僭越ながら便乗で、勝間和代論とか

前回エントリーの「勝間和代vs池田信夫」は、結局のところ、議論などかみ合うわけもなく、くだらない展開になったらしいので、ウォッチは終了です。
どこで何が起きたか分からずじまいながらも、以下を読むと、まぁ多分くだらないことだろうから、分かんなくてもいっかぁ〜的なことで。

「複雑な問題」というのは、単に整理されていない問題だから 〜続・池田信夫論


誰かのブログのコメ欄などでやるならまだしも、Twitterなんかで展開されてもね−。そんなもん追えるか。
今回の議論(議論になってない)の中身は置いといて、今回の件について、あちこちのブログで言及されてるのを読むにつけ、ほんとに今は勝間和代さんの独壇場だなぁという感想。

成功するということ、あるいは多くの人の注目を集め影響を与える立場になること、について考えさせられます。

つまり…

・成功するためには、必ずしも正しいことを言う必要はない、というかあえて、少し間違っていて、誰もがツッコミを入れたくなるようなことを言うことである(ツッコミどころを残してさしあげるサービス精神)

・反対意見に出会っても行動レベルで「ひるまない」「あきらめない」「止まらない」(内心の葛藤は別として)
40代前半の女性の彼女が、年上の男性からバッシングを受けること自体が、人気向上の要因になっている。

・彼女は、年上・先輩・社会的強者の言うことを素直に守り、いい子でいることが成功の秘訣だった昭和の常識を覆す、21世紀風の成功哲学を体現したアイコン(象徴的な存在)になっているのではないか?
高学歴・高年齢・高地位の人がバッシングすればするほど一般ピーポーからの人気が高まる構図。今や誰も彼女を止められない。

…などということを、つらつら考えましたです。

本来ならば、ほりえもんの成功とIT系ビジネスの興隆で、第二の三木谷がいっぱい現れて終わばよかったものを、利権に執着する年寄り連中がみんなして引きずり下ろして(というふうに、ライブドア株とか買ってない一般ピーポーには見えてたはず)、これから働き盛りという青年たちが

「ぼくらのヒーローは誰よ!」

と未来を見失ったところに、どこからともなく勝間和代が超然と現れ(本人には、そのポジションを狙うつもりはなかったでしょうが)

そして、専門外のことでもなんでも構わず堂々と意見する女神のような(?)この女性に、みんな、頭がくらくらっとしてしまった…というところではないでしょうか。

しばらくは静観ということで。

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