この記事は2010年10月11日に書いたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください

【本】楽園/宮部みゆき

重苦しいテーマかもしれないけど、宮部みゆきらしい語り口で、良かった。
人物の造形がすばらしいですね。やっぱり。
なんてことのないやりとりの中に「ほろり」とさせるものがあって、「なんでここで」と思うような場面で何度も泣けました。

でも私はどっちかっていうと宮部みゆきは時代物のほうが好きだなぁ。
あの「語り」が、時代劇に向いてるんじゃないかしら。よくわからないけど。

それから、来週の日曜から、WOWOWで「マークスの山」の放送が始まります。
http://www.wowow.co.jp/dramaw/marks/

高村薫は、宮部みゆきとは違った意味で、すごいと思う女性作家のひとりです。
軽快なテンポと人情味あふれる人物描写が身上の宮部みゆきに対して、高村薫の場合は、とにかく書くべきと思ったことは一字一句余さず書く!という感じで、非常に硬質なイメージです。時々、NHK教育などにチラッと出演してるのを見かけた印象では、文体がそのまま人間になったような、純粋でまっすぐで繊細だけど強い意志を持った感じの人。

文体は人物を表す?

日本人の女性作家では、宮部みゆき・高村薫・塩野七生の3人が、私の憧れです。
海外では…たくさん思い浮かびすぎて絞れません(>_<) そのうちランキング考えてみたいなぁ。

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