Category: 経済社会

消費もシェア。儲けもシェア。

By , 2011 年 1 月 17 日 3:42 PM

新商品、開運「氣になるキーワード」を発売しました!
昼前にようやく作業を完了しました。
今、各方面に内容チェックしてもらい中なので、それが終わったら、正式に告知しようと思ってます。

それにしても、この作業、先週の一期一会の集いのあとか、翌日に、さくっとやっちゃう予定だったのに、遅れに遅れて週明けになってしまいました。

確かに、いつもの商品と違って、説明が長いので、商品説明を書くのに時間がかかったのは事実ですが、でも、一期一会の集いの時点では、使うバナー2種類、商品写真、額の写真など、必要な画像は全部揃っていたのですから、こんなに遅くなったのはひとえに、私がサボっていたからに他なりません。

けっこう最近、集いとか懇親会に出ると疲れてしまって、翌日がっつり昼寝したり、何もせずにぼーっと過ごすことが多いです。

それと、WEBの作業自体が、おっくうになっているのも事実。

商品説明欄って、見た目より細かくマージンの指定とか必要で、文章中にごりごりCSSを書き込んでいるんですよねえ。

フォーマットを決めて、よく使うものはCSSのclass化しておくとラクなんでしょうが、どうせすぐ忘れちゃって、次に書く時classがあるかどうかを調べることになるんじゃかえって面倒とばかり、文中にインラインでゴリゴリ書いてしまうのです。

ああ、ほんと、もう無理。
どこかに、私のかわりにこういうことやってくれる人がいないかしらー。

…という私にもしかしたら救世主が現れるかも。

先方の都合もあるので、こっちから一方的に決めれませんが、きっと神様は私に最適で、今、このタイミングで必要な人にそっと引き合わせてくれるに違いなく、私もそのつもりで、儲けを独り占めするような心の狭い考えは捨てて、みんなでシェアしながら、加速度的に大きくしていくイメージを持っていようと思います。

そう。
「シェア」です。

実は先週の懇親会で、@kimura_j さんが見せてくれて、昨年流行った「FREE」の次は、この「SHARE」なんだっていう話をしていたので、読んでみたいなーと気になっています。

アマゾンの評価もすごく高いですね。
もうちょっと待って中古が出回り始めてから買おうかな。
アマゾンのマーケットプレイスって、プロの業者が多いけど、個人でやってる人はまさにシェアって感じ、しませんか?
私が読み終わった本、誰か読む?って感じで。

YahooとGoogleの検索結果が同期。でも売り上げは景気に同期

By , 2010 年 11 月 25 日 8:35 PM

こんなTweetが流れてきました。
今まではYahooとGoogleでは検索順位を決めるアルゴリズムが違っていたのですが、先頃、日本のYahooはGoogleのシステムを使うことになったと発表になりました。
そしてちょうど今、システムの移行が始まっているようで、Yahooの検索順位が大きく変動しているということです。

うちの場合は、Yahoo向けには何の対策もしていないので(=お金をかけてない)関係ないんですが、でもなぜかGoogleの検索順位も下がってしまっていました。「筆文字 ウェルカムボード」「和風 ウェルカムボード」でトップページに出ていたのが、今、2ページ目くらいです。

そういえば最近、サイトへのアクセス数が減ってる気がしたけど、そうか、検索順位が下がっていたせいなのね…と、ちょっと反省しましたが。

でも注文自体は減ってないというかむしろ増えてる?っていう感じなので、どう判断したらいいのか微妙です。

前から思っていたんだけど、筆文字サイトの売り上げは、サイトのアクセス数よりも、景気と連動してる気がします。
テレビでよく流れている消費者動向調査とか、デパートの売り上げとかで「消費が冷え込んでいる」と言われている時期はほんとうに売り上げが下がってるし、「消費は回復傾向」と言われる時期には確かにうちにも注文が入っているような気がするんですよね。。

ああいのうは全体的な統計結果だし、コメントは「マインド」に過ぎないから、あまり気にしてなかったんですが、意外に、現実をちゃんと反映しているのかもしれません。 

物が売れてるときはこれが自分の実力だって思って誇らしいし、売れなくなると自信喪失して「もうだめだ」とか思うんだけど、ほんとうは、自分の実力が及ぼす結果なんて全体の中では微々たるもので、実は「景気」という大きな大きな波に翻弄されているだけなのかもしれません。

景気なんて、自分の力でコントロールできない、運みたいなものですからね。
売れてる時は「神様ありがとう」、売れてない時は「神様お願いします」。
これが商売っていうものなんでしょう。すべては神頼み。

