この記事は2010年3月16日に書いたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください

洗脳アタマで記事紹介&サラリーマンの副業は嫌いの巻

昨日紹介した「ぼくらの洗脳社会」に洗脳されたアタマで人気ブログを読んでみました。
気になったものをピックアップ。

日本に「明治維新」は再びやってこない – Rails で行こう!

新しい社会を作るには、明治維新の時のように、既得権益を持ってる連中でさえ、それを捨ててでも新しい世界の創出に寄与したいと思わせるような、明確なイデオロギー(新しい物語)が必要だというご意見。

非常にごもっとも。
でも新しい変化はイデオロギーでは語れない、どちらかというとカルチャーなので、戦中戦後育ちの人には理解不能でしょう。
今起きてるのは、外国が日本に攻めてくるんじゃなくて、外国が日本を飛ばして中国に行ってしまうという危機なので、明治維新のようにあわてて無理に変革しなくても、時を待てば変わるかも(世代交代)。

同じブログから
就職氷河期は新しい日本の始まり – Rails で行こう!

20年前から思ってたのは、日本の大企業ってつくづく人材の墓場だなあ、ということ。就活のときにおもっきり優秀な人たちをひっさらっていくわりに、そういう人たちの能力を十分に生かしているとは言えない。日立製作所なんて博士を1000人以上抱えているけど、この10年の累積赤字が1兆円超えてるものね。

当事者には気の毒だけど、このまま就職氷河期が続けば、自分の仕事は自分で作り出していくしかない、という風潮は高まっていくはず。一昔前なら大企業に取り込まれて塩漬けにされていた優秀な人たちが、そういう安楽な場所に入れないために、かえって尻に火がついたように走り回って起業するようになれば、たしかに日本の未来は明るいんじゃないの。ベンチャー企業だったころのソニーやホンダのような会社が雨後のタケノコのようにあらわれるかもしれないしね。

大企業に就職した優秀な人がベンチャーの雄として通用するとは私には思えません。
(多分筆者も思ってないでしょう、希望してるだけで)

なぜなら、彼らにはハングリー精神というものが欠如しているから。

成長期に圧倒的に貧乏だったとか、病気で死ぬかもしれなかったとか、女性だから大企業に残ってもトップに昇進できそうにないとか、とにかく安定なんて捨てても良い、このことをやり遂げたいという強い意志を持つに至る理由のない人は、どんなに優秀でも、ベンチャーの雄にはなれません(きっぱり)。

だってベンチャーなんて、未開の地を切り開くと同じで、道路(販路)もない、重機(資金)もない。
シャベルとツルハシで切り開いていく行為だもん。
(内面的な意味での)お坊ちゃまには向いてない。

上記ブログでも引用されていたちきりんの日記から。
やっぱり援助じゃないよね、というお話 – Chikirinの日記

世界中から集まる開発援助のお金がひどい現象を引き起こしているらしいアフリカについて。
寄贈された数冊の本を読んだ結果、援助や政府権力で社会を変えるより、ビジネスをしたほうが、変化が早いかも、と思ったという話。

そして、最貧国の援助を本気で考えるならまず世界最先端の金融界などで修行して「よそのお金を持ってくる」ではなくて「お金を生み出す」方法を学んだほうがいいという主張。

最初から公務員、NGO/NPO,政府系機関に就職して、他人が稼いだお金をせっせと配るより、「どうやったら富が生まれるのか」というメカニズムを知ることが重要なんじゃないかと再認識しました。

なるほど。ごもっとも。
世界一過酷な場所に思えます>アフリカ

——
まとめ

大変化は必ずしも上層部から起きるとは限らない。
新しいものは往々にして下層民の中から生まれ、広がる(注:私は「ベルサイユのばら」世代なのでフランス革命をイメージしています)
なので、革命を政府に求めるのは無駄。
政府は、変わっていく社会に合わせて選択しなおされるべきものであって、政府が国民を変えていくのではない(そういうのを独裁と呼ぶ)

——

など、つらつら思いながら。

でも、話を日常レベルに戻すと、私が見聞きする範囲で言えば、大企業出身の人はコスト感覚がズレてるので、個人事業をすると失敗しやすいと思うんですが、そうは思いませんか?

退職金をつぎ込んで会社作って居酒屋を始めたけど半年で閉めて(なんで居酒屋をやるのにわざわざ会社を作るのか、そこからして意味不明なんだけど)、不景気なので物件の売却もままならず…みたいな話、多い気がする。

ちなみに、最近では、サラリーマンの副業も増えていますが、私は基本的に副業の人とは組みません。
だって副業の人って何かあれば本業優先でこちらの仕事を後回しにして「いやーごめんごめん、仕事でトラブルが起きちゃって」なんて言い訳するんだもん。最低。

コスト意識も欠けてて、何度も打ち合わせして時間ばっかかけて全然請求できないとか、ザラだし。
自分は毎月給料が入ってくるから、「来月の生活費にするために、この制作費が絶対欲しい!」というこちらの事情が全然、わかんないんですよね。。

だから、サラリーマンで副業する人は、時給のアルバイトとか、ひとりでできるアフィリエイトみたいなのをやっとくといいんじゃないかと思いますね。そしたら自分のペースでやっても周りに迷惑かけないから。

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コメント

  1. longkey1 より:

    今回のエントリーとても勉強になりました。

    > (内面的な意味での)お坊ちゃまには向いてない。
    コレに尽きますね。
    もやもやしていたことが、はっきりした感じです。

    僕は(内面的な意味で)おぼっちゃまと自覚しているので、どこかで苦労しないと成功しないんだなとわかりましたよ!
    というか、そう考えると今の若い世代は向いている人が少ないってことになりそうですね。
    そして、もう一世代若くなると、ハングリーな人が増えるのかもしれません。

  2. IKUKO より:

    > longkey1さん

    ふふふ、すっかり私のブログに「洗脳」されましたね!

    だいたい、めちゃはみ出ることもなく普通に育ってきた人はたいていおぼっちゃま&お嬢ちゃまで、かく言う私だって立派な「お嬢様」(違^^;;;
    ほんと好きこのんでイバラの道を行くような人ではなかったはずなんですが…。

    longkeyさん、無理に独立を考えなくても、こういうご時世ですから、そのうち自然にそういう状況になってるかもしれません。
    仕事があるうちは仕事しとくといいですよ。

    いろんな事情でどうしても自営しかなくなった人には、ある種の必死さが生まれて、その必死さが人に伝わって、助けてくれる人が現れたりして、道が開けるものだと思う。。