【海外ドラマ】キリング/26日間 ☆突き詰めれば愛


海外ドラマ『キリング/26日間』オフィシャルサイト | 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント

Amazonプライムで、シリーズ1〜4まで視聴。

原作は北欧ドラマなのですが、本作はアメリカ版。

最近見ていたドラマはみんな基本的に1話完結で、CSIにしろメンタリストにしろ、どんな事件も1話で解決してしまうのだけど、この the Killing は、最初の殺人事件にはシリーズ1と2の全話を投入していて、なかなか解決に向かわない。誰もが怪しいし、目が離せないサスペンス仕様。しかも主人公のリンデンは性格がかなり偏っているし、相棒のホールダーも元麻薬中毒のダメ系人間という設定で、どうなのこれ、って感じで始まったのが・・・

まあ、どこまでもどこまでも、話はややこしく、

性格の破綻度ではホールダーよりもリンデンのほうが根が深いことが、生い立ちが明らかになるにつれてだんだんわかってきて、

シーズン3の終わりでは、ありえない展開にあっけにとられ

シーズン4が最終シーズンだけどどう考えても悲劇的な結末しか予想できない、どう回収するんだろうと、はらはらしながら見守って、

最後にはもう殺人事件の解決なんかそっちのけで、リンデンの痛々しさに胸を打たれ、やんちゃなホールダーが見せる優しさと共感にじんわりして、

最終回の後半を、何度も見直して、4回目くらいに見たときには、人物たちのほんのわずかな表情やしぐさが、言葉にできない気持ちを表してることに気づき、泣けました。

全体にどんでん返しの多い展開なので、伏線を確かめたくてシリーズ1から見直そうとしたけど、あまりにも暗くて悲惨な話なので、全部見直すのはあきらめました。たぶん、どう転んでもいいような思わせぶりなカットが多数用意されていたけど、伏線として回収されたのは一部だけなような。そんな感じ。

特にシリーズ1と2のストーリーは、3つのチームがそれぞれの思惑で動き回るので、複雑な展開で、こういうの考える人ってすごいなーと。

でもそれよりなにより、全体を通して、このお話の柱は、孤児として誰からも欲しがられず人を信じられない孤独な女性が最後に愛に目覚める話、というふうに私は思いました。ホールダー役のジョエル・キナマンがめっちゃくちゃいい味を出してて、この人の演技なくしてこの話は成立しなかっただろうなと思うほどなんだけど、男女の愛を超えた普遍的な愛を感じさせるお話で、ほんとにひさしぶりの感動作。

というかテレビドラマでこんだけずっしり感動させてもらったのって、過去に記憶がないかも。

あまりのすばらしさにふだんはあまり調べない脚本家まで調べてしまったわけですが、コールドケースにもかかわった、Veena Sud という人が製作・脚本でした。こういうじんわり系の作風なのかな。

そういえば親と子の愛の問題も、シリーズ全体を貫く大きな柱になっていました。
海外ドラマを見てると、里親に育てたれた生い立ちのキャラクターがいっぱい出てくるけど、里親とか、ステップファミリーとか、普通にあるんですね。

どんなドラマも突き詰めれば「愛について」がテーマですね。

突き詰めればこの世界には愛しかない、という話もありますし。

こんな美しい愛の話を、私もいつか書いてみたい。という見果てぬ夢。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク