ホントに突然決まったオンエアだったのでしょうか、ちゃんとした公式ページが見つけられないんですが^^;
昨日と今日の2回に分けて、ジャック・アタリ氏のインタビューがNHKで放送されました。
ジャックアタリ「21世紀の歴史」の感想はこちら
この本はすごく面白いので、世界の歴史や経済、近未来予測に興味のある方には絶対オススメです。
今日の2回目の放送では、近未来の予測の部分が語られていました。
経済のグローバル化とアメリカの衰退という、現在すでに起きている予兆をもとに、近未来において、国家よりも巨大化した世界規模の市場経済の論理が優先されるようになって、それとともに、貧困がまん延し、戦争が勃発し…という不安定な状態が起きるだろう、という警告がなされています。
そして、その不安定な状態を克服できる唯一の道が、人々が、自分の幸せだけでなく、他者の幸せを願って行動できるように変化すること。つまり、利他主義で生きることが、当たり前になったときに、世界はようやく安定に向かうだろう、というのがアタリ氏の主張です。
他人を蹴落として自分が生き残るのが当たり前な、現在の常識からすると、180度、正反対な価値観に、人々が転換できるわけがない。
と思う人も多いでしょうが、
私は案外、変わり始めたら、ば〜っといっちゃうような気がします。
日本でも、若い人たちの中にはもう最初からそういうふうに、「人の役に立つ仕事がしたい」って本気で思ってる人が多いし、世界のことは分かりませんが、アタリ氏が言うように、教育の力でも変えられるかもしれません。
とにかくアタリ氏は、できればひどい混乱や殺戮を回避して、その利他主義でつながった平和な地球が来て欲しいと願って、本を書き、講演をして、アフリカで実際にマイクロファイナンスを立ち上げて利他主義的生き方を実践しているということですが、こういう生き方、振るまい方自体が、次世代の「後を継ぐもの」たちにとって、良い手本になる気がします。
つまり、うまくいっていない現状を批判するだけじゃなくて、自分ができる範囲で、ちょっとでもいいから、実際に利他主義的な行動をとるということが、世界を良くしていく唯一の方法だよ、と、言われたような気がしました。
今まで私は本気でそういうこと(他人の幸せ)を考えたことがなかったもので、ちょっと自分の生き方を反省してしまいした^^;
でも
どうしたら、人によろこんでもらえるようなことが、できるんだろう。
ということを、本気で、日々考えて暮らせるのは、もしかしたら幸せなことかもしれません。自分が幸せじゃないときに他人の幸せを願うっていうのは、実際問題ムズカシイですからね。
なので私は、
世界にひとりでも幸せな人が増えて、その人たちが他の人の幸せを願って働いて、少しずつ幸せな人が増えていって、それが地球全体に広がって…そして最後にはアタリ氏がイメージするようなグローバルなひとつの世界、国家ではなく地球上に暮らすひとりひとりの人たちの利益が保証される世界が、魔法のように現れて来るように。
と、星に願ってみようと思います。
“Thoughts Become Things” 思考は物質化する
と言いますからね。日々是夢想(笑)
100年に1度の世界恐慌とかいわれているけど、実際に自分の人生が破綻した人は日本人全体でいえばまだほんの一握りで、現時点で不況ということを肌で感じてる人は案外少ないんじゃないでしょうか。
でも連日テレビでわーわー不況不況って言われると、やっぱり、平静な気持ちではいられないので、「何かしなくちゃ」という気になります。
お給料が定額のサラリーマン家庭では、あまり打つ手もないので、消費を押さえていざという時に備えて貯蓄あるのみ!でしょうが、事業主な人たちにとっては、今、この時点で引きこもったら負けが確定!!という野性の本能が働いて、前へ前へと動かずにはいられなくなるんじゃないかと思います。
なぜかと言うと、昨年末以降、新しい企画や提案がどんどん持ち込まれているからです。
おかげさまで、筆文字サイトで扱う商品も今年はレパートリーを増やせることになりましたし、その他、コラボレーションの提案などを、さまざまなチャンネルからいただいています。
こんなことは…いかにアタシが有能だからといっても…(汗)…こう矢継ぎ早に起きるわけがないので、多分、神様の采配…ではなくて、不況による前進圧力が人々を突き動かしているのだろうと分析しています。
世界恐慌は盤石と思われた大企業にとっては危機ですが、チーズを求めて走り回るネズミのような目にも止まぬ存在である私たちにとっては、新たなビジネスチャンスの到来を告げる福音かも。
とっても面白く読めるんだけど、1回読んだら即マーケットプレイスな本、まとめて3冊。
「新世紀の大逆転 夜明けは日本から始まる」ラビ・バトラ
「2010年資本主義大爆裂!緊急!近未来10の予測」ラビ・バトラ
「アメリカ発2009年世界大恐慌」藤原直哉
※ラビ・バトラの本2冊にも藤原直哉さんが監訳として名前を連ねています。
ラビ・バトラ氏は、インドで生まれ、サーカー師という行者について瞑想などの修業をし、その後アメリカに渡った経済学者。経済に関するさまざまな予言をしているが、自らそれを「瞑想によって得た予言」と公言しています。
数々の予言を当てたと紹介には書いてあるけど、過去の経済を理解してない私には、何が当たったのかよく分かりません…(^^;
というか未来の予測を予言と言った時点でもう、経済学者としてどうよ?ですが(^^;
個人的に予言の類は大好きなので構わず先に進みます。。
最後まで難しい言葉は出てこないので、とても面白く読めて、その楽しさをここで紹介しようと思っていたんですが、時間がたつうちに内容を忘れてしまいました…( ̄□ ̄;)!!