まあとにかく、あまり目先の小さなことに惑わず、大きな目標に向かって、地に足つけて進んでいきたいですね。

著作権とか電子出版とかGoogleとか世界の変化とか

By , 2010 年 6 月 14 日 8:51 PM

今、この本を読んでます。
学生でも、アイデアや技術がすばらしければ資金のみならず経営者まで得ることができて、こんな世界企業にまで成長させることができるっていうのは、やっぱり、アメリカンドリームな所がありますね。

日本でも、そうやって起業して成功しているIT系の企業はありますけど、そんまま世界企業に成長した会社は「まだ」ないような。

自動車や電化製品、洋服などに続いて、そろそろIT系でもどかーん!と成功する会社が出てきても良さそうなものですが、中国で安く製造して先進国で高く売るという分かりやすいビジネスモデルがIT系では描けないところが、ムズカシイんだろうと思います。

ただ、やっぱり、大局から見れば、こういう若い人の作り出すサービスや理念が世界を変えていくのは間違いないことと思います。

話が飛ぶようだけど、Googleもちょっとは関係ある、書籍の電子化の話にしても、
読む人の権利(いつでもどこでも安く読みたい)を守るのか、書いた人の権利(印税収入)を守るのか、という所で大きな意識の変革が迫られているわけで、それっていうのは、GoogleやAmazonやAppleが引き起こした問題なのではなくて、時代の流れに沿って、起きてきた問題のような気がします。つまり…

技術的に可能になれば、ユーザーは、今まで我慢してたことを我慢しなくなる。

…というそれだけの話のような。

これからは、音楽も映像も小説もマンガも、作り出したとたんにコピーされて世界に散らばっていく。
だとしたら、それを前提とした商売のやり方を、工夫して考えていかないと。

…と思うけど、どうなんでしょう?

ITの世界では、自分の書いたプログラムを無料で公開してしまう「オープンソース」というやり方で、たくさんのプロジェクトが進行していますけど、情報系出版物は別として、マンガやアニメ、小説などのアートは基本的に「実用」に役立たないので、オープンソースとは違って、その運用や管理でお金を稼ぐなどの方法は非現実的ですね。

どうやったらアート作品でお金になるんでしょうね。うーん。謎。

IT化に後押しされる自然回帰衝動。流れは来ている。

By , 2010 年 4 月 16 日 9:07 AM

SecondLifeにしてもTwitterにしても、大きくブレイクするサービスを目にしたとき
「どうやってこれを利用して儲けようか」と考える派と
「どうやったらこういうサービスを構築できるだろうか」と考える派と、
世の中には2種類の人間がいるかもしれません。

お祭りを見たら、
「よし!ここに屋台を出して、たこ焼きを売って儲けよう」と考える人と
「この祭りの元締めは誰だ?どうやったら元締めになれるんだ?」と考える人の違いです。

うむ…たとえが悪くて、妙なイメージになってしまったけど。

私の中では「IT系ベンチャー」というのは当然後者、サービスの提供元=胴元をめざす人と勝手に定義していたのですが、最近のWEB屋は粒が小さくて。

適当にそのへんの無料サービス使ってこそこそっとサイト(ブログ)作って小金稼げりゃいいや的な…中には自分ではHTMLさえ組めないのに、他人の口上の受け売りでもっともらしいこと言って相手を丸め込み、いいかげんなサイト作って「へっ」とかおなかの中で舌出してるような手合いとか。

ひどいっ!
ひどすぎるっ!
君たちには「志(こころざし)」というものがないのか!
いやしくもIT系で起業するからには自分の腕一本で世界を変えてやるというような気概を持て!

と、最近、自分のことは棚に上げて、義憤に駆られること数多し。

けっこうソフトバンクの孫さんの講演をUTSで見て洗脳されましたね。間違いなく。

そんな私も。
今朝、台所にたまった食器を洗いながらふと思ったんですが、
「そういえば私って、理想をもって仕事をしたことがないなぁ」

仕事は常にお金のためで、お金になるならやるけどならないならやらない。
また、お金になるレベルまでやればよくて、それ以上やる必要はない。
そんな態度で仕事をしてきていたような。

でもやっぱり、どんなジャンルでも一定水準に達したら、そこから先は「理想」だと思うんですよね。自分が「どこまで成し遂げたいか」という理想を高く持たないと、そこから先へは進めないような気がします。

私としては、40代で体当たりでいろいろチャレンジしたことを、50代で花開かせるためには、やっぱり、今までの延長線上にいてはいけない。みんながやってるからとか、これが流行るから乗るとか、風見鶏なことやってる場合じゃない。

