聴衆とミスマッチな自分って…

どうなんでしょう、記事を読む限り、面白いお話だったんじゃないかとおもえるのですが…
中部電塾というのはクリエイター向けの勉強会なのかな?よく分かりませんが…

私には、講演を頼まれて行ってみたら、自分がすごく場違いだった…という体験があるんですが、そういうのはよくあることなんでしょうかね。。

思い出すのは一昨年だったか、とある母子家庭支援グループの依頼で、私の「むかつき☆シスターズ」の頃の話をさせてもらったことがあります。
具体的には、2001年に元夫がうつ病で引きこもって、突然収入が途絶えた私が、気が狂ったネズミみたいに走り回った話です…(>_<)
ただ、その解決法は、結局のところ、「夫が悪いとか世間が悪いとか、まわりのせいにしていないで、自力で切り開くしかない」と思っているので、その時もそのように話させてもらったわけですが、最初の、私が苦労している話の時は会場に「うん、うん」とうなづく姿が見えたのに、後半私が突破口を見つけてトライしていく話になると非常に反応が悪かったです。

最後の質疑応答や終了後の感想を聞くと、こんな感じです。

(1)それで結局先生は生活が安定したんですか?もう絶対安心って言えるんですか?
(2)先生みたいにパソコンが使える人はいいけど、私たちが面倒みてる方たちはそういう技術もないし…
(3)先生のだんなさんは復活して働き出したからいいけど、私たちが面倒見ているのは、暴力とか酒乱とかで、シェルターに保護しないといけないような母子家庭だから参考になりません

(1)にはちょっと驚きました。自営業である以上「これで絶対安心」ということはありえなく、いい時があれば悪い時もあって、それを乗り越えていくのが事業というものなのに、毎月決まったお給料があって、保健も年金も会社が手続きしてくれて、退職金まで期待する、雇われ人感覚なんですね。
食うに困ってにっちもさっちもいかない時でもまだ、誰か(企業)に頼ろうとするのは、時として不利に働くかもと思うのですが、自分で事業をやるなんて考えもしないという人種です。

世の中の大半の人はそうなのかもしれませんが、この方は昨年来の状況で、企業はすでにあてにならず、自分の人生は自分で面倒みるしかない(自己責任で選択の上、就職というのはアリですが)ということを少しは分かってくださったでしょうか。きっと分かってないでしょうね。。

(2)(3)は同じ穴のムジナです。
他人の芝生が青く見えて、自分の中の青い鳥を探そうともしないパターン。
スタート地点がどれだけ低くても、1歩ずつ登っていくしかないのに、まわりの、うまくいっている人と自分を比べて卑下しているうちは何事も動きません。

私は、

これだけ巷に成功本があふれかえっているのに、このひとたちは本屋に行ったことがあるのかしら。
そんなに、その日のご飯にも困っているひとがいて、本気で助けたいと思うなら、なぜもっと勉強しないんだろう。

と、会場のあまりにも平凡な反応に、びっくりしたものです。
いやしくも、人をサポートしようなんて思うなら、その人の目線でいっしょにいるだけでなく、ちゃんと顔を上げて、先を見通して、針路を示してあげないと。

意識低すぎです。

…という話じゃなくて、今日、私が書きたかったのは、
私は決して困っている家庭の支援が目的で「むか☆シス」を公開していたわけじゃないのに(ただおもしろがってもらいたかっただけで)、そういうミスマッチな会にお呼ばれした時は、やっぱり、辞退させてもらったほうがいいのかな?ということです。

その時は、勉強会の主催者の人が毎回講師を探すのに苦労しておられるみたいで、私の古いサイトも熟読してくださった上でのオファーだったので、感謝の気持ちを込めて引き受けさせていただいたのですが、引き受けて、行くと決めた以上、聴衆がどのようなレベルであっても瞬時に対応できるようなスキルが自分にも必要だったのかなと、反省します。
とはいえ、今でもどう話せばよかったのか想像もつきませんが…(-_-;)

でもまぁ、私は人前でしゃべるのは好きじゃないし、しばらくそういう機会もないでしょう。
もし次に講演台に立つとすれば、今とは状況が大きく変わった時だろうなと思います。。。

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