小説の構成はどう組み立てる?

とりあえず今月は「白猫ピースケ」のストーリーを、電子書籍用に再構成したい。
と思うのだけど、このピースケのシリーズは、メルマガで毎週発行していたときはよかったものの、小説バージョンは正直、あまり面白くない。

メルマガバージョンは当初、小説じゃなくて、猫のピースケのエッセイみたいなものだった。多分。というのはログがないんだよね。。。信じられないことに。。。

当時、1998年か99年頃は、MacのHDDの損傷トラブルが何度もあって、原因は自宅の電気配線に起因する電圧低下らしいと分かって以降は、バッテリーがついているノートパソコンしか使わなくなってそういうトラブルはなくなったけれども、その頃のデータはあまり残ってないのだ。

まあ、残っていたとしてもそのまま使えるとは思えないので、いいんだけど、そんな経験から、今もデータ保存はクラウドと決めてます。

で、なんの話だったかというと、小説。

ピースケ本は書き直したい。
直すというか、これはもう違う話でいいんじゃないのか的な。
小説の主役はやっぱりキャラクターで、ピースケのキャラは(自分の中で)はっきりしてるんだけど、登場人物はとってつけたような、うすっぺらい紙みたいな感じ(自分の中で)。

やっぱり、物語が始まるには、それなりの必然性みたいなものが、必要だよねえ。。。と思ったり。

しかし、実は、頭の中に去来するのは、これとは別のSFファンタジーの設定。
去年だったか某コンクールに送ったものなんだけど、改めて考えると、キャラクターそれぞれの抱える事情が違っていた。
明らかな味方と思って書いてたのが実はそうではなかったとか、敵は敵で隠れた事情を抱えていたらしいとか。

キャラクター設定が変わると、それぞれの行動の意味が違ってくるので、プロットの中で誰がなにをどうしたというときの、その理由が「ああ、だからそうなんだ」と納得できるとか。

自分で考えた話なのになにこれ意味わからん。
作者なんだからさー、そういうのは先に言っといてくれなくちゃ。。。

って。

なんか小説って変な世界。
考えるのは楽しいんだけど、とても書ける感じがしませんわ。

でもこれ多分、集中力の問題があるかなーと思う。
自分の脳をどれくらいそのことにフォーカスさせられるかという、ある意味物理的な問題なような。

集中しはじめると突然、ものすごく眠くなるのは、脳のキャパを超えるような無理なことをしようとしてるのか、それとも?

いずれにしても、こういう断片的なイメージを寄せ集めてひとつにするには、なんらかの工夫が必要な気がする。

以前は、ホワイトボードに書き出したり、スケッチブックサイズのノートにチャート図みたいなのを書いたり、もちろん付箋やカードを作ったり、なんとか系統立てて、話を整理しようと工夫したんだけど、どうもうまくいかない。

読み返したときに、考えていたことが、再現されない。

結局、思いついたことはだ〜っと文章であらすじ的に書いていくしかなくて、それはそれでいまひとつ、読みづらく。

今、ひとつ考えているのは、出たアイデアを人に話す、という方法。

これは、筆文字の仕事では使っている方法で、理由は当然、かかわる人間がふたりいるので、自分の中で考えているだけでは実行できないから。

だけど、浮かんだアイデアを相手に話すと、相手が理解する前に、自分が理解できる、ってことがよくある。
裏をかえせば、話す前にはほんとうには理解してない、不確定な状態だったということ。

で、自分が理解すると、そのことの問題点や実行に必要な手段などの、次のステップが、自分自身で見えてくるので、その段階でようやく実行に移せる。

アイデアは空想の中にある段階では不確定な妄想。
と仮定すると、どこかでこれを確定しないと、次のステップに進めない。

というわけなので、私の考える小説の構成を、誰かに話して聞いてもらいたい。

・・・ような気がする。

以前は、話すと消えちゃうような気がして、そんなの無理って思っていたんだけど、最近、話しても消えないことが分かり。
もちろん相手から否定されるとへこむかもしれないけど、少なくとも消えることはないと思う。

だれか聞いてください。なんて。まじ自分の妄想を話すなんて恥ずかしいわー。ないわー(~_~;)

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