と、そんなふうに思います。

具体的には、今やってることをきちんと続ける。お客さんひとりひとりにきちんと対応する。あと、自分が作るもの、書くこと、やることすべてに本気で心を込める。など。
当然なことをちゃんとやるというだけのことですね(¨;)

今、時代はIT技術の進歩をてこに大きく変わっていますが、人間の本性は変わりません。

都会に住み、ぴかぴかのオフィスでクリーンな暮らしをしていても、最後には土に戻りたい。オーガニックな食べ物を食べたく、自然素材の服を着たく、休日には山や海へ行きたい。釣りをしたり、花を育てたり、ペットを可愛がったりしたいというのは、何万年も前から続けてきた暮らしにルーツを持つ衝動なので、たかだか数十年の変化では消えません。

IT化が進み、世の中が便利で無機質になればなるほど、その反動として、手触りやぬくもりが求められるのは、当然な反応。

どちらが良くてどちらが悪いというのではなくて表裏一体。ふたつで1セット。いわば抱き合わせのようなものです。

2007年から筆文字販売に仕事として携わってきて、ようやく、そのことが腑に落ちました。当初は、なんでこんな(失礼!)書家でもない、上手とも言えない、ただの筆文字が売れるんだろう…と理由が分からなかったのですが、求めているのは「手触りと温もり」そして目には見えない「気持ち」のようなもの、なのですね。

幸い、今はIT化の流れが速くて、世界中が怒濤のように音を立てて変わっていく有様で、これはもう放っておいてもその反動としての「自然回帰」ブームが(ひとりひとりの心の中で)起きるので、筆文字はこれからも売れ続けるるだろう。今年の夏頃に予定している手描き友禅作家さんの作品も、時間はかかるかもしれないけど受け入れられていくだろうという予感がします。

年商1億が今の目標ですが(おいっ)(^^;
本当の目標は、1枚の作品を1人の心に確実に届けること。
そういう(気恥ずかしいような)(甘っちょろいことを)まじめに、本気になってやること、です。

洗脳アタマで記事紹介&サラリーマンの副業は嫌いの巻

By , 2010 年 3 月 16 日 10:03 AM

昨日紹介した「ぼくらの洗脳社会」に洗脳されたアタマで人気ブログを読んでみました。
気になったものをピックアップ。

日本に「明治維新」は再びやってこない – Rails で行こう!

新しい社会を作るには、明治維新の時のように、既得権益を持ってる連中でさえ、それを捨ててでも新しい世界の創出に寄与したいと思わせるような、明確なイデオロギー(新しい物語)が必要だというご意見。

非常にごもっとも。
でも新しい変化はイデオロギーでは語れない、どちらかというとカルチャーなので、戦中戦後育ちの人には理解不能でしょう。
今起きてるのは、外国が日本に攻めてくるんじゃなくて、外国が日本を飛ばして中国に行ってしまうという危機なので、明治維新のようにあわてて無理に変革しなくても、時を待てば変わるかも(世代交代)。

同じブログから
就職氷河期は新しい日本の始まり – Rails で行こう!

20年前から思ってたのは、日本の大企業ってつくづく人材の墓場だなあ、ということ。就活のときにおもっきり優秀な人たちをひっさらっていくわりに、そういう人たちの能力を十分に生かしているとは言えない。日立製作所なんて博士を1000人以上抱えているけど、この10年の累積赤字が1兆円超えてるものね。

当事者には気の毒だけど、このまま就職氷河期が続けば、自分の仕事は自分で作り出していくしかない、という風潮は高まっていくはず。一昔前なら大企業に取り込まれて塩漬けにされていた優秀な人たちが、そういう安楽な場所に入れないために、かえって尻に火がついたように走り回って起業するようになれば、たしかに日本の未来は明るいんじゃないの。ベンチャー企業だったころのソニーやホンダのような会社が雨後のタケノコのようにあらわれるかもしれないしね。

大企業に就職した優秀な人がベンチャーの雄として通用するとは私には思えません。
(多分筆者も思ってないでしょう、希望してるだけで)

なぜなら、彼らにはハングリー精神というものが欠如しているから。

成長期に圧倒的に貧乏だったとか、病気で死ぬかもしれなかったとか、女性だから大企業に残ってもトップに昇進できそうにないとか、とにかく安定なんて捨てても良い、このことをやり遂げたいという強い意志を持つに至る理由のない人は、どんなに優秀でも、ベンチャーの雄にはなれません(きっぱり)。

