Category: 読書記録

【本】5次元へのシフト「新・光の12日間」/ゲリー・ボーネル

By , 2010 年 10 月 9 日 11:21 AM

私がUFOとスピリチュアル好きなのは、当然、ご存じですよね?
そんな私でも「あほらしく読む気もしない」ようなスピリチュアル本が最近では多すぎで。
食傷ぎみ…。

なのですが、ちょっと前に読んだこの本は、けっこう面白い。
例の2012年のアセンションを扱った内容ですが、深く考えずにフィクションとして読んだらそれなりに楽しめます。
悪魔だの闇の勢力だの仮想的を作ってドロドロと毒を吐くようなものではなく、清らかな感じで書かれているので、読んだからといって即、脳みそが腐ることはありません(爆)

しかし、ふと気がつくと、机の周りにはこの手の本とか、成功本系とか、ハウツー本ばかり。自分がいかに病んでるかということですね
…。

生活に困窮して、仕事がなくて、今の現実がイヤで、自分も周りもみんな嫌いで、なんとかして違う場所に行きたいっていう、自分の悲痛な叫びが聞こえるみたいで、自分がかわいそう。

でも、そんなかわいそうな自分にももうじきさよなら。
元いた場所に戻って、もう二度とお話の世界から出てこない。
そんなふうな暮らしをすることに決めましたですよ。

お話の中に住みながら、その状態のままで、人と付き合い、お金儲けをするんです。

そう思って世界を見ると、すべきことと、する必要がないことが、はっきりと見えてきます。
今までやってきたことの8割くらいは、する必要がないことに分類されちゃうんだけど(^^;
でも残りの2割は間違ってなかったし、やってて楽しいし、これからも続けてく。

こういう作業をほんとの「リストラ」って言うんですよね。
先に進むためには、時々点検して必要ない荷物を下ろして、身軽になることが必要です。

ところで話が飛びますが。
筆文字に関しては、ひとつ妙な現象があります。

私がオン・オフの区別もなく人に会い・探して・見つけて・セッティングして・段取りして・耕望に来てもらったりしてさぁ話を進めましょってなったときに、
「わぁ!つとむさんの筆文字素敵。ぜひいっしょに何かしましょう!…で、IKUKOさんは何をしているの?働いてないの?」
っていうように、「へっ?」と思うような意味不明な反応をいただくことがあります。

もちろん全員がそう口に出していうわけじゃないんだけど、感触を感じることは、ままあります。
どうやら世の中には私を目の前にしても、私の存在が見えない人が、けっこうな割合でいるようだというのが、起業3年で気がついた不思議現象です。

この3年の筆文字活動については、ほぼ100%が私の発案と段取りで進んできたことなんだけど。
まあ、あまり成功したものもないし、やっぱり本人が発想しないとダメなのかも、と思って、これからは本人に発想してもらうようにシフトしたばかりですが。

しかし、上記のように、いろいろ段取りしたにもかかわらず「IKUKOさん、ここで何してるの」みたいな言われ方をすると、アタシもまだまだ人間ができてないんで、そこで「かちん」と来て、こんな人とはいっしょに仕事をしたくないと瞬間的に思ってしまうので、そのエネルギーが足をひっぱって、成功をはばんでいるかもしれませんね。スピリチュアル的には。

だから、やっぱり、私はもう筆文字に関して企画立案も段取りもやらないほうがいいんだわ…、という話じゃなくて。

私ってけっこう、そういう感じで「何してる人」って言われるし、アイデアとかも私の提案なのに「おれが考えた」とかってパクられることもけっこうあって、だんだん世の中が嫌いに。どうせ私がやってることなんか評価されないのよ、とだんだん後ろ向きに。

そしてスピリチュアル世界に救いを求めるのでありました。
2012年に何か起きたときは私、迷わずそっちの世界に行きますから。
場合によっては、肉体を離れてでも、そっち行きますから。
宇宙船が来て「乗ってく?」とか言われても、もちろん、よろこんでついてくしね(爆)

【読書】はじめの一歩を踏み出そう—成功する人たちの起業術

By , 2010 年 7 月 8 日 10:15 PM

ずいぶん前に書かれた本のようですが、今日、読みました。

私も、自己啓発本やビジネス本は山ほど読みましたが、この本はひさしぶりにすごくヨカッタです。
「願えば叶う」「イメージすれば実現する」系の本も好きなんですが、「えっと、そうじゃなくても、もうちょっとこの…具体的かつ科学的アドバイスをいただけないかしら」と思うこともしばしば。

しかし大企業を例にとった話はぜんぜん参考になりません。
だって私が松下幸之助にはなれるわけがないじゃん?

