電子書籍ってメルマガに近い存在になるのでは?

東でTwitterが流行ってると聞けば走り
西で電子書籍が主流になると聞けば駆けつけ
あちこち走り回ってご苦労様です>業界の方々

まーTwitterについては手軽なツールとして連絡に営業に今後も使われるでしょうが、電子書籍が流行るからと言って飛びつくのはどうかと。
特に、販売スタンドをめざそうという作戦は、初期投資が必要な分、コケて本業を(ますます)圧迫する危険があるので、よーく見極めたほうがよいのでは。。と要らぬ老婆心。。

だって、つらつら考えるに、電子書籍って本の代わりにはならなくて、せいぜいメールマガジン程度の存在にしかなれないんじゃないかと思うんですよね。。あるいは読み捨ての雑誌程度にしか。

なぜかと言うと、長期間保管して何度も読み直すというのが、けっこうムズカシイんじゃないかと思うから。
音楽で言えば、iTunesみたいに単独のアプリで全部の楽曲を管理している場合は保管もラクですが、Amazonで買ったりAppleのストアで買ったり、はたまた出版社のサイトで買ったりすると、管理できなくて散逸しそう。

デジタルデータって、得意な人はできるかもしれないけど、私レベルの、めんどくさがりで、O型で、うっかり者な人間には管理がとっても大変です。

パソコンのファイルだってバックアップ!と思ってCDに焼いてたのが、ドライブ壊れて読めないとかザラにあるし。
デジタルデータって全然信用できません。私は、プロバイダーの設定情報とか、ソフトウェアのシリアルナンバーなんかは即!印刷して、クリアファイルに保管してます(^^;

…そういう私のような人間が日本人の平均だと考えると、全部の本が電子書籍になって紙の本がなくなるわけがないってことが、実感として分かるでしょう(笑)

なので、それを以て紙の本の代わりに、というのは違うのでは?と。
すでにネット内に販路がある書店や、システムを自前で開発できるIT系企業がやるのはいいけど、出版社が自らやるようなことかと。思うんですが。。

ただまあ、移動中にさっと読めば充分な勝間本みたいなものはどんどん電子書籍化する、というか、電子書籍にはそういう内容のほうが向いているから、軽い内容の本が増える(分量も文体も、内容そのものも)と予測します。

で、それが200円とかの低価格で提供されたら、今の有料まぐまぐみたいな感じで、軽いノリで気軽に消費する習慣ができるかもしれません。むしろ、まぐまぐより買いやすいので、もっと大量に売れるはず。

私としては、それはそれで、あってもいいなと思います。
勝間本も今は(本を買うのがもったいないから)買わないけど、場所をとらない電子書籍なら読みたいです。なので、とりあえず電子書籍普及は楽しみです。

追記:そんなことを書いてたらこんな記事が…
iBooksの詳細がアップルサイト上に登場 次のiTunesでは”book”タブが登場!?
取り込まれますとも、iTunesに、喜んで(^^;

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