だってベンチャーなんて、未開の地を切り開くと同じで、道路(販路)もない、重機(資金)もない。
シャベルとツルハシで切り開いていく行為だもん。
(内面的な意味での)お坊ちゃまには向いてない。

上記ブログでも引用されていたちきりんの日記から。
やっぱり援助じゃないよね、というお話 – Chikirinの日記

世界中から集まる開発援助のお金がひどい現象を引き起こしているらしいアフリカについて。
寄贈された数冊の本を読んだ結果、援助や政府権力で社会を変えるより、ビジネスをしたほうが、変化が早いかも、と思ったという話。

そして、最貧国の援助を本気で考えるならまず世界最先端の金融界などで修行して「よそのお金を持ってくる」ではなくて「お金を生み出す」方法を学んだほうがいいという主張。

最初から公務員、NGO/NPO,政府系機関に就職して、他人が稼いだお金をせっせと配るより、「どうやったら富が生まれるのか」というメカニズムを知ることが重要なんじゃないかと再認識しました。

なるほど。ごもっとも。
世界一過酷な場所に思えます>アフリカ

——
まとめ

大変化は必ずしも上層部から起きるとは限らない。
新しいものは往々にして下層民の中から生まれ、広がる(注:私は「ベルサイユのばら」世代なのでフランス革命をイメージしています)
なので、革命を政府に求めるのは無駄。
政府は、変わっていく社会に合わせて選択しなおされるべきものであって、政府が国民を変えていくのではない(そういうのを独裁と呼ぶ)

——

など、つらつら思いながら。

でも、話を日常レベルに戻すと、私が見聞きする範囲で言えば、大企業出身の人はコスト感覚がズレてるので、個人事業をすると失敗しやすいと思うんですが、そうは思いませんか?

退職金をつぎ込んで会社作って居酒屋を始めたけど半年で閉めて(なんで居酒屋をやるのにわざわざ会社を作るのか、そこからして意味不明なんだけど)、不景気なので物件の売却もままならず…みたいな話、多い気がする。

ちなみに、最近では、サラリーマンの副業も増えていますが、私は基本的に副業の人とは組みません。
だって副業の人って何かあれば本業優先でこちらの仕事を後回しにして「いやーごめんごめん、仕事でトラブルが起きちゃって」なんて言い訳するんだもん。最低。

コスト意識も欠けてて、何度も打ち合わせして時間ばっかかけて全然請求できないとか、ザラだし。
自分は毎月給料が入ってくるから、「来月の生活費にするために、この制作費が絶対欲しい!」というこちらの事情が全然、わかんないんですよね。。

だから、サラリーマンで副業する人は、時給のアルバイトとか、ひとりでできるアフィリエイトみたいなのをやっとくといいんじゃないかと思いますね。そしたら自分のペースでやっても周りに迷惑かけないから。

【名著!】ぼくたちの洗脳社会/岡田斗司夫

By , 2010 年 3 月 15 日 9:03 PM

今日は10時から4時まで、通っているエステの年に1度の講習会でした。
お昼はお弁当が出て、午後は化粧品を好きに使ってお手入れとメイクの実習。最後にミニサイズの化粧品のお土産をもらえます。
この講習さえ受けておけば1年間エステ代や化粧品代が割引になるので、無理してでも参加しておくとあとあと助かります。。

これは普段ウォッチしているIT関係とはまったく関係ない別世界ですが、私はちょうど、この本を読んだばかりだったので…

「そうか、現代は”洗脳社会”なので、化粧品というモノを売りつけるのではなく、自社製品の「ファン」になってもらうために、コスメ会社もこのような会を定期的に開くのだな」とか思って、興味深く観察させていただきました(^^;

この本、まったくすばらしいです。
1995年に書かれた本で、当時はパソコン通信しかなくて、インターネットはまだ普及していなかったというのに、かくも正確に事態を予測していたとは!
やっぱり岡田斗司夫はタダモノじゃなかった!!

