【宝塚】愛するには短すぎる/Heat on Beat

宝塚好きな次女といっしょに行くはずの月組全国ツアー浜松公演。
今回は事前に休日の申請をして休みが取れてたのに、直前に突然、休日が変更に!!
急きょ、代わりに行ってくれる人を探したものの見つからず、ひとりさびしく浜松まで行ってきました。

前日までは普通にJRで行くつもりだったけど、当日になったら妙に寒くて、歩いていくのがイヤだったので車で行ってしまいました。浜松は、ウィンドサーフィンをやっていた頃に行き慣れているので、道は探索済み。
ですが、豊橋市内がけっこう渋滞して、2時間くらいかかりました。Googleのtransitの予想時間、どんぴしゃ。

今回の座席は2階の最前列。
位置は中央。

会場のアクトシティ浜松は、ま新しいきれいなホールで、シートの幅も座席の足もとの間隔も広めにとってあって、快適でした。

お芝居の印象は…ひとことで言って「薄いっっ!」て感じ(~_~;)。
なにしろ前回が宝塚大劇場の8列目で見た「銀河英雄伝説」ですから(・・;) あの派手さに比べると、ストーリーも舞台装置も質素すぎと思えるのは致し方ないでしょう。。

ストーリー的には、9月に名古屋の市民会館で見た星組の「琥珀色の雨にぬれて」に近い恋愛ものですが、あちらは有名なスタンダードナンバーに乗せた豪華なダンスシーンがいっぱいあったのに比べて、こちらは、コミカルで軽妙なテイストは好感するものの、派手さに欠ける印象はいなめず。
後半のショーも、あの、登場するだけで舞台が狭く感じるような柚希礼音の圧倒的存在感とパワーに比較すると、可もなく不可もなくあっさりした感じ。…もしかしたら出演者の人数が少ないのかな、今回の月組のほうが。。

もちろん、新トップスターの龍真咲はめちゃ綺麗で文句なしのスターなんですけどまあ…もともとそういう人だし、ある意味予想通りでした。

そんな中で、今回、強烈に私の印象に残ったのは、星条海斗(せいじょう かいと)。
お芝居の中での役も面白かったけれども、驚いたのはその立ち姿の美しいこと。
キレのあるダンスと洗練された身のこなしで、群舞のシーンでもひときわ目立ちます。

これはもう男役というより、男性そのもの。
りゅうとした姿は日本人離れしている…と思ったら、ほんとにアメリカ人とのハーフなのでした。道理で。

DVDでは主役を中心にセリフのある役をカメラが追ってしまうので、こういうのは、ナマで舞台を見てないと気づかないかも。やっぱし見に行ってよかった。いいもの見させてもらって眼福。

そして出てきたら美しい夕焼け。

夕刻に混雑する豊橋・蒲郡市内を通過するのは無謀だと思ったので、帰路は東名高速を使いました。
予想外に浜松市内が混雑してインターまで30分くらいかかったけど(道路が未整備なせいですね。浜松市内は昔のままの一車線の街道が多くて自動車は通りにくいけど、風情はあって好きです)、東名に乗ったらそこから先はスムーズで(岡崎近辺の渋滞が始まる前に降りるので)、2時間以内で帰宅。この選択は正解だったかな。

夕闇の浜松で渋滞にはまってるとき、頭上を自衛隊機が超低空で横切るので爆撃されるかとびびりましたが、どうやら日没で帰投する戦闘機が続々と基地に帰ってきてるだけのようでした。こんな市街地に基地があるとは。
航空機の裏側って滅多に見ることないけど、戦闘機の裏側にはたくさんいろんなランプがついていました。全体的に三角形に近いし、夕闇の空で見るとUFOっぽくもあり。うむむ。

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