最近、モノにも心があるのかも、と思う時があります。
具体的には、本。
買ったけど面白くなかった本はそのまま何も考えずにAmazonのマーケットプレイスで売ります。
古い本はいつでもいいけど、新刊はなるべく早く出品します。
というのは、やってると分かるけど本の中古価格は新刊が一番高くて、その後はどんどん下がる一方なので、なるべく早く、価格が高いうちに売った方がいいのです。
でも、買って読んでまあまあだった、というあたりの本は微妙です。
持っていたらいずれ読み返すかも、と思うのでなかなか売りに出せません。
なのですが、何ヶ月かたつうちに、「あ、これはもういらないな」と分かる時があります。
昨日もそうでした。
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付属のCDも未開封のまま本棚に置いてあって、何度開いても、良い本だとは思うけど、心に刺さるものがなくて。
そしたら昨日、その本が
「おれ、もう余所へ行くわ」
と言ったので、すぐにAmazonに出品しました。
(うそです、もののたとえです、そういう感じがした、というだけの話です、本がしゃべったら怖いです)
そしたら半日もせずに速攻売れたので「ああ、この人が呼んだのか」と思ったわけですが(^^ゞ
状態が良いのでうんと高く売れて私は喜んだし、買った人もそれが最安値なので得したと喜んでるはずだし、本棚から出て人に読んでもらえて本自身もうれしいだろうということで、これが三方良しというやつですね。
最近ではもう紙の本なんかいらない、電子書籍でじゅうぶんだという説もあり、私自身もめんどくさい時とか、中古の価格が高くてお得感がないときなどKindle本で済ませちゃうことも多いのだけど、紙の本には電子書籍にない「物質感」があって、物質らしく、ものをしゃべるというか(しゃべらないけど)、何か意思があるような感じがするんですよね。
図書館の本のように、人の手を渡り歩いて痛んだ本にもそれなりの味があるしね。
欲しいのは本に書いてある情報だけという場合は電子書籍でいいけど、本にはそれにないなんらかの情報が付加されているというのも確かなことです。
読み終わった本はAmazonかブックオフに売って、次の読者に出会えるようにしてあげましょう。
「売る」といえば、今朝こんなのを読みました。
若手起業家が学生時代の過ごし方を振り返る – ログミー
私も41歳で個人事業を始める前、ヤフオクでいろなもの売ってました。
じゃあ、私にも起業家の素質があるってことかな?
なりゆきでやってるとしか思ってなかったけど(^^ゞ
言われてみれば、仕入れて売るとか在庫を持つとかいう感覚は、ヤフオクでリサイクル子供服を売ってたときに身につけたかも。(要するに仕入れは安く、在庫は少なく、ということですが)
こうして本を売ってるのは確かにヤフオクの延長線上で、売れたときの「やった!」って感じとか、変動する相場感を感じれるのが楽しいからなんですけどね。
ヤフオクに比べたらAmazonで本を売るのはめちゃ簡単だから片手間にできるしね。
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