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この記事は2014年10月18日に書いたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください

【宝塚】花組エリザベート雑感(追記)

2007年 雪組バージョン

『伯爵令嬢』のことを書こうと思うんだけど、気がつけばあれから『エリザベート』のことばかり考え続けています(^^ゞ キャスト的にはベストで、無敵な布陣だと思うのに、なぜこんな未消化な感じがするのだろうと…。

上のリンクは2007年のものですが、実はこの前半をCS放送で見たことがありまして(後半はブレーカーが落ちたせいで録画できていなかった!!!)、彩吹真央版のフランツ・ヨーゼフは、扉の前で「開けておくれ…」と泣き言をいってる姿が気の毒で、ああこの人ったらお母さんには支配され、嫁さんにはつれなくされて、なんて可愛そうって普通に同情できたんです。こういう男の人、普通にいるよね。基本的に女ごころが分からないので、なんでも言いなりになっちゃうんですよね。
そもそも、エリザベートのことをよく知りもしないのに、ひとめぼれして強引に結婚しちゃうところから無理があったんだしって。

でも今回のみっちゃんバージョンでは、そういう、ちょっとどんくさくて気の利かない男性っていう感じがしないので、扉の前で「開けておくれ、戦争は続くし財政は破綻してるし、もうどうしていいか分かんないんだ…」とめんめんと泣き言をたれる姿に、違和感が。

なんかやっぱり、貫禄があるからじゃないかな。立派な皇帝に見えすぎて。

彩吹真央は美人さんで、正直、皇帝というより皇太子っぽい、ういういしい感じがして、このナンバーがぴったりだったかも。歌も超絶うまいけど、それ以上に役にはまっていたかもしれません。

それから、子ども時代のルドルフ皇太子が歌う「ママ、どこにいるの?」というナンバーがあります。このシーンは録画できてなかったので、あとからYouTubeやiTunesStoreで音楽だけ聴いて、それほど良いと思わず、注目していなかったのだけど、今回、お芝居の流れの中で聴いた時は、ものすごく心を打たれました。

子育てをめぐってあんなに壮絶バトルを繰り広げたのに、肝心の子どもは放置されてて、ママ、どこにいるの、お部屋は暗くてこわいよ。ぼくは(お母さんに認めてもらえるくらい)強い男になりたいんだ、昨日の猫を殺したんだよ。と言いながら、でも正直、猫が可愛そうだったとつぶやくいたいけな子ども。

その子の心の叫びを受け止めたのは黄泉の帝王のトートだけだったというのが、のちの悲劇につながるわけですが、この短いシーンの、(本来子どもが演じるので)ボーイソプラノの透き通った声で歌われる美しいこの歌こそが一連の出来事の悲劇性を端的に表現していて、言ってみれば『エリザベート』全体が、この歌を中心にぐるぐる回る展開になってる、お話の「肝」なんだな、というふうに思えてきました。

歌は誰のバージョンでも、子役として歌うため、そんなに絶唱もしないんだけど、それでいいというか、それがいいんだと。

まとめとしましては、お芝居の中の歌っていうのは、ただうまく歌えばいいってもんじゃないんだなーと、今回は身に染みて感じたことでした。まっ、あたしが身に染みてもしかたないんですけど…(¨;)

でもお話の構成についてはいろいろ学ぶところもあって、勉強になります。はい。

というわけで『伯爵令嬢』は次の回にて。
(忘れてしまいそうだ…)

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