内容をひとことで説明するのはムズカシイので、Amazonの書評を読んでください(^^;

代表してひとつ引用させてもらうと…

kaoru7 さん:
この本が出てもう7年にもなる。そのころはまだピンとこなくて、「まあ未来はそんなとこかな」と思っていたけれど、今度読み返してみたら、グッと現実味を覚えたのでびっくりした。もちろん、ITやインターネットの普及が一番の原因だ。それと景気の悪化。いよいよ資本主義も行き詰まってきたのだ。

今の時代を読み解くカギとして、とくに若い人にお勧めしたい。

ほんとにそういう感じ。
きっと95年当時に、起きている事態に気付いてた人は少なかっただろうけど、その後、時の経過にしたがってこの本に書かれているような変化(すべてがIT化。モノが売れない、若者がニートになってしまう…)が誰の目にもはっきり見えるようになっています。

筆者は

今起きている変化は、農耕の発達や、産業革命に匹敵するような、社会全体に影響を与えて、二度と元に戻らない、大きな価値観の反転であり、止めようがない。

社会が再び昔のように、豊かさを求めて一丸となって働く時代に戻ることは、ない。

ということを、歴史の分析をとおして分かりやすく説明していて、私は一読してすっかり「洗脳」されました。

(表題の「洗脳社会」というのは、コミュニケーション=相手に影響を与える=洗脳という言い換えです。要は、ビジネスにおいても個人レベルにおいても、コミュニケーションあるいはコミュニティが中心になるという主張だと、私は解釈しました。今日のTwitterブームなどはまさにこの好例に思えます)

とにかく、難しい経済論を読んでも、世の中がどうしてこうなったのか全然見えてこないけど、この本は読みやすく、歯切れよく、明快です。

合わせて、よく使われる「パラダイムシフト」という言葉の意味も、この本を読んで腑に落ちました。

この本をみんなが読んで、今起きている変化の意味をとらえ直すといいと思います。
そして、変化の意味を理解して、やみくもに昔に戻そうと不毛な努力をするのではなく、どうやったらこの変化に逆らわずに新しい世界を生き延びていけるかと、前向きに考えたほうが世のため人のためだと思います。

でも、もしかしたらこの本は増刷されなくて新品がないかもしれないので、こちらを紹介しておきます。
多分、全文だと思います。。
http://www.netcity.or.jp/OTAKU/okada/library/books/bokusen/mokuzi.html

私も最初、ここで読もうと思ったんですが、どうにも横書き&PC画面だと長文が読めないので、単行本を買いました。
ワタシ的には、こういう人がいるからやっぱり紙の本はなくならない!と思うんだけど。それでもやっぱり、データをダウンロードして、紙がよければ自分でオンデマンド印刷して読めとか言われる時代が来るのかなぁ。。(涙)

Welcart→イプシロンテスト成功

By , 2010 年 3 月 2 日 10:00 PM

すったもんだでSSL設定もでき、今日は、Welcart(Development Version)を使ってイプシロンへの接続テストに成功しました。
WelcartはUSConsortという企業が開発しているWordPressの(唯一の?)国産のショッピングカートプラグインで、現在、開発状況はとってもアクティブ。
フォーラムで質問すると速攻、対応していただけます。

さっそく私もお世話になっています…(^^;

開発版とはいえ、SSL接続とカード/コンビニ決済が可能になったので、じゅうぶん実用レベルではないかと思います。もうちょっとテストして、商品登録も進めて、レイアウトももうちょっとキレイにして、近いうちに正式稼働したいと思います。

なにせ、プラットフォームが使い慣れたWordPressなので、いろんな修正がとてもラク(どこに何があるかすぐ分かる、というレベルで)

イプシロン以外の決済代行会社をご利用のかたは、資料を提供すればモジュールを開発していただけるようなので、レッツトライ!です。

ではここで、シロウトながら生意気にも、ずっと話題にしているWordPressやWelcartなどのオープンソースソフトウェアについて、ちょっと書いてみます。その筋の方は読まずにスルーでよろしくw

オープンソースビジネスとフリー戦略

最近のIT業界では、無料サービスからスタートするビジネスモデルが注目されていますが、オープンソースも企業が業務として取り組む例が増えています。

オープンソースっていうのは、無料で配布されるプログラムのことで、ユーザーは自分でそれを改造して使ってもOKというライセンスになっています。

なにせ無料配布が原則なので、オープンソースのソフトをどれだけ作っても一銭の儲けにもならないんだけれども、たとえばWordPressのように世界的に成功してブログ構築ツールのシェアを取るレベルになると、情報も集積できますし、そのノウハウを使ったASPサービスを有料で提供するなど、さまざまなビジネス展開が可能になるようです。

無料でも人気のあるツールにはプラグインを作って提供しようという有志もたくさん参加しますし、そうして機能が拡張できるようになるとますますたくさんの人が使うようになる。
人がたくさん集まればおのずと道は開けるということで、結果的に参加した開発者は、有名になったり、仕事を得たりと、メリットが発生する。

