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これを読みました。
うーん…(~_~;)
これは書評がどうのとかいう問題じゃありません。
本としてどうかというより、人生の問題というか。
OSHOって、その方面では超絶有名な人のようで、私の中では「グル」という認識で、まあはっきり言って敬遠していました。
というのも、OSHOの瞑想をやった友人が、それまでに輪を掛けて高飛車になって、私のことを知りもしないのに決めつけてああだこうだ言い始めたのがうざいと感じたことがあったりしたので。
でも読んでみたら、別におかしなことは言っていないし、家族のために自分が犠牲になるのは当然だの、お金なんてなんとでもなるだの、私が不快に思った言動は、OSHOの教えではなく単にその人の観念と思い込みだったようです。
で、OSHOの主張というのは、端的に言えば「今を生きろ」ということで、それってスピリチュアルなメッセンジャーはほぼ100%同じことを言っているわけなんだけど、ほかの人たちがオブラートに包んでることをずばっと、「それを言っちゃ身もフタもない」ってとこまで言い切っちゃってて、気持ちがいい反面、今までの努力も全否定って感じもして、
ひさしぶりに、ちょっと、衝撃を受けました。
だからと言って、今までの全部が無駄だったわけでもなくて、追いかけても幻のように逃げていくあるいは、手に入れたとたんに黒い鳥に変わってしまうとしてもやっぱり、人間って青い鳥を探すのが好きで、何かそういう手に入れたいものがなかったら、冒険の旅に出ることもないわけで、それがどんなに暗愚だろうと、そこからしかスタートできないようになってるって話なんですが。
でもまあ、読んでよかった。
ほんと最近ずっと思ってること、なんでここにいるんだろうとか、いろんなことがたまらなく退屈で死にそうだとか、そういう私のことをどっかで見てるんじゃないかというような文章でした。
今に生きるっていうことは、未来や過去を手放すっていうことだから、毎日ありもしない未来を空想して暮らしてる私にはそんなことできないかもしれないけど。
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