この記事は2010年3月2日に書いたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください

Welcart→イプシロンテスト成功

※2016/06/28追記:WelcartはURLが変わりました。http://www.welcart.com/

すったもんだでSSL設定もでき、今日は、Welcart(Development Version)を使ってイプシロンへの接続テストに成功しました。
WelcartはUSConsortという企業が開発しているWordPressの(唯一の?)国産のショッピングカートプラグインで、現在、開発状況はとってもアクティブ。
フォーラムで質問すると速攻、対応していただけます。

さっそく私もお世話になっています…(^^;

開発版とはいえ、SSL接続とカード/コンビニ決済が可能になったので、じゅうぶん実用レベルではないかと思います。もうちょっとテストして、商品登録も進めて、レイアウトももうちょっとキレイにして、近いうちに正式稼働したいと思います。

なにせ、プラットフォームが使い慣れたWordPressなので、いろんな修正がとてもラク(どこに何があるかすぐ分かる、というレベルで)

イプシロン以外の決済代行会社をご利用のかたは、資料を提供すればモジュールを開発していただけるようなので、レッツトライ!です。

ではここで、シロウトながら生意気にも、ずっと話題にしているWordPressやWelcartなどのオープンソースソフトウェアについて、ちょっと書いてみます。その筋の方は読まずにスルーでよろしくw

オープンソースビジネスとフリー戦略

最近のIT業界では、無料サービスからスタートするビジネスモデルが注目されていますが、オープンソースも企業が業務として取り組む例が増えています。

オープンソースっていうのは、無料で配布されるプログラムのことで、ユーザーは自分でそれを改造して使ってもOKというライセンスになっています。

なにせ無料配布が原則なので、オープンソースのソフトをどれだけ作っても一銭の儲けにもならないんだけれども、たとえばWordPressのように世界的に成功してブログ構築ツールのシェアを取るレベルになると、情報も集積できますし、そのノウハウを使ったASPサービスを有料で提供するなど、さまざまなビジネス展開が可能になるようです。

無料でも人気のあるツールにはプラグインを作って提供しようという有志もたくさん参加しますし、そうして機能が拡張できるようになるとますますたくさんの人が使うようになる。
人がたくさん集まればおのずと道は開けるということで、結果的に参加した開発者は、有名になったり、仕事を得たりと、メリットが発生する。

ところが最初から有料にしてしまうと、ユーザーの裾野を広げるのに時間がかかってしまって、シェアを取れずにマイナーな存在のまま、鳴かず飛ばずで終わってしまう。ソースコードを公開していないので、拡張機能もすべて自社で開発しなくてはならず開発コストがかさむ…という展開も多くて、最近では、新しいソフトを開発するとき、企業であってもあえて最初からオープンソースで始めることもめずらしくなくなりました。

今shop.fudemoji.jpのほうで使っているEC-CUBEというショッピングサイトを作るツールもオープンソースですが、企業が開発しています。
私は使い始めて1年くらいになりますが、開発元の企業は、EC-CUBEのサイト構築を請け負ったり、独自にカード決済代行サービスを提供したりという所で、課金をしているようです。

いくらオープンソースで無料って言っても、PHPとかデータベースとかの知識がないと、なかなか要望通りにカスタマイズすることが難しいので、実際にはそうして構築代行サービスを利用するショップも多かろうと思います。

一方、最近のWordPressの有名なプラグインは、管理画面内からドネーションを求めるメッセージが出して、PayPalで小口で集金し始めています。なにせ世界規模ですから、けっこうな額になるのでは?ちなみに私も、All in One SEO Packというプラグインには募金しました。だって、すばらしいプラグインなんだもん。各ページごとにタイトルやmetaタグを変更できるんですよー。SEO対策楽勝!ていうかこれがなかったら無理。

オープンソースに関しては、いろんな考え方や関わり方、距離の取り方があると思います。
そもそもこんなことは全然義務じゃなくて、自分が使いたいものを作って、せっかくだからみなさんもどうぞ、って提供するところからスタートしたのがオープンソースマインドの始まりたと思っています。

一般ユーザーとしては、欲しい機能が無料で使えて、こんなありがたいことはないのは間違いないんですが、現実問題として、有志がボランティアで余暇を利用して作ってるから、出来たときが出来る時。文句があるなら自分で作れ、なんて言われるより、企業ががっつりサポートしてスピーディに開発してくれたほうがはるかにありがたく、そういう企業が繁栄して、成長していってくれるのを応援したい気分になります。

同じIT企業でも、楽天なんかは最初っから、立てば課金、座れば課金で、ユーザーから利用料を搾り取ってここまで大きくなりましたが、後発の会社が「フリー戦略」から身を起こして、世界企業になるようなことが起きたら、また少し、世界が変わるかな。


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