この記事は2012年12月20日に書いたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください

フジコ・ヘミングソロコンサート@名古屋

12月18日、名古屋でフジコ・ヘミングのソロコンサートに行ってきました。

あとで考えてみたら、自分でお金を払ってクラシックのコンサートに行くのって、もしかしたら人生初だったかも。今までは、チケットをもらったとか、知人が出ているから聞きに行くとか、そういうのが多くて。
でも今回、行って正解でした。予想以上に良かった。

ステージ側の席で、客席を埋めたお客さんを見渡すことができます。
フジコさんの顔が、ピアノに隠れて見えないんじゃないかと心配しましたが、大丈夫でした。

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CDなどで聞く演奏と同様に、カラフル。色彩を感じる演奏でした。
不思議ですね、音なのに、色を感じるんですから。

あと、ずーっと長い時間聞いている間に突然、二度ほど、何か扉か窓みたいなものが開いて、ヨーロッパの石畳の街の空気がさーっと流れ込んできた感じがしましたが、あれは何だったんでしょうか。錯覚にしてはクリアでしたが。

普通のピアニストの演奏は、フジコさんに比べると非常に正確で、それを、輪郭のある下絵をきれいに塗っているような感じとたとえたとしたら、フジコさんの演奏は、輪郭線のない白いカンバスに、好きな色をどんどん塗り重ねているような感じです。

個人的には、およそ、ピアノという楽器でそういうことができるとは、思いも寄りませんでした。
なにしろ、遅れず走らずミスタッチなく正確に弾くことイコール、ピアノだと思っていたので。

音楽としてどうなのか、音楽シロウトな私には評価できませんが、その強烈な個性と演奏を通して「伝わる何か」に感動しました。

で、私もフジコさんのように、それが世間の尺度に照らしてどうなのかと気にする気持ちを超越して、自分の思うことを、思うように自由に表現しながら生きていけるようになれたらいいな、と思いました。

それから、今回、急きょ余ったチケットを引き取ってくれたKUROさんと、コンサート前にご飯を食べながらお話できた時間もステキでした。
かれこれ10年近いおつきあいかと思うけど、KUROさんも私と同じ時期にピアノを習っていたとは知りませんでした。もともと持ってる能力的には文系↔理系みたいに正反対な部分もあるんだけど、大学も同窓だし、なにげに隠れた共通点があるようで、感性にも似たところがあるようで、いっしょにフジコさんの演奏を聴くことができて、すごく良かったなって思います。

P.S.
さっき、Amazonで偶然見つけたのですが、今月発売された文庫本があるようなので、こちらも読んでみたいです。

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