この記事は2012年1月11日に書いたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください

「本気」には「100%投入」という1種類しかない

この間、新春アスリートトークという番組をうやっていて、なでしこジャパンの澤選手、安藤梢選手、男子サッカーの長谷部誠選手、水泳の北島康介選手などが出ていたので、録画して見てみました。

そして話を聞いているうちに、今までの自分が「本気」について、間違って考えていたことに気がつきました。

多分、「本気」っていうのは、1個しかなくて、その意味は全身全霊、生活のすべてを賭けて、エネルギーや時間を出し惜しみすることなく、私生活を含めて全部を投入するような、ほんとのほんとの「本気」のことなんです。

有名なサッカー選手のインタビューを聞くと、みんな、必ず同じことを言います。
「今日一日の練習に、全部を出し切る」

試合じゃない日々の練習でも、もうこれ以上できないくらい必死になる。
練習試合でも、本番さながらの気迫で全力を出し切る。
そうやって、毎日のパフォーマンスからアピールしていないと、試合に出してさえもらえない。

試合から1回外されたら次はもうない、というくらいの危機感を、今でも持っているって、あの「キング・カズ」こと、三浦知良選手も「アスリートの魂」で言っていました。

鬼気迫るサバイバルな世界です。

今まで私は、たとえば、筆文字の売上を10倍にするのが本気だとしたら、筆文字の売上を2倍にするなら、その5分の1の本気しかいらない、って漠然と思っていたけど、はっと気がつきました。

売上を上げたい、成功したいなら、そこに、今ある力を全部投入しないといけないのです。
そうしないと、物事は動きません。

売上を2倍にするにも、10倍にするにも、注ぎ込む「本気」は同じ量です。
なぜなら「本気」には「全力投球」という1種類しかないからです。
全力の半分投球とか、20%投球とか、そんなのありえません。それはただの手抜きです。

じゃあ、2倍と10倍はどこが違うかといえば、単に、目標の設定値が違うだけ。
注ぎ込むエネルギーは同じなんだから、目標は10倍に設定したほうが得、というわけですね。

アスリートにたとえれば、フィギュアスケートで4回転ジャンプの練習をするのに、県大会で優勝するのを目標にしても、オリンピックで金メダルをとるのを目標にしても、必要な練習量は同じです。
県大会のほうがハードルが低いから、ちょっとの努力で4回転が跳べるようになるなんてことは、ありません。

それが私には分かっていませんでした。
目標が低いから、ちょっとの努力でクリアできる気がしていました。

でも、間違いでした。

自分の全部と投入するということが、今までやってきたいずれの仕事に対しても、できていませんでした。

ちょっとなにか、目からウロコが落ちたような感じ。

もとより、私が、他の人の人生に対して100%を投入できるわけがないので、筆文字で「私が」売上10倍なんて、設定そのものが間違っていましたが、それ以外の自分の仕事に対しても、私はいつも自信がなくて、今まで成功したことがないから成功の仕方がわからないというような、負けパターンの考え方から抜け出せませんでした。

でも、スポーツの世界を見ていると、それまで一度も金メダルをとったことがない人が、次々と金メダルをとっていくわけですから、経験したことがないからできない、なんてことが、あるわけがありません。

大切なのは、やり方を知っているかどうかではなくて、自分の全部をそこに投入しているかどうかのほうだったんですね。

成功するかどうか分からないことに、全身全霊を傾けるというのは、意外と冒険で、おおっぴらにやれることじゃないんですけど、でも、そういう、がんばれる人に私もなりたいと思います。

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