この記事は2009年11月13日に書いたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください

愛人扱いなんて珍しくもない、ですって!どうするニッポン

某SNSのほうで、昨日のエントリーにコメントをいただきました。

「そんなの(愛人扱い)普通のことですよ、今までそんな現実に気づかずにいたアナタがシアワセだと思うわ」と。

ええええ〜、です。
私としては、この平成の、21世紀の、IT化された文化国家ニッポンで、未だにこんなことがあるのよって、告発したつもりだったのに(笑)
普通なんだ…ショック…。

がっかりしてしまいましたよー。
私の愛人発言の主は、かなり田舎のほうのなんとか村って感じの土地で生まれ育った2代目のぼんぼんみたいなヒトなので、まーそういう世界で育ったヒトならしょーがないかーと、思ったんですが。

田舎だからじゃないんだとしたら…ニッポン終わってる感じ。

んー、最近、テレビの報道やフォローしているブログなどでも、東南アジア方面が活発だという話が多くて気になってるんですが、以前、香港に住んでいた友人が言うのには、あっちでは女の人が働くのは当たり前のことなんですよね。権利意識もはっきりしていて、言うことははっきり言うと。
中国本土でも、もともと共産主義国だったこともあり、女性が働くのは当たり前だし。
シンガポールはどうか分かんないけど、人口構成比で中国人が多いので、まずまず同様のことかと。

元気のある国では、女性も男性と対等に働いている。というのは私の仮説ですが、実際はどうなのか、現地を知ってる人に聞いてみたいところですね。

私が20代を過ごした公立中学校の現場も、女性が3分の1以上はいたし(小学校では女性比率が5割を超えています)、女性の権利意識もはっきりしていて、産休・育休は絶対に取れ、私たちが闘って勝ち取った権利だけど、あなたたちが遠慮して使わないことであとの人が取りにくくなって、結果的に骨抜きになるんだから、とにかく取ってもらわなくちゃ困る!…と先輩に指導されたものです。

愛人扱いなんてしようものなら、職員会議で公にされてつるしものになりかねない雰囲気です。(というかそもそも「愛人」自体がNGワードです、表向きには)

当時の私は気づいてなかったけど、そんなふうに、先達によって守られた環境にいたんですね。今になってようやく分かりました。。

それはさておき。
日本において、そんな守られた職場が「希有な例」だなんて。ゆゆしき問題です。

今、初めて本気で、日本が世界の中で存在感を示していた時代はほんとうに終わっていくのかな…ということを実感しました。

以前、ジャック・アタリの「21世紀の歴史」を読んだときに、文明の中心地は、西へと進んでいる。ヨーロッパからアメリカの東海岸へ、そして西海岸へ。次は太平洋を越えて中国方面に向かうはずだが、果たして、アジアのどの都市が、世界中のクリエイター(ビジネスマンなども含む、新しいものを作り出そうとする人たちをクリエイターと呼びます)から選ばれるだろうか、という話がありました。

それを読んだ当時は、もしかしてまだ、ニッポンにも可能性はあるのでは?
と思っていたんですが。
女を見れば愛人と思うのが普通なようなオヤジが現役でいる社会では、それはない。ありえません。

一見、立派に成功しているように見えるこの国も、その内側では、人口の半分を占める女性を虐げて平気でいるとしたら、もう、砂の城のように、下から崩れてくることは間違いありません。

内部に抱えている矛盾が外に出てくるのは、自然の法則だからです。
安定した経済成長、安定した政権など、安心を与えていたものがなくなった時に、そういう矛盾は吹き出してきますから。

きっと、才能ある若者はこの国に満ちる矛盾に愛想をつかし、国外へと活動の場を求めて去っていくのでしょう。香港で、シンガポールで、あるいは中国国内のさまざまな都市で、日本人が活躍することは普通になるでしょう。

日本は、彼らの親が住み、時々帰る故郷として「遠くにありておもうもの」に成り果てるがいい。

封建社会から四民平等の市民社会への革命を「無血開城」で知らない間にクリアして、女性参政権や男女平等の観念はマッカーサーがやってきて勝手に決めた、みたいに思ってる日本人は、まだ本当の意味で、開かれてないし、前近代的な感覚のままなんだろうな。

そういうのって法律の問題じゃなくて「意識」の問題なので、変えるには時間がかかるし、ああもう、今の時点でそんなふうじゃ、ダメじゃん、全然乗り遅れって、無駄を承知で焦ってしまう。

でも、若い世代の男性たちは、もしかしたら違うかもしれないので、日本の男は全部ダメ、と決めるつけるのは早計ですね。

とりあえず、オヤヂ世代死んでくれ、って感じでしょうか。

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コメント

  1. longkey1 より:

    こういう話を聴くと不思議でしょうがないのですが、オヤジ世代はそうなんでしょうか?
    僕らの世代(30代前半)は、男尊女卑意識は結構低いと思いますよ。
    むしろどんどん働いて欲しいぐらいですし、主夫も認めてもらいたいし。
    愛人なんてそんなに世の中にごろごろしているんでしょうか?
    僕は一人も会ったこと無いなー。

    僕らの世代だと、女性の既得権益をなんとか男性にも広げて欲しいと思っているぐらいです。
    女性専用車両があるなら男性専用車両も欲しいし、結婚式の2次会の料金も同じにして欲しいし(笑)

    僕らよりも下の世代だと、より顕著な気がしますね。
    早く男性にも「寿退社」が認められる日が来ることを願っていますよ。

  2. IKUKO より:

    >longkye1さん

    そうそう、実は私も、自分より年下の男性から、愛人オヤヂみたいな不愉快なものを感じたことは一回もないんですよ。

    20年ほど前のことですが、子どもができて、できちゃった婚する時になったときも、下の世代の男性たちは心から祝福しておめでとうございますって言ってくれてるのに、上の世代の男性は、心ない言葉をぶつけてきましたし(迷惑だとか、無責任だとか)

    おまえら、どっかおかしいんとちゃうか?
    って、ずーっと思ってましたよ。。

    >僕らの世代だと、女性の既得権益をなんとか男性にも広げて欲しいと思っているぐらいです。

    なるほど−、既得権益ってもんが、そろそろ根付いてきてるんですね。

    それに、実際のところ、女性たちは上手に男性を利用して、重い荷物を持たせたり、一生働かせて上前はねたりw する手管にたけていますよね。

    きっと仕事に夢なんか持って亡くて、「まともに働くなんてバカよ。上手に男を利用しなくちゃ」って思ってる女の人のほうが多いと思うわー。

    >早く男性にも「寿退社」が認められる日が来ることを願っていますよ。
    確かに!寿退社も男女同権、ですよねー!

    おかげさまでちょっと、気分が明るくなりました、ありがとう(^^)v

  3. […] 愛人扱いなんて珍しくもない、ですって!どうするニッポン […]