書こうと思っていたのは事実だけど、現実的な暮らしをしていては聞き取れない、微細ななにかメッセージみたいなのを書きたい、的な感じ? 静かな暮らしをして、自分の内面にフォーカスして、自分に聞こえてる(気がする)何かを書く人になろう、なりたい、って思った。ような気がする。29歳のときの決断なので、ぼんやりだけど。

その直後にばたばたと、某会社の新規事業部の誘われて入ったり、子どもが産まれたり、それを育てるのに必死になり、気がつくと夫が引きこもって収入が途絶えた!…みたいなことになって、自分でもすっかり、スピリチュアルって何ってなってた。

けれどもその間も、いろんな本を読み、セミナーにも行き、知識だけは着々と蓄積していたかも。

それが、昨日、ぱっとつながって「ああ!そういえば私って…」って、思い出したというか、記憶がつながったというか、ほんとびっくりしました。

だって、つい数ヶ月前まで、自分のことを、WEB系の人とか、会社を経営する人とか事業者とかWEBショップオーナーとか、あるいは修行中のファンタジー作家とかいうふうに定義していたけど、まさか自分がスピリチュアルな活動をしたい人だったなんて。

っていうか、それを「忘れてたって…」いったいどうなってるんだと。唖然。

こういう世界に興味をもった最初のきっかけは、シャーリー・マクレーンの「アウト・オン・ア・リム」で、20代だったから、1980年代かな。
もともとSFやファンタジーは好きだったので、宇宙人系とか、チャネリングとかも興味があって、今、内容をちゃんと思い出せないけど女優だったシャーリー・マクレーンが瞑想とかして超常体験をする話、面白かったのです。

あの、ジュラシック・パークとかで有名な、作家のマイケル・クライトンも、瞑想セミナーでサボテンと会話して、それから生活が一変してしまったという自伝を書いてますよね。

そういうのに憧れたんです。
なんか、平凡な日常でない、すてきな世界があるんじゃないかなーって。

でも、そういうのに憧れて30代前半で受けた瞑想ぽいセミナーでいやな体験をしたこともあり、指導者がグルみたいになってるとこには近づきたくない。あと私が思ってるのはどうも人とは違うみたいだから、スピリチュアル的に上にいる(と自称する人)から全否定されたこともあって、そういうのもいやで人と語り合うのは敬遠していたし、仕事関係者が見るかもしれないmixiやブログ、facebookなどには、あえて書かないように秘密にしてたってのもある。

それに、そういう傾向っていうのはただの興味関心で、私が現実にやりたいことには関係ないかなーとも思ってた。

けど考えてみれば、今やってる仕事でも、結局のところ、直感とかひらめきとか、時々はアイデアが降りてて来て、ってこともあるし、娘にはコツコツまじめに働いてないって言われるけど、そういう意味では確かに、ただ黙々と作業をするのは苦手で、ひらめき型。

でもたぶん、そのひらめきが知りたくて、いまだにつとむが私の意見を聞きに来るのではないかと思うんだ。
私としてはそれが、責任転嫁されてるみたいで荷が重くて、社長を辞任したんだけれど。
ただひらめいてるだけなのに、ひらめいたから最後まで責任もってやりとおせ、的な話になると、そんなこと言うならもうひらめかない。ひらめいても言わない。って、なる。

それに、いずれにしても、現実の仕事は私のやりたいことと、なにか違う、という違和感はずっとある。
ただ、突然一家の収入がゼロになったから、しかたなく始めた。けど、その状況が終わったのになぜまだ続けないといけないのか分からないって、思って。

セス・ブックを読んで、だけど、そういう展開になるのも、私の中の観念にしたがっているだけなので、そろそろそういう、私はいつも望みが叶わない、いつも損ばかりする私、みたいなバージョンをやめて、どんどん幸せになっていく私。広い世界にはばたいていく私ぽいバージョンに移行する。って思った。

人間にもこういう、羽化 みたいな時期があるよね。
昨日までの、おとなしく、理性的で、いつでもしゃんとしてて、まともで、そう、いつもまともで、間違ったことは言わない、いいかげんなことはしない、まじめな郁子さん。いつも冷静な郁子さん。

そういうキャラの着ぐるみを被ってたかもしれない郁子さんとはもうお別れ。

です。

※ セス・ブックの内容については、とてもじゃないけど、説明できません。セス・ブック、でググるか、上の音声動画を聞いてみてください。個人的には、キリスト教のバックボーンをさほど要求しない語りかなと思い、内容こそややこしいけど、神とか聖書の引用があまり出てこないのは受け取りやすくていいかなーと。

でも、いちばん好きなのは、エイブラハムですよ。話が平易ですからね。

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