この記事は2009年12月10日に書いたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください

世界史はゲームで学ぶ?

今年大学生になった娘は、国語しかできない子だったので国語国文学科なんですが、学部でいうと「文学部」ではなくて「日本文化学部」です(あえてそれを選んだというわけでなく、受験日程と推薦基準の兼ね合いによって、たまたまそうなった、という事情です)(^^;

「日本文化学部」には「国語国文学科」と「歴史文化学科」のふたつがあるせいか、歴史に関する文学を読む、とかそういう、ジャンルをまたぐような講座が多い感じです。

ところで最近の高校の普通科では、歴史の授業が「日本史か世界史かどちらか片方」しかない学校が多いらしく、うちの子も、日本史を1年間やっただけで、世界史は全然やっていないんだそうです(昨日知ったのですが)(^^;

そのせいか、太平洋戦争のことはだいたい知っているけど「第二次世界大戦って何?どことどこが戦争したの?」と言い出すという、笑えない状態。
ありえない。こんなんで文系大学生やってていいのか!

…それで、ヨーロッパで起きた第二次大戦の話をいろいろ、知ってる限り話していたら、
「おかあさんすごいね、なんでそんなに詳しいの」
と聞かれたので、どうしてだろう、どこで習ったんだろう…と考えてみると、どうやら学校じゃないいかも。(授業は進度の都合で、第二次世界大戦まで進まずに終わってしまう)

じゃあどこで?
なんで私は、ノルマンディー上陸作戦なんて知ってるんだろう?

…と考えたら(もうお分かりでしょうが)、元ネタは全部、テレビと映画だ!と思い当たりました。

「コンバット」とか「レマゲン鉄橋」とか、なんだろう?もう忘れちゃったけど、目にたこが当たるくらい、ドイツを悪者にしたアメリカ製の番組をさんざん、テレビで見て育った世代なのです。(どれもすごく面白くって!)

その後、ベトナム戦争関連でもたくさんの映画やテレビシリーズが作られて、けっこう見ていたし。

もっと遡れば、恥ずかしながらわたくし「ベルサイユのばら」ジャスト世代で、部分的ですが「ベルばら」を週刊マーガレットの連載中に読んだことがあったりしまして(^^;
当然ながら、マリー・アントワネットを始め、ロベスピエールたち歴史上の実在の人物のことを知りたくて、世界の歴史シリーズのフランス革命の巻を読んだりしていたし。

どうやら私は、テレビと映画とマンガで、歴史を知ったかも。。
…ってことは案外、いいかげんな情報だったりして?

…という話を娘にしていたら
「そっかー、じゃあ、今ならゲームだね」
と言われました。なるほど、戦国無双や戦国バサラが人気だそうですからねー。

昭和の前半で、反対する人も相当いたのに、結局日本が太平洋戦争に突入してしまったのも、日本内部の権力争いだけが理由ではなくて、当時、世界中に満ちていた紛争の機運の中で醸成された、目に見えないエネルギーの流れがあったからで、有識者の理性では止めようもない「歴史の必然」だったのかなと、20世紀の世界史年表を見ていると思えてきますし。

結局、一国の歴史は、その国だけが決めてるんじゃなくて、全体の大きな流れの中に常にあるんだなぁと思ったりする次第。
世界史の授業を受けていない若い人のために、世界史を扱うゲームがもっと普及するといいですね。

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