ディスカバリーチャンネルで元旦から「世界を作った男たち」という特集を放送していて、スティーブ・ジョブズのパートを見たくてビデオに撮ったのですが、実際に見てみると、それよりも、億万長者の投資家ウォーレン・バフェットと、マイクロソフトのビル・ゲイツの番組のほうが面白かったです。
ビジネスの巨匠たち バフェットとゲイツ | ディスカバリーチャンネル
ジョブズのパートは、ライターや関係者による回想なのに比べて、バフェットとゲイツのほうは、本人が出てきてしゃべっているので、メッセージが直接伝わってくるし、ふたりともジョブズに比べたら「普通の人」なので、組織の管理の仕方とか、人材の登用の方法とか、他の人でも参考にできるような内容だったと思います。
で、録画を2回見たあとで、私が理解したのは
・人生は投資だ
・勝とうと思うなら、勝つ馬に賭けないといけない
という、なんとも当たり前の、事実。
私の人生の失敗は、間違った「馬」に賭け続けてきたことだと思う。
負ける馬をどうしたら勝てるようにするかを、ずっと考えてきたけど、結果を出したいなら、賭ける相手を変えればいいだけのことかもしれない。
さてここで問題です。
賭ける人がいれば、賭けられる馬もいる中で、自分はどのポジションを取るべきか。
私自身は、競走馬として、果たしてどうなんだろう。
レースにも出てない無名の馬。
弱いか強いか、データさえない馬。
負け馬に賭け続けるのと、データのない馬に賭けるのと、さて、勝機はどちらにあるでしょうか。
難しい問題ですね。
バフェットの場合、投機はしない、投資するだけ、と言っていましたから、過去の実績で勝ったことがある馬にしかお金は賭けないと思いますが、さてさて、馬の立場から見たらどうでしょうね?
願わくば、走る馬として、勝つ馬として、多くの投資家に賭けてもらえる馬として、レースに出てみたいものです。
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