この記事は2012年7月8日に書いたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください

【読書】誇りと復讐 / ジェフリー アーチャー

感動したっ!
ジェフリー・アーチャーは天才だ!

ジェフリー・アーチャーは子どもの頃から大好きで、長編はほとんど持ってるんですが、ここ20年ほど遠ざかっていました。
でも、年を取っても全然衰えてない。

はらはらどきどきの展開、胸のすくエンディング。
復習モノにもかかわらず、怨念とか、どろどろ感もなく。
おまけに、自分自身、えん罪(?)で投獄された経験をもとに、刑務所内の様子がめちゃ生き生き描かれているとか、すごすぎる。

文句なしの★5つ。

復習モノであると同時に法廷モノでもあるので、けっこうややこしいシーンが多いけど、それよりも、携帯もインターネットもある現代イギリスが舞台なのに、主人公を含めて下層階級の庶民は文盲だったりとか、サーをつけて呼ばれる貴族階級がいまも莫大な資産と地位をもって生きているやら、「へー」と驚くようなイギリスの暮らしが描かれてるのが楽しいです。

あと、庶民が資金を運用する銀行が「香港上海銀行(HSBC)」って書いてあったりして、そのへんはやっぱり、かつて世界の覇者だった英国ならではのグローバルさ加減。

それから、裁判の相手が、国ではなく「女王」なのも驚きだし、スコットランドの弁護士はイングランドの裁判を担当できないなどの記述を読むと、同じ島国でも、日本全国どこでも日本な我が国とは、違う成り立ちなのだと分かります。

そういえば、英会話の先生がイギリス人だったり、イギリスに留学したヨーロッパ人だったりした時は、必ず、イギリスとイングランドは同じではない、という話を延々と聞かされました。

イギリスには、イングランド・スコットランド・ウェールズと北アイルランドがあるので、イングランドではなくグレートブリテンとか UK とか呼ばないといけないとか、
しかしグレートブリテンはブリテン島のことなので、北アイルランドが含まれないので正しくないとか、ぐだぐだ言って、最終的には何が正しのかよく分からないという始末w

本人たちにとっては、イギリスという国より、イングランドとかスコットランドとかいう区分けのほうが、いまだにしっくり来ているようです。サッカーのリーグも別々ですしねー。

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