自分の身体は自分で守る!「ゆる体操」に取りくみ中

今回、腰が痛くなりはじめたのは昨年9月で、けっこう歩くのが不便なくらい痛かったのでいきつけの治療院に行ってなんとか歩けるようになり、そのあとは普通に生活していたのだけれど、12月くらいにまた痛くなり始めて、年明けにはお風呂場ですべって腰をひねり、身動きできない状態になりました。

激痛で運転もできないので家族に乗せてってもらって治療院にかけこむと、腰の故障は治りきってないくて、筋肉がぎゅっと固まってしまって神経を圧迫、脳からの「足をうごかせ」という指令が100%足まで伝わらない状態だったとのこと。

だから、ちょっとした段差でつまづいたり、風呂マットでバランスを崩したりするのだという話で、とりあえず仙骨あたりのゆがみを取って「3週間はおとなしくしといてくださいね」と言われて帰宅。

その晩と翌日はまったく、少し動くだけでも激痛で、夜は痛み止めを飲まないと眠れない状態で、仕事はもちろん家事も一切できないので、すべて家族におまかせ。

それが1月前半のことだったので、ちょうど1ヶ月くらいたちました。

痛みは、毎日少しずつラクになっているけど、まだ全快ではありません。数日前までは、椅子に座るのがつらくて、立ったり寝たりしている状態でしたが、椅子に座れる時間も徐々にのびて、ここ数日はブログが書けるくらいになりました。

というふうに、毎日ちょっとずつ良くなっているんだけど、100%痛みがなく、どんな動作をしてもだいじょうぶになるのに、あとどれくらいかかるか、わかりません。

そんな状態なので、ストレッチもままならないわけですが、それでも、なんとか良くなりたくて、YouTubeやAmazonでいろいろ探した結果、いきついたのが「ゆる体操」

ゆる体操は、実はかなり前から知っていました。
VHSのビデオも持ってて、その当時はときどきやっていたけど、最近はすっかり存在を忘れていました。

でも今回、腰痛自粛中に、ゆる体操の創始者、高岡英夫さんの本を何冊か読んで、ただ身体をゆするだけの体操に、実は深い深い理由があるのだということをしりました。

身体をゆるめる、つまり筋肉をやわらかくして、関節がくっついてしまうのを防ぎ、可動域を広げることで、運動効率も高まり、スポーツの成績すらよくなってしまうという、単なる健康体操の枠を超えたすごい理論だということが、わかったのです。

なので、今、できる範囲でゆる体操をしています。

心配事をするだけで身体は固まる

最初は、首や肩を動かすだけでも腰が痛くて、揺すれるのは手首と肘までで、だんだん、肩を動かせるようになり、首を揺すれるようになり、と、動かせる部位が増えています。

ゆる体操というのは、読んで字のごとく、身体を細かく揺らす運動なのですが、揺らすまえに、自分の手でゆるめたい部分を「さする」のも運動の一部です。

皮膚をそっと撫でるだけで、細かく張り巡らされている神経に刺激が伝わって、その部位が活性化するそうで「気持ち良く」というふうに声に出してさすることでさらに効果が高まるそうです。

なので、揺らすと痛いときは、たださするだけにして、肩や背中、肋骨などを、手のひらや手の甲で触っていく、ということをしていました。

肋骨を触る、というのは、普段の行動の中でぜんぜんやったことがないので、すごく気持ち良く、骨に沿って触っていくだけで、肋骨全体がゆるむ感じがします。

そんなふうに「ゆるむ」ということを意識するようになると、生活の中で、ときおり、肩や胸のあたりの筋肉が固くなっているのに気づくことがあります。

そういうときってだいたい、何か、心配事について考えていたり、これからやらないといけないことについて考えて緊張していたり、つまり、現実に何か起きてるんじゃなくても、頭の中である種のことを考えるだけで、筋肉が固くなる、こわばるのです。

そうして考えると、今までの何十年、とくにこの数年は、毎日、いろんな心配事を考えたり、それを解決するためにどうしたらいいか考えたりすることが、一日の大部分を占めていました。

自分でも、そういう生活に疲れ果てていて、ちょっとでも考え事を止めて、心配事から逃げるために、パートに出て気分転換をしていたくらい。

でも、そういう生活で身体が固まって、動作にも支障が出て、腰痛などの症状につながるなんて思ってもいませんでした。
でももしほんとに、そういうメンタルなダメージが身体にも影響するのだとしたら、そんな、自分の身体を犠牲にしてまで心配しないといけないようなことってあるだろうか、世の中に、自分の身体以上に大事なものってあるだろうかと、思って、ちょっと、今までの生き方変えたくなりました。

若い頃はどんな無理をしても、身体自体の若さやエネルギーで吸収できていたのだろうけど、ある時点で無理の分量が身体の力より大きくなって、そういう無理に押しつぶされるように身体は衰えて、固まって縮こまって、エネルギーが通らない身体は元気を失って、歩けなくなり寝たきりになり、死んでいくんだなと。

つまり、加齢で衰えるって言ってることの全部じゃないかもしれないけど、かなりの部分は、身体じゅうの関節がぎゅっとくっついて固まって動かなくなる結果、起きてくることなのかも。

今回、腰痛が治りそうになっては悪化することが何度も重なって、ついに、寝たきり生活を経験したのは、60歳という、若者から老人への過渡期の時期にあたって、自分の身体をケアするということは、すなわち、自分の気持ちや気分をケアすることでもあるのだということを、教えてもらったのだなと思います。

腰痛が治って、今までの生活に戻るのではなくて、腰痛をきっかけに今までの生活を改めて、健康でしなやかな身体を取り戻し、気持ち良く生活する、というのが私の目標。

だから、私の気分を悪くするようなことは、私の健康を損なうことなので、断固拒否だし、よけいなことを心配する癖はこの機会にすっぱりやめる。ましてや、他人の責任を背負って走り回るなど、もってのほか。

もはや、自己中で、自分を優先に生きないと、マジやばい。
だって、私の身体が損なわれて痛みに苦しんでいても、誰も肩代わりはできないのだから。むしろ、自分を守るのは自分の責任で、義務だと言ってもいいくらい、大事なことだと思います。

高岡英夫さんのゆる体操関連本はこちら

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