ところが最初から有料にしてしまうと、ユーザーの裾野を広げるのに時間がかかってしまって、シェアを取れずにマイナーな存在のまま、鳴かず飛ばずで終わってしまう。ソースコードを公開していないので、拡張機能もすべて自社で開発しなくてはならず開発コストがかさむ…という展開も多くて、最近では、新しいソフトを開発するとき、企業であってもあえて最初からオープンソースで始めることもめずらしくなくなりました。

今shop.fudemoji.jpのほうで使っているEC-CUBEというショッピングサイトを作るツールもオープンソースですが、企業が開発しています。
私は使い始めて1年くらいになりますが、開発元の企業は、EC-CUBEのサイト構築を請け負ったり、独自にカード決済代行サービスを提供したりという所で、課金をしているようです。

いくらオープンソースで無料って言っても、PHPとかデータベースとかの知識がないと、なかなか要望通りにカスタマイズすることが難しいので、実際にはそうして構築代行サービスを利用するショップも多かろうと思います。

一方、最近のWordPressの有名なプラグインは、管理画面内からドネーションを求めるメッセージが出して、PayPalで小口で集金し始めています。なにせ世界規模ですから、けっこうな額になるのでは?ちなみに私も、All in One SEO Packというプラグインには募金しました。だって、すばらしいプラグインなんだもん。各ページごとにタイトルやmetaタグを変更できるんですよー。SEO対策楽勝!ていうかこれがなかったら無理。

オープンソースに関しては、いろんな考え方や関わり方、距離の取り方があると思います。
そもそもこんなことは全然義務じゃなくて、自分が使いたいものを作って、せっかくだからみなさんもどうぞ、って提供するところからスタートしたのがオープンソースマインドの始まりたと思っています。

一般ユーザーとしては、欲しい機能が無料で使えて、こんなありがたいことはないのは間違いないんですが、現実問題として、有志がボランティアで余暇を利用して作ってるから、出来たときが出来る時。文句があるなら自分で作れ、なんて言われるより、企業ががっつりサポートしてスピーディに開発してくれたほうがはるかにありがたく、そういう企業が繁栄して、成長していってくれるのを応援したい気分になります。

同じIT企業でも、楽天なんかは最初っから、立てば課金、座れば課金で、ユーザーから利用料を搾り取ってここまで大きくなりましたが、後発の会社が「フリー戦略」から身を起こして、世界企業になるようなことが起きたら、また少し、世界が変わるかな。


トヨタ私見

By , 2010 年 2 月 24 日 9:22 AM

 
(新作:つとむの指文字ウェルカムボード)

アメリカで、トヨタの若社長が公聴会に呼び出され、つるしあげを食うらしいということで話題になっているようですが、時代が変わったナーって思うのは、ずーっと前だったら、こんなことになったら「すわ!日本たたき!」のように国全体に危機感と被害者意識が広がったと思うんだけど、今回はおおかた冷静って感じがするところ。

SONYがウォークマンでアメリカ進出していた頃とか、バブルで日本企業がマンハッタンの高層ビルを買い占めていた頃とかにくらべると、アメリカ人のジャップ嫌いって、全体としてはずいぶん緩和されたんじゃないでしょうかー。アメリカ人っていってもいろいろだから、有色人種全体を嫌う風潮はそりゃーそのままあるとは思うけど。

まあ私は自分の目で見ているわけじゃなく、あくまでも報道を見て受けたイメージの話なので、根拠はありませんが。

ただ、ひとつだけ「ああ、そうなんだ」と納得するのは、ついにトヨタがアメリカでも自動車会社のトップになったってことです。

斎藤ひとりさんが言っていた、世の中、上にいけばいくほど、強い風が吹いているんです。っていうの本当だったんだーと。

つまり、トップになったから、ちょっとしたミスでも大騒ぎになる。
トップになったから、今まではなかったような大きな責任を問われて、公聴会に呼び出されたりする。

なのでここは、「こんなに叩かれるのは、TOYOTAが名実共に世界のTOYOTAになった証なのだ」というふうにとらえて、世界のトップにふさわしいリスク管理と品格のある企業に生まれ変わろう、というふうに考えるのが、斎藤ひとりさん流の「ツイてる」発想法です。

えー、ここ愛知県におりますと、トヨタはそういうふうに、どこかの大きな会社って突き放して考えづらく、トヨタ=自分の会社の飯の種、という感じで、愛知県下ではまったくほとんどすべての職種がトヨタの恩恵で成り立っているかのような、親方日の丸というより親方トヨタのような(^^; そんな存在なんですが、それでも、世界に出ればただの一企業。

