来年10月『エリザベート』名古屋公演決定!〜「ゲーム・オブ・スローンズ」に「トミーとタペンス」

鬼が笑うっていうか、ずいぶん先の話だけど、名古屋公演が決定したそうで、来年の楽しみができました。
中日劇場、出口が少なくて、帰るときいつも災害時の避難かという人混みで圧死しそうになるのでつらいけど、絶対行きます。
…あの横に幅広くて奥行きが短い感じの客席はお芝居を観るのに向いてるとは思うけど。でも音響はいつもイマイチな気がして…。御園座に続いて、こちらも建て替えが待たれます。

まだ演出が小池先生だってことしか決まってないようですが(これは当たり前)
キャストがどうなるか、その発表を待つのも楽しみですねー。
でも多分、今年のバージョンの全国ツアー版って感じなのかな。


今年の秋は、星組みっちゃんの「ガイズ&ドールズ」が当然ながらすごく評判が良いので、東京公演を見に行こうかどうしようか迷ってます。
楽しい作品で、歌声もすばらしいってのは、見ないでも分かるんだけど。
ちょっと、自分の中で宝塚熱もミュージカル熱も冷え込み傾向なんですよね。

最近はもっぱら、スカパーオンデマンドで「ゲーム・オブ・スローンズ」を見ながら、原作(氷と炎の歌)を読んでます。
人物も多く関係も複雑なので、映像で見てから本を読んだほうが、物語の進行を理解しやすいです。

このドラマ、映像で見るととてもグロいですが文章で読むともっとエグいです。夢に出てきそうな勢いです。
実際、中世ってこんな感じだったんだろうなと思うと、平和な現代に生まれてよかったって思います。

にもかかわらず続きを知りたくてしかたなくなる中毒性の高い危険なドラマなのです。
ようやく今週から、第五章のオンエアが始まるので、それは録画しながら見ていくつもり。

全体に暗い場所で進行する場面が多くて、パソコンで見てると何が起きてるか分からないほどですが、テレビでみるとわりにきれいに見えたりして、テレビのモニターって動画を見るためにあるんだなって、今さらながら再認識したりしています。

とにかく「ゲーム・オブ・スローンズ」すごいです。
タイトルを見て、ま〜た、魔法使いとか妖精とか出てくるRPGもどきかと思ったのは完全に間違いでした。
たくさんの人物たちがいろんな場所で同時進行でそれぞれの人生を生きていて最初は戸惑うけど、テレビドラマ版を見て、何度か読み返すうちに人物のことが理解できて、全部のメインキャラクターに感情移入できてしまうのはすごいです。

普通はたったひとりの主人公に感情移入させるのがせいいっぱいなのに、こんなマルチな進行ができるなんて、すごすぎる。


それから、もうひとつ。
さっきぼんやりテレビを見ていたら、NHK BSプレミアムで「トミーとタペンス」の新作ドラマをオンエアするそうです。

トミーとタッペンスって、アガサ・クリスティーの中で私が一番好きだったシリーズです。
特に最初の、第一次大戦の終戦直後が舞台の、トミーとタッペンスがペアを組むなれそめの話が一番好きで、実は去年だったか、改めて文庫本を買って読み直したくらいです。(昔の文章そのものを読みたくて、あえて古いバージョンを中古で買いました)

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久しぶりに読むと、ストーリー自体は平凡に感じたんだけど、10代で(1970年代に)読んだときには、わくわくどきどきしたものでした。古き良き時代だったかも。

今回のバージョンは、5作あるシリーズの2作目と3作目を元にしたものだそうで、こちらもオンエアが楽しみです。
吹き替え版しか放映されないみたいで、それがちょっと残念かな。オリジナルキャストの声が聞きたいので、字幕版が好きです。


という感じで、この秋はテレビドラマで楽しめそうです。

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