雨とか花粉とか戦争とか。

雨。
集金に来た信金のヒトがひどい花粉症でつらそうだった。
私はといえば2週間ほど前から、抗アレルギー薬を始めました。ちょうどほら、大阪のドラマシティに宝塚の公演を見に行く前日に、なんかヤな予感がしたので行きつけの耳鼻科に駆け込んで。

慣れない都会に出ると、ビル風に乗って花粉が舞い上がってて発作にみまわれることがあるので要注意です。
田舎は花粉の供給源が近いわりには、田んぼや畑が多くて地面に落ちた花粉は舞わないので、意外とラクなのであります。

なんて、花粉の話をしてると鼻がむずむずしてくるわ。。。

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いよいよ3月。
消費税増税と、東急ハンズに新商品が登録されたので、それらを含めてお持ち帰り用パンフレットを全面改訂。

版下作成とか、少部数で刷ったものに誤植があってシールを印刷して貼るとか、版下を修正して追加注文するとか、いろいろと、印刷物関連で用事が多くて、Macとにらめっこの数日を過ごしました。

とりあえず発注が終わったし、コピーして使ってもらう注文用紙の作り直しも終わったので、あとは完成品が届くのを待つばかりです。

今回初めて修正シール貼りをしたけど、光沢紙のシール用紙にインクジェットで印刷したシールは、驚くほどくっきりきれいに印刷できてるし、台紙からも剥がしやすい工夫がしてあって、なんかいろいろ進化してるなーという感じ。

パソコンがなかった時代はこんなのも全部、印刷屋さんに出すしかなかったなんて、もう想像もできない世界です。

あと、イラストレーターとフォトショップも、すばらしいですね。
時々しか使わないので、昔知ってたワザしか繰り出せないけど、「こんなことできないのかなー」と検索すると、たいがいのことについて、簡単なやり方の解説ページがヒットします。

教則本とかで基本的な使い方を覚えれば、あとは検索だけでじゅうぶん使いこなせそう。ソフトウェア付属の「ヘルプ」なんかより、一般Peopleが書いたブログ記事のほうが、100倍充実してるしね。

うーん。
やっぱりすごい時代になった。
こういうのを「集合知」と呼ぶのでしょうね。
正解が限定される項目については、ネットの集合知はすごいと思う。

ただし、国防や外交などのあらかじめ正解が設定されていない問題については、「知」より「愚」が生まれる確率のほうが高そうだけど。

「愚」で思い出したけど、ニュースによれば、ロシアがクリミア半島に云々の動きがあって、東ヨーロッパ方面が騒がしくなっているそうです。

テレビを見ていたゆとり世代の長女に
「クリミア半島って昔から戦争が起きやすい場所なんだねえ」
って言ったら
「なにそれ、聞いたことない」
と言う。
「えっ、あ、そうか、高校では日本史と世界史のどちらか一方を選択で、日本史しか習ってなかったんだったね」
「うん。世界史なんてチグリス・ユーフラテス文明くらいしか知らん」
「えーーー、それってちょっと、ざっくり過ぎ( ̄□ ̄;)!!」

これが大学卒なんだから困ったものです。
メソポタミア以後、さまざまなことがあっての「今」なんですけどね。
ちなみに多分、彼女はチグリス・ユーフラテスがどこにあるのか知らないんじゃないかと思うけど、怖いから聞きませんでした。。

話は唐突に飛ぶけど、
クリミア半島にせよ、朝鮮半島にせよ、地政学的に大国に侵攻されやすい地域というのはあるので、今回とかも「だから戦争になっちゃうんだよね」という理解も間違ってはいないんだろうけど、もっと根源的には「ヒトは戦争が好き」なんじゃないかと思います。

NHKの特集でこんなに毎年毎年、太平洋戦争の悲惨な現実が放送されて、もう何が何でも絶対に絶対に、絶対に戦争なんかするものか!!!…と思うのが当たり前にもかかわらず、人々が見る映画・読む小説・プレイするゲームに、どれだけ戦争ものが多いことか。

ゲームに至っては、戦争シミュレーション、ずばりそのものまであって、まあ、人間というのは必要もないのに戦うことを考えるもんだなーと、あきれるばかり。

だから、放置しておけばもう自然と、なにかの口実を見つけて、ヒトは戦争をするのだろうと思います。人類の平和と繁栄だなんて、た・い・く・つ、ですものね。

だけど実際に戦争が始まったとき、作戦司令部にいるのと現場にいるのとでは、雲泥の差なので、私たちとしてはそこだけはきっちり、注意して見てないとなーと思います。

日本だろうがアメリカだろうが、負けた国だけでなく勝った国ですら、悲惨な思いをして身体や心に消えない傷を負うのは、末端で戦う兵士なので。国家の勝ち負けと、個人の勝ち負けは、必ずしも同じではないということを肝に銘じて。

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