この記事は2009年11月26日に書いたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください

草食系起業家大量流入か?

池田信夫Blog 人生の出口戦略より

きょうの磯崎さんのアゴラ起業塾は、すごい熱気で私も驚いた。講師の話も濃密だったが、100人近い満員の聴衆が、具体的に起業のノウハウを求めて食い下がるのが印象的だった。失礼ながら、船が傾くと鼠が逃げ出す光景を連想してしまった。特に今の30代以下には、「終身雇用」という言葉は建て前以上の意味をもたない。40過ぎてつぶしがきかなくなる前に出口をさがさなければ、手遅れになるという感覚が広がっているようだ。

起業セミナーが盛況なのは今に始まった話ではありませんが、かつては、起業に憧れる人はいても、実際に起業する人はほとんどいなかったですね。

最近の雇用情勢では、望むと望まないとにかかわらず、起業するしか生きていくすべがない、という人も増えてくるかも。

昔は、「一国一城の主に!」「やってやるぜ!」みたいな、気合いとガッツありまくりな人が起業するものでしたが、今後は、会社をクビになっちゃいました、新卒ですが就職先がありませんでした、という人が「だから仕方なく起業したんです」という時代に。

草食系起業家。

池田信夫さんや大前研一さんなら「おまえらには気骨がタリン!中国人のアニマル・スピリッツを見習え!」と雄叫びを上げそうな、ひ弱な感じの起業家が、続々と現れるかも。

でも、特にやりたいことがあったわけでも、特殊な技術やアイデアがあるわけでもない起業って、実際問題成り立たないので、自然と、「寄らば大樹」の大樹探しに走るわけですね。

起業や経営セミナーは今後当分、右肩あがりの成長産業ですね(競合も多いので、おいしい業界かどうかはわかりませんが)

でも、昭和生まれはお人好しだったので、なけなしの資金をはたいて、コンビニ経営に走ったりしたけど、今の若い世代は世の中の裏事情に詳しいし、そもそも資金がないので、コンビニも開けません。

起業の可能性があるのは、各種コンサルティング業と、WEB制作業の2種類だけでは?
WEB制作関係ではすでに、たとえばアメブロを利用したマーケティング指南、みたいなことで、WEBサイトを実質制作すらしないコンサル業も現れていますし。

HTMLのタグを知らないWEBコンサル。
おそるべし。

でも今後はそういう無料または無料に近いWEBサービスの利用がどんどん進むので、本当の意味でのWEB制作者と、その使い方を指南するコンサルタントとの分業が進む(あるいは食い合う)でしょう。

確かに、無料のアメブロだけで商品が売れるようなことになれば(情報商材とかをイメージすれば、おおいにありうる話と思います)、何十万円もかけて自社サイトを作る必要ありませんからねぇ。
ま、会社の規模にもよるのでケースバイケースですが、伸びしろがあるのは、WEBの知識ゼロの個人と、個人経営の中小零細企業でしょうから、やはり、コンサルティングがメインでWEBサイトはオマケ(無料)というパターンが主流になりそう。

今話題のあの本(私も読んでます)
 ↓

優良なお客さんを抱えている既存の制作会社は影響少ないかもしれませんが、新規参入が増えるとWEB制作料金が暴落すると思いますよ。いろんな会社を短期間ずつお試しできる時代が来るかもね。ドメインだけ自分で管理できれば、業者(サーバー)を乗り換えても平気なので、理想的なんですけど、ちょっと難しいかな。

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コメント

  1. pipinpa より:

    >HTMLのタグを知らないWEBコンサル。
    こわーーーーーーー(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル
    せめてそれぐらい勉強しよう。とつっこみたくなります。というか、どういうしくみで成り立ってるとか疑問に思わないのかなぁ?