この記事は2009年12月24日に書いたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください

【読書】ザ・ボディショップの、みんなが幸せになるビジネス。/アニータ・ロディック

Ak Yipさんのそして男性は没落する 〜ジェンダーの問題、再びで、オマケとして紹介されていた「BUSINESS AS UNUSUAL」を読んでみました。

BodyShopは近くのイオンにも入っているのでときどき覗きますが、こーんなユニークで気骨のある女性が創設した会社だということは知りませんでした。

およそあらゆる起業家は「ユニークで」「気骨がある」と思いますが、このアニータさんの反骨精神は半端ないです。
どんな時でも必ず絶対に「人と違うことをやりたい!」という強い衝動に逆らわずに、やりたいと思ったことをすぐに実行した結果、今のように世界展開する企業になったそうです。

この本を読んでいると、人間には生まれつきいろいろな種類があって、こういう「起業家」という人種もいるんだなぁと、納得します。

昨今の起業家には、とにかくまずは力のある人と知りあいになって、その人のグループに参加して、守ってもらいながら成功をめざそうという人が多いですが、アニータ・ロディックのとった方法はまったく正反対で、自分がやりたい!と思ったことを自分の力でやるというところからのスタートでした。

誰かが「それをやるとうまくいくよ」と言ったからではなくて、自分が「これをやりたい、これがきっとうまくいく」と思うからやったのだし、やりかたについても、とにかく絶対に「人と違うやり方をしたい」という強い信念を持っていました。

女性の生き方としてどうかということ以前に、男女を問わず、真にユニークで世界にふたつとない企業を作るために必要な「基本的な姿勢」がここに示されているように思います。

結果的に、BodyShopは、フェアトレードなど貧困の撲滅や環境保護に力を注ぐ企業になりましたが、それはひとえに、アニータが自分のやりたいことを自分の判断でまっすぐに実行した結果に他なりません。

ビジネスを興してお金を稼ぐこと、従業員や取引先に豊かな暮らしを還元すること、地域社会や世界の貧困撲滅に寄与すること…、これらのすばらしい成果は、

自分の直感を信じて、実行する。
うまく行かなくてもすぐにあきらめず、方法を模索しながら到達できるまでやりつづける。

という、たったひとつの冴えたやり方によって現実に達成され得るのだと、大いに勇気をもらった気分です。

私の友人にもNPOを作って人助けをしていた人がいますが、健康を損なったり、悪い人にだまされたりして、NPOを手放すことになりました。
でも、最近電話をもらったら、健康状態がよくなってきているので、また、新たに人助けにかかわる活動をしていくつもりだと言っていました。

それを聞いて私はすごくうれしかったのですが、人間には、生まれつき「起業家」な人もいれば、生まれつき「奉仕家」な人もいると思うんですよね。

アニータがすばらしいから全員が起業家にならなくちゃいけない、という話ではなくて、人がなんと言おうと、自分の定めに従って運命の星の導きのまま生きることがいちばん、その人にとって幸せだし、そういう人のやる仕事は世の中の役に立つし、みんなもHappyになるんだと思います。

私自身のことを言えば、残念ながら私は起業家ではなく、ただ世の中を眺めて、いろんな未来を想像して、楽しんでいることが好きなだけな、あまり社会で役に立ちそうにない人間だということが最近分かってきたので、どーもすみません(・・;)

でも、思ったことをそのまま形にしようとするパワーとバイタリティは、参考になりますね。
なにせ私の来年の抱負は「元気!」ですから、アニータパワーでがんばりたいと思います!

#ちなみに最近のAKさんのブログでは、ジェンダー関係の情報が増えています。
上で紹介したエントリーは、そもそも「なぜ女は昇進を拒むのか」という本の紹介記事でした。

AKさんのブログは、セカンドライフと3D関係の情報ブログだった頃から愛読していますが、常に世の中の一歩先を見ている感じのあるAKさんが、何をピックアップするかというところに個人的にすごく興味があり、今後の更新を楽しみにしています(とプレッシャーをかけてみる)w

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