販売台数とか利益で1位になったところから、新しいステージが始まって、ほんとうのグローバル企業に脱皮成長するのかどうか、ここからがTOYOTAのほんとうの成長レースかと思ったりするんですが、いかがでしょうか。

(注・って書きつつ私、グローバル企業の意味理解してません。トヨタ系は風土が封建的で女性蔑視っていう風評もあり。そんなんでグローバル企業って無理くない?って思います。名古屋だったらたとえばブラザーとかのほうが、女性も活躍してる感じで個人的に好感度高いんですが。)

2010年の抱負

By , 2010 年 1 月 1 日 5:02 PM

2010年の夢と目標を考えてみました。

【その1】古地図とともに路地をめぐる
【その2】某企画に関して、毎月ひとつ新しいアイデアをまとめる
【その3】情報収集を続ける

以下に、それぞれについての解説を書きましたが、例によって無駄に長いのでどうもすみませんm(__)m
——————————

【その1】古地図とともに路地をめぐる

NHKの「ブラタモリ」を見て「しまった、先を越された!」とか思ってしまったんですが(^^;、実は私、路地好きです。

生まれたのが昭和35年ですから、幼い時の記憶映像には、戦後の焼け跡に建てられたバラックや、闇市を彷彿とさせるような薄暗い市場が残っています。今も、薄暗い路地を見るとタイムスリップしたみたいな懐かしい感じがします。

「タイムスリップ!」…それこそ私の夢!私の理想!

なんだか気になる路地や街並みも、車で走っていると「あっ」と思った時には通り過ぎてしまってじっくり見れないので、今年こそは、目標地点を定めて、駐車スペースを探してから、カメラや地図を用意して臨もうと思います。

名古屋で言うと、eXeのある車道(くるまみち)の駅から1本裏に入ると、古い街道が残っていて、商店街の中にはまだまだ古い家がいっぱい。

名古屋駅近辺にも、バブルの頃に跋扈した地上げ屋に屈しなかった民家がけっこう残っていて、まめに歩けば面白い建物が見られると思います。

なぜ今住んでる三河じゃなくて名古屋かというと、名古屋は中川区と中村区以外のすべての区に住んだか働いたことがあるのでそれぞれの土地に思い入れがあって、地名にも懐かしさを感じるからです。

実は最近、ネットオークションなどで古い地図を買って、比較して楽しんでいます。

▼明治11年の名古屋市地図
IMG_0277.JPG

▼大正13年の愛知県地図
IMG_0282.JPG

▼江戸時代の地図に現在の地図を重ねて見られる本

IMG_0280.JPG

江戸から大正まで、街の様子を比較して見るといろんなことが分かって面白いです。
地図だけでなく、戦前の古い写真も好きなので、資料としてコレクションしてみたいですね。

【その2】某企画に関して、毎月ひとつ新しいアイデアをまとめる

あまりに「若い」アイデアなので、今はまだ具体的な内容を書けませんが、去年から構想している新しい活動に関して、自分で達成目標を掲げて、実績を作っていこうと思っています。
毎月ひとつ新作をモノにする、という感じです。

年末の振り返りの時には、何をやったかを書けるようになっているといいなと思います。

【その3】情報収集を続ける

って言っても、ただブログチェックをしているだけで、昨年と何ら変わらないんですが(^^;
でも、2010年代は、間違いなく日本の社会が大きく変化すると思うので、その動きを逃さずチェックです。

事の発端は1990年代の、一般社会へのパソコンとインターネットの普及によるIT革命です。
これって19世紀の産業革命に匹敵するような大きな変化だったはずだけど、目に見える大きなプラントとかを必要としないので、その効果の大きさに気づかない人が多かったと思います。
でも間違いなく、コンピューターは単純作業の仕事を永久に労働者から取り上げてしまったのです。

バブル崩壊とか、世界同時不況のような、大きな不況のせいで仕事が減っているのと違うフェーズで、構造の変化が起きています。

ちょっと思い出せば、昔は銀行の窓口でお姉さんにお願いしないとお金の出し入れも出来なかったのが、今ではATMで、人間要らずで手続きができます。
会社の経理でも、昔は帳簿を手書きでつけて、そろばんで計算していたのに、今では全部パソコンが計算します。

昔の電車では駅員さんが切符にハサミを入れていたのに、今は自動改札。
熟練工が組み立てていた自動車は、今や産業用ロボットがロボコップみたいな音をさせながら組み立てています。