かろうじて付箋をつけておいた部分があるので、紹介すると、
・トップリーダーの条件は第六感で「道」が見えること(藤原直哉)
・これから世界がめざすべきは「プラウト」社会(ラビ・バトラ)
プラウトというのはサーカー師が提唱した新しい社会のあり方で…
これも説明を写すと長くなるので、こちらのブログを参照してクダサイ(^^;
http://kmarketing.blog120.fc2.com/blog-entry-390.html
プラウトというのは、イメージ的には古き良き日本の家族的絆で結ばれた社会、みたいな感じのようで、景気が悪くなったからって間違っても派遣切りみたいなことはするなと、2000年発行の「新世紀の大逆転」で書いてくれているのを見ると、ちょっと胸が痛みます。
一方、藤原直哉さんの、第六感云々の話は、インターネット放送局でも繰り返し語っていらっしゃいますが、要は、自分のやりたいことを、良いエネルギーでもって、どんどんやりましょうという主張で、今の時代を代表する「声」と言っていいと思います。
これは何も目新しい主張ではなくて、同じことをたくさんの人が言っていますが、私は、これからの時代はひとりの教祖に大衆が群がる構図はなかなか長続きしないと思っていて、いろいろな人が、それぞれの活動できるエリアで、同じことを繰り返し、繰り返し、伝えていくのがいいと思っているので、これはこれでありだと思います。
とにかく3冊とも読みやすいので、お時間のある時に本屋さんで立ち読みしてみてください(^^;
ジャック・アタリの「21世紀の歴史」を読んだのがきっかけで久しぶりに「社会と経済」に興味が湧いて、いろんな本を読んでいます。
今日紹介するのはその本じゃなくて、経済学者の竹森俊平さんの経済の本。
せっかく「100年に1度の大不況」とやらに見舞われると決まったからには、この機会に「経済」というものを少しは分かるようになりたいと思い、Amazonの書評を頼りに買ってみました。
なにがなんだか分かってない初心者にも分かるように、たとえ話を用いながら解説してくれているので、なんとか最後まで読むことができました。が、内容の理解はおよそ10%くらいでしょうか…(-_-;)
その10%の中で一番記憶に残ったのは「貨幣経済こそバブルそのもの!」
土地のバブル、原油価格のバブルなど、需要と供給のバランスがとれているにも関わらず値段が上がるのって不思議だな、と思っていたのですが、そもそも、モノが本来の価値以上の価格で取引されるのがバブルだとすれば、おカネがその最たるものだという説明に納得。
ただの紙1枚が1万円で流通するのを、バブルと呼ばずになんと呼ぼう(笑)
市場経済はそもそも貨幣のバブルを土台に成立しているのだと思うと、まぁ土地や原油が不自然に値上がりするのも、しょーがないことかと思えるようになったり。。
その他、国債や年金は国家による巨大ねずみ講という話とか、リアルビジネスに投資するよりバブル投資のほうが利益になるので、世界中の貧しい国から豊かな国へおカネが流れているのだとか、いろいろ。
さらに、テレビでも説明されている、サブプライムローンや、リスクの高い証券を集めた奇妙な金融商品のことも書いてありましたが、まーなんというか、たとえて言えばごみや産廃でも「これを買っとけば儲かる」と言われれば買っちゃうのが投資家ってヤツなのね、とびっくりです。
でも、そういうある種インチキな仕組みを利用して、資本主義の世の中は豊かになってきた面があるということなので、あながち悪とばかりは言いきれない様子。
なにごとにも良い面と悪い面があるということで。
禍福はあざなえる縄の如し、ですね。
経済学者の立場にも右、左といろいろあるようですが、とりあえずちゃんとした経済の本を読みたいという方には、オススメの本。
次回は、ちゃんとしてない(けど面白い)経済の本をご紹介します(^^;