夜も昼もなく働き通したモーレツ社長の話とかもダメ。
だって私は、会社だけでなく家庭もいっしょに管理しないといけないので、
そういうふうには働けないし、働きたくありません。

そうじゃなくて、自分の人生を大切にするために、どうしたら自分が起業した会社に振り回されず、完全にコントロールしながら、大きく成長させていくかということを、零細な個人起業の場合にしぼって例をあげて書いてくれてるのがこの本。

ひとりでパイを焼いて売っている女性を例に取って、企業の成長のプロセスを解説してくれていて、ちょうど今の私の置かれている状況に当てはまる役に立つ情報が満載でした。こんな零細な起業家をターゲットにした本は、多分、他にあまりないのではないでしょうか。

わたしがいちばん「なるほど」と思ったのは、ひとりの人間の中には3つの人格が同居しているという話。
その3つとは、「起業家」「マネージャー」「職人」。

起業家は未来のビジョンばかり考えて目の前の小さな仕事に集中しない。
マネージャーは、すべてを管理することばかり考えるので、変化を嫌がる。
職人は自分の技術で何ができるかしか考えず、顧客のニーズに合わせて何を作ろうかという発想ができない。

というふうに3つの人格(ペルソナ)は互いに矛盾する方向に進もうとするので、そのバランスを取って、コントロールしないといけない、という話。

ひとりで起業した場合は、自分の中のそうした3つの人格を認めて、生かしていくことが必要というわけです。

これを読んで、私はやっと、最近ずっと仕事に対して感じてた不満が、どこから来てるか分かった気がしました。
今の体制の中で、私は「起業家」と「マネージャー」の役割ばかり求められて、「職人」としての自分をアピールできる場がひとつもないのです。

個人事業の時は、なんだかんだ言ってWEBサイトという「作品」を作り上げて納品するという仕事をしていたけど、今はそうやって自分で実際に製品を作るということから離れてしまったため、私の中の「職人」の部分が「やってもやっても楽しくない」「自分だけ陽が当たらない」と、不満を訴えていたのです。

そう。
誰にだって職人の部分はあるんです。
私にだって、やりたいことはあるんです。
今、それがお金に直結していないからと言って、価値がないとして切り捨ててしまうのでは、いったい、なんのための起業、なんのための人生か、という話。

本によると、多くの起業家は「職人」の部分が強すぎて、他人に作る作業を任せられないために、企業を成長させられない弊害が起きると書いてありました。確かに、社長自らが制作に携わる会社は多いですね。特にデザイン会社とかでは。
その点、私の場合は「起業家」の部分が強くて、いつも、世間を見ていて、自分たちが行けそうな道を探すのが習性ですので、もともと、会社経営には向いているかもしれません。

この本の結論は、フランチャイズ化のススメなので、そのまんま使えるわけではないけど、私も今やってることを他の場面にも応用して、私でない誰かがやっても同じように収益が出せるシステムを考えることは、可能な気がします。
そして新たに、私自身にも活躍の場を用意できるような、事業計画作りをしてみようと思いました。

起業から3年たちましたが、本気で事業計画を作ろうと思ったのはこれが初めてです。
今までは、事業計画なんて、何かを借りるとかそういうときに、方便として提出するもの、としか思っていませんでした。
でも、書くだけで、現実が動き出すような事業計画だったら、それこそまさにファンタジー!
考えるだけで面白そうです!

【読書】小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則

By , 2010 年 3 月 18 日 8:11 PM


先日、【書評】 小さなチーム、大きな仕事 – IDEA*IDEA 〜 百式管理人のライフハックブログ を読んで、この本を購入しました。
まずは上記サイトをご一読ください(^^;

これは、会社を大きくすることでなく、自分のやりたいサービスをやることにコミットして経営していくことを説いた本です。

その内容を読んでいくと、「あまのじゃく」と言っていいほど、常識と反対の考え方と行動をしていて、雑草人間な私としては「すばらしい」「この人こそが私のメンターだわ」って感じで(^^;
ほれぼれするほどです。

というのも、私自身も、かつて同じように、
他人と競合しないジャンルを探し、他人が持っている仕事を奪うことなく、新しい仕事を創造するにはどうしたらいいだろうって、寝ても覚めても考えていた時期があるからです。

その時心の支えにしていた本にも、あまのじゃくで生きろ、人の言うことより自分の心の声に耳を傾けろ、自分を信じてやりたことをやってみろと書いてあったので、当時は何をするにもいちいち周囲から反対されていたけどそういうのをあえて無視してやりたいようにやってみた、その結果、今があるからです。

でも私は内心、そういう自由なやり方は私には合ってるけどきっと経営的に正しくはないんだろう。だから、他人を巻き込んで不幸にしちゃいけないから、株式会社KANADAでは社員を雇わず自分たちだけでやっていくって思っていたけど、案外そうでもなくて、もしかしたらこれでいいのかもって思っちゃいました。

