今年前半の楽しいチャレンジが終了しました

「ザ・サブリミナル」終了

1月から受講していた「ザ・サブリミナル」というセミナーが5月で終了しました。

昨年12月に受講を決めて、今年1月から毎月1回のリアルセミナーと毎日のfacebookグループでの課題実習がルーティンになって、楽しみでもあり挑戦でもあり、非常に充実した日々が送れたと思います。

思えば、自分で勉強会の主催をずっとやってきていたけど、お金を払ってセミナーを受講するのは20年ぶりくらいで、とっても刺激になったし、受講生のみなさんと、仕事のしがらみのない自由な関係でお付き合いできるのも新鮮でした。

「ザ・サブリミナル」は、名古屋は大須のモンキー・フリップというメガネ屋のオーナーの岸正龍さんのセミナーでフォレスト出版が主催です。

フォレストといえば苫米地英人氏が有名です。苫米地さんは私もいっぱい著書を読んだし、YouTube動画も見ています。話は難しいけど独特の話術が癖になって、ぼーっと聞き続けてしまうのが不思議。

岸先生の「ザ・サブリミナル」では、エニアグラムを応用した「エニアプロファイル」という独自の手法で相手のプロファイルをして、それぞれのタイプに沿って対応していくという、主に営業や対人スキルに特化した内容になっています。

まずは9つのタイプの特徴を知り、芸能人からアニメのキャラ、まったく知らない一般人まで、写真や動画を見て、タイプ診断をするという実習を、facebookグループで毎日おこないます。

合わせて、月に1度のリアルセミナーでは、実際に受講生同士でペアを組んで、さまざまな心理スキルを使って話をしたり聞いたりの実習をします。

対人スキルゼロの私には、どの実習もハードルが高くて、特に、知らない人と3分間話をする、あるいはあいづち、うなずき、バックトラックをしながら聞くなど、たいへんストレスでした。

ただ、わずかな時間でもやるとやらないとでは大違いで、実習後は、人に会って話すときも以前よりは落ち着いて、会話ができるようになったかな、という気はします。

タイプ診断

本来のエニアグラムは、性格診断ではなくひとつのセラピーのようなもので、意識の深層まで探りながら一生をかけてタイプを見ていくようなものだそうです。

ですが、相手のタイプを知るのに一生をかけていたら、営業にも対人関係改善にも使えないため、エニアプロファイルでは最も表面に見えているタイプを暫定的にその人のタイプとして、それに寄り添って対応していくことをめざします。

どういうタイプがあるのかは、エニアグラムの本やサイトで見ていただければと思いますが、問題は、自分のタイプです。

自己イメージは主観的すぎて、客観的な判断が下せないため、質問シートによる自己診断はほとんど当たらないと言われています。

「ザ・サブリミナル」のセミナーの目玉は、そのタイプ診断をしてもらえるというところです。 タイプについての理解が進んだ4月に、全員のタイプ診断がありました。
先生と、マスターコースの人たちが数人、さらに受講生も含めた10人くらいのグループを前にいくつかの課題についてしゃべり、それについてさまざまな質問に答え、その様子をもとに、全員が意見を出します。

私のタイプはここには書きませんが(分かる人には分かるかな)
エニアグラムでいう「ホーナイ」が遊離タイプだという自覚はあったものの、まさか「ハーモニクス」が楽観だとは、自分では予想もしていなくて、先生とマスター数人が「絶対、楽観、間違いない」と断言したのを聞いたときは、のけぞりました。

この私が。
こんなにもあれこれ考え、考えに考え、先の先の段取りを考える私が「楽観タイプ」だなどと、誰が思うでしょう。

でも、私をあまり知らない人たちが、私の雰囲気や醸し出すムードを見て「ほんわかして楽観ぽい」というのですから、自分の自己イメージはどうあれ、外からはそう見えているのでしょう。

それにしてもまさかのタイプだったので、アイデンティティの崩壊というか、これまでがんばってきた路線が、無駄ながんばりだったかもという可能性に気づいて、それから1ヶ月くらい考え込んでしまいました。

でも、考えれば考えるほど、確かにそう言われればそうだよなーと思い当たることが多いし、仕事でもプライベートでも、無理して、できる人の真似をしようとしてきたのも事実だし、この機会にそういうのやめてしまって、本来の自分が持つ特性に素直に、特性をそのまま生かせる方向で生きてみようかな、と思うようになりました。

若い頃ならまだしも、アラ60’sの今でもまだそんな気づきがあるなんて、まさに驚天動地、青天の霹靂。

新しいチャレンジ

「ザ・サブリミナル」の受講と並行して、まったく別の場所で、小原仁さんという人の心理学系の勉強会にも5月から参加しはじめました。

こちらは正当派(?)の精神世界の勉強会で、ケン・ウィルバー の著書をテキストにゲシュタルト心理学っぽい手法で実習したりします。

無意識を味方にサブリミナルリンクをするという岸先生のセミナーとはまたひと味違った、それでも仁さんの豊富な知識に触れるのが楽しい勉強会で、知る人ぞ知るというか、どこでも宣伝してない会なので、参加できた幸運を大切に、学びを深めたいと思ってます。

また、それとは別に、Amazonでぼんやり本を見ていたとき偶然見つけた大嶋信頼さんの本がすごくて。めちゃいっぱい出版されてるんだけど、図書館で予約しようとすると貸し出し中で順番待ちになる本も多くて、すごい人気なんじゃないかと思うんだけど、内容がちょっと不思議。

基本的には暗示で自己催眠系かな、と思って何冊か読んでいたら、大嶋さんのお師匠さん、エリクソン催眠の人だったんです。それで、な〜るほど、だからか〜、と思ったんです。なんか不思議な感じなので。 エリクソン催眠といえば「ザ・サブリミナル」の岸先生もエリクソン催眠のファン。
いつもエリクソン催眠の先生に怒られる話をしています。

エリクソン催眠って、自然な感じですっと入る、不思議な感じの催眠かなーと思って、それから興味が湧いて、今、図書館でミルトン・エリクソン関連書籍を借りて読んでます。

いつか、私も実際に催眠の練習をしたいなーと思うので、来年には何かひとつちゃんとしたトレーニングを受けたいと思ってます。

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