さまざまな分野で、人間が働く場面が減っているということが、じわり、じわりと私たちの首をしめていると思います。個人のサイドから見て、これがほんとに

「だから資格をとってスキルアップ」

というだけで解決できることなのか、どうなのか。
ここは、人間の知恵が試される場面なのかなと思います。

でも、産業革命を経て人間社会がステップアップしたように、今回の変化も、長い目でみれば人類の平和と発展に役立つ変化なはずだから(だって、コンピューターの出現と発展っていうのは、多くの人が夢見た便利な暮らしが現実になったものだから)
きっと、未来は明るいはず。

だけど残念ながら、日本は、この変化を乗り切る課程で、古き良き日本の伝統を失うことになると予想します。

たとえば、女は結婚したらだんなさんの「家」に入り、そちらの家族の世話をするのがつとめであるだとか。
子どもを産んだら家庭に入り、子どもの世話をすべし、とか。

職場で上司に理不尽なことを命令されても(たとえば食品の製造日をつけかえろとか)、年長者の言うことは絶対だから素直にしたがうべしとか。

んんん〜、でも失うのはそれくらいのことかな。今、ざっと考えた範囲で。
失ってもたいして困らないものばかりですね。
放っておいても、今の「古き良き世代」がどんどん死に絶えて、若い世代が増えるだけで、達成できそうな変化ですし。

…で、何を言いたいかと言うと、
今後、私が望むような変化が起きるかどうか分かりませんが、できるだけそういう方向に行ってもらいたいと思うので、まずは情報をウォッチ。

そして万が一、このままじゃやばい!
と思うような「わやな」事態になりそうな雲行きを感じたら、引っ込み思案な私も、立ち上がって政治行動を(笑)

…まじめな話、あんまりひどい迷走政治が続くと、世の中に不安が満ちて、ファシズムの台頭なんていう、歴史の亡霊みたいな事態が繰り返されないとも限らないので、つねに監視の目は必要。

自分の感じてることを整理する意味でも、何かあればどんどん、ブログに書いていこうと思ってます。

——

2010年の目標は以上3つです。

会社的目標は、私の個人的努力目標ではないのであえてここには書きませんが、
会社を大きくするだの、会社を発展されるだのが、私の個人的目標ではないってことだけは明らかなことです。
私はただ、私を含めてここに関わるひとたちが、やりたことを自由に制約なくやれる場でありたいと思うのみ。

ウィンドサーフィンも、1年後にはもっとうまくなっていたいけど、これもあえて目標は設けません。だってせっかく見つけた趣味だもん。毎回、行って楽しいと感じられるかどうかが、続けるための唯一の指針です。

では!
本年もよろしくお願いします。

【オマケ】世の中ウォッチングに役立つおすすめブログ
Chikirinの日記「変化の年へ」

【読書】NHKカルチャーラジオ「世直し大江戸学」/石川英輔

By , 2009 年 12 月 14 日 5:41 PM

近所のスーパーの書籍コーナーに置いてあるNHKラジオのテキストが、なんだか面白そうだったので買ってみたら、想像以上に面白かったです。
著者は「お江戸でござる」の解説などでも登場している作家の石川英輔さんです(見たことないですが)(‥;)

内容は、歴史の授業では、封建制で庶民は虐げられていたような教え方をされている江戸時代の、特に江戸の町に注目して、その巨大都市が、実は庶民の自治で運営された、平和で安定的で、物質的にも意外に豊かで、庶民の子どもでも近所の手習い(私塾)で読み書きができる(しかも識字率は男女同等)など、自由な学びの機会が得られる、かなり幸せ感を感じられる社会だった、という話。

化石燃料を使わず人力による労働が主体だったので、現在の基準で計算すればCO2排出量はほとんどゼロ(薪などの木材を燃やすことで出るCO2は、木が育つ過程で吸収するCO2と相殺されてゼロなのだそうです)ということも書いてあったけど、今となってはそんな暮らしに戻れるわけもなく、その意味で「江戸に学ぼう」というのは、無理だと思いますが、物資のリサイクルが常態化していた生活スタイルと、巨大な官僚組織や中央集権体制でなく、地方分権+住民自治の「小さな政府」体制でも長い平和な時代を保てた成功事例を、今後の日本の進路を考えるのに参考にすべしという筆者の主張にはうなづけるものがあります。

もちろんラジオ放送は聞いていませんが、このテキストだけで充分に楽しめます。図版もあるし、字も大きめで読みやすくて、書籍としての出来もなかなかのものです。

だけど、ラジオのエアチェックなんてもー絶対無理なので、ラジオ放送も、ポッドキャストで配信してくれたらいいのに。これなら有料でもいいと思うわー。

Panorama Theme by Themocracy