なんか、ひとつ、肩の荷が下りた気分だわー。ふっ。

だからって別に社員を雇うわけじゃないけど、今のまま、私がやりたい、私がワクワクするっていうものだけをやって、そうでないものを「やらない」選択をしてもいいっていう自信が湧きました。
さらっと読めて、いい本です。
当たり前な人には当たり前な話で、そんな考え方したことないっていう人には受け入れがたい本かもしれませんが。

【名著!】ぼくたちの洗脳社会/岡田斗司夫

By , 2010 年 3 月 15 日 9:03 PM

今日は10時から4時まで、通っているエステの年に1度の講習会でした。
お昼はお弁当が出て、午後は化粧品を好きに使ってお手入れとメイクの実習。最後にミニサイズの化粧品のお土産をもらえます。
この講習さえ受けておけば1年間エステ代や化粧品代が割引になるので、無理してでも参加しておくとあとあと助かります。。

これは普段ウォッチしているIT関係とはまったく関係ない別世界ですが、私はちょうど、この本を読んだばかりだったので…

「そうか、現代は”洗脳社会”なので、化粧品というモノを売りつけるのではなく、自社製品の「ファン」になってもらうために、コスメ会社もこのような会を定期的に開くのだな」とか思って、興味深く観察させていただきました(^^;

この本、まったくすばらしいです。
1995年に書かれた本で、当時はパソコン通信しかなくて、インターネットはまだ普及していなかったというのに、かくも正確に事態を予測していたとは!
やっぱり岡田斗司夫はタダモノじゃなかった!!

内容をひとことで説明するのはムズカシイので、Amazonの書評を読んでください(^^;

代表してひとつ引用させてもらうと…

kaoru7 さん:
この本が出てもう7年にもなる。そのころはまだピンとこなくて、「まあ未来はそんなとこかな」と思っていたけれど、今度読み返してみたら、グッと現実味を覚えたのでびっくりした。もちろん、ITやインターネットの普及が一番の原因だ。それと景気の悪化。いよいよ資本主義も行き詰まってきたのだ。

今の時代を読み解くカギとして、とくに若い人にお勧めしたい。

ほんとにそういう感じ。
きっと95年当時に、起きている事態に気付いてた人は少なかっただろうけど、その後、時の経過にしたがってこの本に書かれているような変化(すべてがIT化。モノが売れない、若者がニートになってしまう…)が誰の目にもはっきり見えるようになっています。

筆者は

今起きている変化は、農耕の発達や、産業革命に匹敵するような、社会全体に影響を与えて、二度と元に戻らない、大きな価値観の反転であり、止めようがない。

社会が再び昔のように、豊かさを求めて一丸となって働く時代に戻ることは、ない。

ということを、歴史の分析をとおして分かりやすく説明していて、私は一読してすっかり「洗脳」されました。

(表題の「洗脳社会」というのは、コミュニケーション=相手に影響を与える=洗脳という言い換えです。要は、ビジネスにおいても個人レベルにおいても、コミュニケーションあるいはコミュニティが中心になるという主張だと、私は解釈しました。今日のTwitterブームなどはまさにこの好例に思えます)

とにかく、難しい経済論を読んでも、世の中がどうしてこうなったのか全然見えてこないけど、この本は読みやすく、歯切れよく、明快です。

合わせて、よく使われる「パラダイムシフト」という言葉の意味も、この本を読んで腑に落ちました。

この本をみんなが読んで、今起きている変化の意味をとらえ直すといいと思います。
そして、変化の意味を理解して、やみくもに昔に戻そうと不毛な努力をするのではなく、どうやったらこの変化に逆らわずに新しい世界を生き延びていけるかと、前向きに考えたほうが世のため人のためだと思います。

でも、もしかしたらこの本は増刷されなくて新品がないかもしれないので、こちらを紹介しておきます。
多分、全文だと思います。。
http://www.netcity.or.jp/OTAKU/okada/library/books/bokusen/mokuzi.html

私も最初、ここで読もうと思ったんですが、どうにも横書き&PC画面だと長文が読めないので、単行本を買いました。
ワタシ的には、こういう人がいるからやっぱり紙の本はなくならない!と思うんだけど。それでもやっぱり、データをダウンロードして、紙がよければ自分でオンデマンド印刷して読めとか言われる時代が来るのかなぁ。。(涙)

【読書】志高く 孫正義正伝 完全版/井上 篤夫 (著)

By , 2010 年 3 月 10 日 5:13 PM

なんかすごいもん読んじゃった、生きてる人の伝記。
礼賛一辺倒(^^;
本来伝記ってそーいうもんですからね…。

とにかく、孫正義がどんなに桁外れな子どもだったかという所から始まって、今まで繰り広げたビジネスの手法も「大胆な発想」「人を巻き込むエネルギー」「舞い込む幸運」と絶賛。

