スティーブ・ジョブズの1本の電話が「ピクサーの運命」を変えた | ピクサーのいままで語られなかったお金の話 | クーリエ・ジャポン
facebookで見かけたこの記事きっかけで書籍購入。
PIXAR <ピクサー> 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話 | ローレンス・レビー
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4866511133/
ひっさびさに面白くて、一気に読んでしまった。
ピクサーのIPOに関する細かいやりとりがとても面白かったってこともあるけど、やはりいっしょに仕事をしている相手が「スティーブ・ジョブズ」であるというところが、この本の最大の魅力。
レビ—も、最初から最後まで、ピクサーの文化と生み出される作品、そしてジョブズに夢中になっていた様子が伝わってきて、ある種の感動があった。
ビジネスって、モノをたくさん売って利益を出す活動、って思うけど、ジョブズがやりたかったことは、それよりもっと大きくて、誰も信じないけど自分はやれると思うことを、妥協せずにどんどんやる。
でも、ただ無謀なチャレンジをするのじゃなくて、ちゃんと人を見て、こいつは信用できると思った人と組むし、とことん議論を尽くしたり、プレゼンの準備を徹底的にやったりもする。
ジョブズほどでなくても、こんな人と組んで仕事ができたら、どれほど刺激的だろう。
また、自分がそのように、誰も信じない夢を妥協せずに信じて、まわりの人にまで信じさせる人になれたら、さらにすごいことだ。
そして、人の夢を信じてついていくか、自分の夢を信じて人にも信じてもらってやっていくか、人生は、そのどちらかだ。
とにかく、ジョブズの魅力が伝わる、ステキな一冊だった。