この記事は2010年4月16日に書いたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください

IT化に後押しされる自然回帰衝動。流れは来ている。

SecondLifeにしてもTwitterにしても、大きくブレイクするサービスを目にしたとき
「どうやってこれを利用して儲けようか」と考える派と
「どうやったらこういうサービスを構築できるだろうか」と考える派と、
世の中には2種類の人間がいるかもしれません。

お祭りを見たら、
「よし!ここに屋台を出して、たこ焼きを売って儲けよう」と考える人と
「この祭りの元締めは誰だ?どうやったら元締めになれるんだ?」と考える人の違いです。

うむ…たとえが悪くて、妙なイメージになってしまったけど。

私の中では「IT系ベンチャー」というのは当然後者、サービスの提供元=胴元をめざす人と勝手に定義していたのですが、最近のWEB屋は粒が小さくて。

適当にそのへんの無料サービス使ってこそこそっとサイト(ブログ)作って小金稼げりゃいいや的な…中には自分ではHTMLさえ組めないのに、他人の口上の受け売りでもっともらしいこと言って相手を丸め込み、いいかげんなサイト作って「へっ」とかおなかの中で舌出してるような手合いとか。

ひどいっ!
ひどすぎるっ!
君たちには「志(こころざし)」というものがないのか!
いやしくもIT系で起業するからには自分の腕一本で世界を変えてやるというような気概を持て!

と、最近、自分のことは棚に上げて、義憤に駆られること数多し。

けっこうソフトバンクの孫さんの講演をUTSで見て洗脳されましたね。間違いなく。

そんな私も。
今朝、台所にたまった食器を洗いながらふと思ったんですが、
「そういえば私って、理想をもって仕事をしたことがないなぁ」

仕事は常にお金のためで、お金になるならやるけどならないならやらない。
また、お金になるレベルまでやればよくて、それ以上やる必要はない。
そんな態度で仕事をしてきていたような。

でもやっぱり、どんなジャンルでも一定水準に達したら、そこから先は「理想」だと思うんですよね。自分が「どこまで成し遂げたいか」という理想を高く持たないと、そこから先へは進めないような気がします。

私としては、40代で体当たりでいろいろチャレンジしたことを、50代で花開かせるためには、やっぱり、今までの延長線上にいてはいけない。みんながやってるからとか、これが流行るから乗るとか、風見鶏なことやってる場合じゃない。

と、そんなふうに思います。

具体的には、今やってることをきちんと続ける。お客さんひとりひとりにきちんと対応する。あと、自分が作るもの、書くこと、やることすべてに本気で心を込める。など。
当然なことをちゃんとやるというだけのことですね(¨;)

今、時代はIT技術の進歩をてこに大きく変わっていますが、人間の本性は変わりません。

都会に住み、ぴかぴかのオフィスでクリーンな暮らしをしていても、最後には土に戻りたい。オーガニックな食べ物を食べたく、自然素材の服を着たく、休日には山や海へ行きたい。釣りをしたり、花を育てたり、ペットを可愛がったりしたいというのは、何万年も前から続けてきた暮らしにルーツを持つ衝動なので、たかだか数十年の変化では消えません。

IT化が進み、世の中が便利で無機質になればなるほど、その反動として、手触りやぬくもりが求められるのは、当然な反応。

どちらが良くてどちらが悪いというのではなくて表裏一体。ふたつで1セット。いわば抱き合わせのようなものです。

2007年から筆文字販売に仕事として携わってきて、ようやく、そのことが腑に落ちました。当初は、なんでこんな(失礼!)書家でもない、上手とも言えない、ただの筆文字が売れるんだろう…と理由が分からなかったのですが、求めているのは「手触りと温もり」そして目には見えない「気持ち」のようなもの、なのですね。

幸い、今はIT化の流れが速くて、世界中が怒濤のように音を立てて変わっていく有様で、これはもう放っておいてもその反動としての「自然回帰」ブームが(ひとりひとりの心の中で)起きるので、筆文字はこれからも売れ続けるるだろう。今年の夏頃に予定している手描き友禅作家さんの作品も、時間はかかるかもしれないけど受け入れられていくだろうという予感がします。

年商1億が今の目標ですが(おいっ)(^^;
本当の目標は、1枚の作品を1人の心に確実に届けること。
そういう(気恥ずかしいような)(甘っちょろいことを)まじめに、本気になってやること、です。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク

コメント

  1. […] 4/16に、当ブログのIT化に後押しされる自然回帰衝動。流れは来ている。 | fusigineko blog / dejavu-iで、 適当にそのへんの無料サービス使ってこそこそっとサイト(ブログ)作って小金稼げり […]