この記事は2011年4月11日に書いたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください

若者は立ち上がって怒ったほうがいい。どのみち背負うんだもんせめて意見くらいは。

はぁ〜怖い。
自分で見ても、前のエントリーに貼ってあるYouTubeの絵が怖い。
早く記事をたくさん書いて押し流し、目に触れないようにしよう…

昨日は、ようやく東京で反原発デモが2カ所くらい、あったようです。

1960年生まれの私ですから、デモは日常(少なくともテレビのニュースでは)で、とりたてて大変なこととも思わないですが、若い人の中には初めて日本人のデモ行進を見てびっくりした人もいるみたい。

暴力的なことはしないで!とかTweetしてる人もけっこういたけど、デモもストライキも暴力じゃありません。やむおえない場合の意思表明の手段として、個人に認められている、国民の権利のひとつなのです。

だってー、TwitterでどれだけRTしても、政府の方針なんてひっくりかえせないですよ。
特に、おおきな利権がからんでたり、すでに巨額の資金を投入している案件が、たかがネットの意見でひっくり返るわけがないじゃないですか。甘いよ。

賛同する人数を集めないといけないし、政治家が動かないとダメだけど、そのためにはできる人から立ち上がって声を上げるのも、ひとつの方法。

若い人は体力も気力もあるので、あとで後悔しないように、できることはできるうちにやっておいたほうがいいです。
今の団塊の世代の大人たちも、こういうのは若い頃さんざんやってきたんですから、若い世代も遠慮なくどんどんやったらいいです。

ちょっと話はずれるけど、今、認められているいろんな権利は、ぽんとどこからから与えられたわけじゃなく、先人が闘って勝ち取ってきたものも多いってことを、若い人は知らないかもしれません。

たとえば、私が新卒で公立の中学校に赴任したとき、最初の「婦人部歓送迎会」で、最年長の女の先生(定年間近)が立ち上がっていきなり

「あなたたち!(大規模校だったので、新卒の女性教師は数人いました)最初に言っておきますが、将来子どもができたら、産休と育休は絶対取ってください!」
「休んだら職場に迷惑がかかるとか言って、あなたが取らなかったら、次の人が取りにくくなるんです。」
「産休育休は、私たちが長年闘って、勝ち取ってきた権利です。これを形骸化させないのは、あなたたちの義務です」

私たちはまだ結婚もしてない、出産なんて考えもしてないので、いきなり産休育休を取れと言われて、しかも頭ごなしに命令されて、当時は、なにこの先生、おっそろしー、って思ったものでした。

でも、その職場では、産休と育休が取れるおかげで、出産で退職しないでどんどんキャリアを積んでいくすばらしい女性の先生がたくさんいました。子どもを産めば産むほど、度胸が据わってパワーアップするし、子どもへの愛情も深くなって、教師としての力量が高まるのです。

男性の先生たちも陰では迷惑がってることはあったけど、表だって批判すると逆つるし上げを食うくらいの勢いで、女性の産休育休は守られていたのでした。

こういう女性の権利だけじゃなくて、労働組合を作って自分たちの健康や賃金を守る権利とか、訴えたいことがあるとき、自由にグループを作って集会を開いてもいい権利とか、今では当たり前のことですら、認められない時代もあったんですよね。

それを思うと、今の自由な時代に生きている私たちは、その権利を最大に活用して、世の中が良くなるように運動しないといけない(少なくとも、そういう意識は持っていたい)と思います。

認められた権利でも、まわりに迷惑をかけるからとか言って行使せずにいたら、相手側の思うつぼ。

さっきも言ったように、そもそも団塊の世代はそういうのをやり尽くしてきました。
そのわりに、年功序列の終身雇用で年金も満額もらって、結果的に平和の恩恵を100%享受してるんだから、なんだか今の若い人は可哀相。

数時間のデモでさえ「住民にうるさいって言われるからやめたほうがいい」なんて、まわりに気をつかっちゃって。いい人も度を超すとただのアホ。

老人の年金や医療費に加えて、事故った原発も事故ってない原発も、後始末は全部、あなたたちの世代が背負っていくというのに。今のままでいいの?言いたいことは声をあげて言ったほうがいいよ。
空気読んで目立たなくしてればうまく世渡りできるなんて、幻想なんだから。

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