ほぼ１年ぶりでしょうか、
仮店舗状態で放置していた筆文字ショップに、手をつけました。
昨年秋に消滅したショップはEC-CUBE（の古いバージョン）だったのですが、仮店舗はWordPress+WooCommerceです。理由は、ハッキング騒ぎでどたばたしてるさなかにサクッと作るにはそれがいちばん簡単だったから。
WooCommerceは、その昔、私がそのEC-CUBEショップを作った2011年頃にはまだまだ使いにくく、日本語解説も少なくて、選ぶならWelcartかという感じでしたが、それから月日がたち、現在では日本国内でのコミュニティもありますし、すごく良くなりました。
それに、なにせWordPress上で動いてますから、ブログも書き放題、固定ページで商品情報ページも作り放題、SEO効果も期待できて、とりあえずの仮設とはいえ、そのあとも長期的に使うのに適してると思います。
まずは商品登録。
とりあえず１種類しか登録してなかった商品を、追加する。
といっても、商品一覧は、以前のショップが消滅して見れないため、ローカルに残っている商品写真をもとに一覧表にして整理。商品写真を品番のファイル名で管理していたのでよかった。ショップやってる人は多分みんなそうしてると思うけど。
で、額を仕入れないと決めた商品は廃番として、残った商品の分の商品写真をまとめてメディアにアップロード。数百枚あるので、何度かにわけつつドラッグアンドドロップ。これだけでけっこう時間がかかった。
それができたら、商品登録。
以前のデータがないので、ゼロから書いていく。かなり面倒。
でもそこはWordPressだけあって、額の説明とか、色の解説とか、たくさんの商品で共通して掲載するような内容は、ショートコードにして使い回しちゃう。さくっと。
WooCommerceの商品ページはブロックエディタに対応してないので、３カラムのレイアウトとか作れない。けど、普通に投稿や固定ページではブロックエディタが使えるので、そっちで作ったやつをコピペすればＯＫ。めっちゃラク。
という感じで、最初の１つを作るのに、半日くらいかかりますが、ひとつ作ればあとは複製でどんどん追加できるのでラク。
あと、使ってるテーマはなんとLightningで、一般的にコーポレートサイトを作るのに向いていると言われてるLightningが実はWooComerceに対応してるって、知らない人、多いんじゃないかなー。
テーマがWooCommerceに対応しているというのは、つまり、自分でテーマに手を加えなくても、トップページに新着商品が表示されたりとか、商品紹介ページのレイアウトがあらかじめ用意されてるとか、多分、そういうこと。
多分って言ってるのは、私の場合、WooCommerceをインストールして有効化したとたんショップができあがっちゃってたので、Lightningがどこをどうサポートしてくれてるのか、よくわかんなかったです。
そうじゃないテーマを使っていたら、ショップの体裁を整えるのに苦労したんだろうな、と思うだけで、ほんとにそうなのかどうか、わざわざ試してみるつもりは全然ないので、永遠に分からないままです。
そんな作業をしながら、普通にサイトの色合いを変えたくなったり、部分的に表示を変えたくてCSSをいじくったり、ごちゃごちゃ。
そんな中で、意外にむずかしかったのが「カゴに入れる」ボタンの色。
デフォルトのボタンはWooCommerceのテーマカラー、例のラベンダー色なんだけど、さすがに地味じゃん？
赤に変えるのがお約束でしょ？
と思ってCSS調べて変えみたけど効かなくて、めんどくさいからググったら、なんとそれ専用のプラグインがありました。
WooCommerceのボタンの色を変えるプラグイン、ですよ？
笑っちゃうね。でも需要があるのはわかります。だってCSSめんどくさい。
と、そんなことをしはじめて、今日で３日目くらいかな。
ちょっと時間があると筆文字ショップを開いて、ごそごそと作業しています。
ひさしぶりに楽しい。
EC-CUBEのときもショップがどんどん整備されていくのは楽しかったけど、いかせん、WordPressと比べて、便利な機能が少なすぎ。なおかつ古いバージョンなので、なんでもかんでもHTMLベタ書きで、泣きながら作業してたのに比べると、ほんとーに、今は、WordPressと新しいブロックエディタのおかげで、魔法のように作業がはかどって、超絶たのしいです。
去年はショップは消滅してへこたれたけど、一方で、楽筆の会員制サイトの構築とかはウキウキしながらやってて、楽しかった。
それができあがって安定運用に入った頃に、コロナ自粛になって、それから半年、WEBじゃない別の仕事で頭がいっぱいになってたのが、ようやく落ち着いて、そして１２月、ついにショップ復旧作業にとりかかりました。
なんといってもWordPressだから、またゼロからSEOやっても前と同じくらいには持ち直せるんじゃないかと。せっかく商品があるので、またちょっと、がんばってみようかなと思ってます。
