久しぶりにWordPressの話題ふたつ。
筆文字ブログをレシポンシブ・レイアウトに
Facebookで、WordPressコミュニティのどなたかが紹介されていた(すみません、忘れてしまいました)(~_~;) こちらのテーマを、筆文字サイトのブログに導入しました。
Pinboard Free WordPress Theme
ぱっと見、そこらのブログと変わらない外観ですが、このテーマはレスポンシブレイアウトとか、レスポンシブデザインとか言われている仕様になっていて、ウィンドウの右下をクリックしてぐいーっとウィンドウ幅を狭めていただくと、あら不思議。ウィンドの幅に合わせて、中身が、ぐりっ、ずるっ、と移動して、常に見やすい大きさに変更されるはず。
タブレットや、スマートフォンなど、最近はパソコン以外のデバイスからのアクセスが増えているので、どんな大きさのモニターでも対応できるように、最初から、要素の幅がモニターの大きさに合わせて変わるような設計になってます。
当ブログのテーマは今のところ、旧来の固定幅のレイアウトなので、ウィンドウを縮めても中身はそのままですが、今後はどんどんレスポンシブなデザインになっていくんだろと思います。
WordPressのテーマの流れとしては、管理画面から細かく色やタグが変えられるなど、いろんな機能を組み込んだテーマが増えている気がします。
WordBench名古屋メンバーの石川さんが作っているBizVektor – 無料ビジネス向けレスポンシブWordPressテンプレート – も、企業サイトを作るのに至れり尽くせりの仕様で、便利そうです。
しかし、最近のテーマはたくさんの機能を追加しているために、テーマのテンプレートにPHPのコードがいっぱになってしまって、ちょっとレイアウトを触りたいという場合にも、目当てのHTMLがどこで吐き出されているのか、大探しする羽目に。
昔のテーマは機能が少ない分だけシンプルで、ファイル数も少なく、中身もHTMLの構造を手がかりにわりと簡単に読み解けたし、あの頃は平和な時代だったな…って、2006年、2007年頃を思い出して昔を懐かしむ今日このごろ(~_~;)
ホームページビルダーがWordPressをサポート?
もうひとつ、今日飛び込んできたニュースがこちら。
WordPressコミュニティにホームページ・ビルダーがやってきた ヤァ!ヤァ!ヤァ! (p.2) | Web担当者Forum
ホームページビルダーといえば、日本で一番たくさん使われている(であろう)ホームページ作成ソフトですが、なんと、新しいホームページビルダーでは、WordPressのサイトが作れちゃうらしいです。
オープンソースのソフトって商用ソフトとは対立の構図というのが一般的だったし、WordPressをはじめとするCMSというのは、ホームページビルダーなどで、しこしこ、1ページずつページを作るのが「めんどくさい!」というわけで、レイアウトだけ先に作って、あとは記事を投稿するだけにできないものかと開発が進んだのですが、その、めんどくさい大元であるホームページビルダーさんが、今度はWordPressを丸ごと作れるようになってくれちゃうという、ニワトリが先なの?タマゴが先なの?っていう不思議な状態に。
まあ、最後にできあがるものは同じなので、そこに至る道のりに選択肢が増えたということですが。
正直、ほんとにホームページビルダーのユーザーさんがそんなことできるんかいな、とは思うけど、できるならすごいことだと思いますし、また、これで、ホームページビルダーのスタッフさんが、WordPressの開発やユーザーサポートに力を貸すことにもなると思われるので、それもまた心強い感じです。
企業と個人主体のコミュニティが、境目なく協力(?)する時代になってきたみたいですね。
あと、IBMだと思っていたホームページビルダーの販売元が、いつのまにかATOKや一太郎のジャストシステムになっていたのも、ちょっと驚きでした。
買ったのかな。どっちがどっちを?誰が何を?
最近、商品やサービス名は同じでも、開発・販売元が買収されるなどで別の会社になってることが多いので、何がなんだか。