この記事は2010年9月11日に書いたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください

ビジュアルシンキングのすすめ

昨日は、名市大経済学部の学生向け集中講義のボランティア講師として「ソーシャルメディア」の講義をしてきました。予想以上に反応が良くて、多少のトラブルもありつつ時間配分もほぼばっちり!だったので、ホッとしました。
実は、この話が決まってからずっと、つらつらと「何を話そう」と考えていたけどまとまらなくて、今週になってから、前のエントリーで紹介した「描いて売り込め! 超ビジュアルシンキング」を読んでその方法を応用したら、さくっと流れができました。この本すごい。役立った。

どんなすごいメソッド?と思いきや、ただ「5W1Hを整理しよう」的な話なんですけど…
多分、そういうのが「絵で表現」してあるから、直感的にワタシのぼけた脳にも伝わったんですね…

絵で物事を整理するっていうのは、けっこう面白いやり方です。
絵では書けないようなアイデアもたくさんあるけど、そういうのをばっさり切り捨てて進むので、結果的に課題が整理されるし、人に伝えるにも、ほどよいシンプルさ加減になるような気がします。

さて。

こちらはタイトル通り、小説の書き方の本ですね。
著者の評論家清水良典さんは、地元名古屋の愛知淑徳大学文化創造学部の教授をしていらっしゃいます。
実は私、清水先生目当てでその学部に娘を行かたくて、滑り止めに受験させていたけど、結果的に公立に受かってしまったので野望を果たせなかったという…そんな下心を持ったことがあります。
ホントは娘じゃなくて自分が行きたかったんですよね−。
4年間たっぷり、創作活動で単位を取得できる大学って、すっごい楽しそうじゃないですか、ねえ?

それはさておき。
この本の中でも小説を「絵で描いてみる」という課題があります。マンガみたいに絵で語り始めてみると、まず「場所」の設定がないと始まらないってことが分かるというのです。

また、こちらの本の中でも…

ストーリーにとって重要なのは「場」である…ということが書いてあります。場所がない所でストーリーは進行しないって、よく考えてみると当たり前なんですけどね。

でもそんな基本的なことが、言葉だけで考えていると見えてこなくて、どこか分からない妄想の中で、妄想的人物が一人語りする…みたいなことになってしまうわけです。

ここはひとつ、下手でもいいから「絵」で書いて、ひとつひとつのシーンをつみあげていくのが良さそうです。

ちなみに…ストーリー展開のHowToについては、大塚英志で決まり。
たとえばこれとか…

物語の基本的な構造を分析した先人の研究をまとめた本で、主人公がきっかけを得て冒険の旅に出て、数々の試練を乗り越えて目的を達成し、故郷に帰還する構図を、いくつかのプロセスに分解して説明しています。
ファンタジーノベルの類型、ここに極まれり。
そう言い切っては身も蓋もないと思うけど、でも「指輪物語」も「ハリーポッター」も、この類型にちゃんと当てはまる展開になっているので、やはりここが基本なんでしょうね。。水戸黄門みたいに、最後は解決するって分かってて、安心して読み進められる構造というか。

…ですが、こういう本を何冊読んでも、作品はできてこないというのが、ツライところですね。
できたものをあとから分析するのと、まだこの世にないものを新しく作っていくのは、まったく違うプロセスのようです。

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