今日はようやく月組「HOLLYWOOD LOVER」のDVDを見ました。
ヤフオクで落札してからまるっと1ヶ月ぐらい、放置してしまいました(¨;)
もちろん初めて見るお芝居ですが、妙に既視感が…
イタリア人の主人公にアメリカの映画撮影チーム?「クラシコイタリアーノ」にそっくりじゃーん。
心構えとしては、「THE LAST PARTY」に似てるのかなーと予想していたんだけど、そっちはそれほどでも。
上演の順番としては「クラシコイタリアーノ」より「HOLLYWOOD LOVER」のほうが古いので、あっちがこっちに似ているわけですが、大空祐飛さんの歌やお芝居、そしてメイクやスーツの着こなしも、この「HOLLYWOOD LOVER」ですでにトップの風格です。
…と、こんなふうに、すでに退団してしまったスターさんの若い頃の作品を後追いするのは一抹の寂しさがあります。
でも、だからと言って、現役の人たちを一生懸命見なくてはいけないか、というと、それもやっぱり違う気がするし。こういうのって、ノリとタイミングですね。。。
ちなみに、劇場で見た人のブログでは「泣けた」と評判の「THE LAST PARTY」と「HOLLYWOOD LOVER」ですが、あたしはどちらもイマイチで、それより「クラシコイタリアーノ」のほうが何倍も泣けました。
どうやら私、色恋沙汰の展開では泣けないみたい。
クラシコイタリアーノではラスト近くの、育ててもらった親方に向かって「…おやっさんみたいな職人になりたかった」って言うところで、号泣なんですけど。。。
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そして、暇な時には「モンテ・クリスト伯」を読んでいます。
もちろんきっかけは宙組公演ですが、
昔読んだ「巌窟王」の話が懐かしくて、近所の本屋で探したら岩波文庫で出てたので2冊ほど買って、あとはもったいないので、図書館へ行って、借りてきました(けっこう長いんで)
さすがに文体が古めかしいし登場人物も分かりにくく、さくさくは読めないけど、じりじりと読んでいます。
けっこう面白い。
だけど宝塚版は、あの銀河英雄伝説でこの世のものとは思えぬ美貌を見せてくれた凰稀かなめが、まさかの巌窟王。さすがに扮装が汚すぎてうむむー。
これは見に行かないと思います。。とか言って、本番を見た人から「泣けた」という声が聞こえたら速攻、行くかもしれないけどw
なかなか、がっつり泣けるようなお芝居や映画ってないですもんねー、貴重だわ。