孫正義のソフトバンクといえば、ながいこと「何考えてるんだか」「バブル」「無茶」「そのうち転ける」とかって、みんなさんざん言ってたのに、同じ会社、同じ人物が、見方を変えるとこんなにもすばらしい英雄になるのかと…。

でもまあ、孫正義という人物は、10代の頃から人とは違う大きなビジョンを持っていて、成人後も、誰がなんと言おうとそのビジョンをへこますことなく、リスクを負って、信念を持って追求し続けた、というのは真実なんだろうと思います。

持ってたビジョンが非常識なほど大きかったので、いろんな失敗や挫折も「おれにはそんなささいなことで悩んでる時間がないのだ!」と、いちいちへこんでる余裕(?)がなく、突撃を繰り返し、今に至ると。そういう感じでしょうか。

この本を一冊読み終わると、自分の人生がちっぽけに思えて、何か大きなことを成し遂げなくちゃって感じになりますが(^^;

何事も大きければよしってもんでもなくて、
自分が思う「大きな成功」の形は、人それぞれに違うんですよね。

孫さんから学ぶべきは、事業の大小ではなくて、「自分が見たい世界」をしっかり描いて、自分を100%信じ切って前へ進む勇気だと思います。

私も、今年はいつになくやる気が出てるんで(ほんとに?)(^^;
心機一転、がんばろうと思ってます♪

「中国人の金儲け、日本人の金儲け ここが大違い! 」宋 文洲

By , 2010 年 3 月 6 日 9:31 PM

宋 文洲と田原総一朗との対談。新刊です。

内容は…

日本人は寄らば大樹の陰。いつも大きなものに守ってもらうことばかり考えている。
日本のビジネス界は硬直化して新しいものを生み出せない状況になっている。
今、ベンチャーをやるなら中国でやったほうが何倍も面白い。
日本人は国や大企業に頼りすぎて、自分の頭で考え行動する人が少なすぎ。中国でもどこでも打って出て、世界を股にかけて活躍する日本人が増えれば、日本全体も元気になる。

…など、常々私が考えている通りのことを、宋さんが私に成り代わって話してくれている素敵な本です。宋さん、私の代わりに本を書いてくれてありがとう!(笑)
これがネットだったら「拍手」とか「はてぶ」とかしたいところですが、本にはどうやってポイントを入れたらいいんでしょうね。

でも実は私、宋さんのメルマガは毎回読んでるし、きっと無意識に影響されてるんでしょうね。。

彼は時々、ちょっと根暗で後ろ向きの考え方をするし、ぽろりと漏らす本音が日本批判に聞こえるのでしょうか、ひどいバッシングも見かけるけど、私は宋さんが言うことがとてもよくわかる、と思うことがしばしばです。

それは話の内容に賛成するというよりも、彼の感じ方に共鳴するというか。
なんか私は、この人がなぜそう思うのか、その理由が理解できる。
そんな気がするときがあります。

これは多分、私自身が小さい頃ずっと転校生生活をしていたせいではないかと思います。

転校生というのは、
・どこへいってもよそ者扱い。
・仲良くなったように見えても、いったん何かもめ事が持ち上がれば、みんな幼なじみのよしみで敵側について、私を守ってくれる人は誰もいない。
・だから常に信じられるのは自分のみ。
・新しい学校に帰属意識なんて持てないし。
・好きでもないのに無理に取り込まれるくらいならよそ者でいたほうが100倍マシだったり。

そーんなハードな小・中学生時代を過ごしてきた転校生の私と、中国人からやってきて日本で生きてきた宋さんには、同じ「よそ者」な部分で共通するものがあるんだろうと思います。

でも、今や、時代の風はそういう「よそ者」「放浪者」に向かって吹き始めています。
大きな組織に所属していなくても平気だし、自分の考えひとつで、右でも左でも進んでいける。いつも自分のやりたいことをやって人生を過ごせる。
これってすばらしいことだと思いませんか?

自由でいられるってなんて素敵なんだろう。

最近ほんとにそう思うことが多くて、何もない日でも、なんか楽しくてワクワクしています。転校生生活ばんざい!生きてて良かったわー。

※ぜんぜん書評になってなくてすみません。。読んで得もしないけど、損もしないと思うんで、よかったらどうぞ。

原点に戻って楽しい読書をめざします

By , 2010 年 2 月 17 日 5:08 PM

本がたまってきたので片付けようと思って(本棚がいっぱいなので段ボール箱に詰めて積み上げています)(^^;

あとで何を持っているか調べられるように、メディアマーカーに登録しました。30冊くらいアップしたんじゃないかなー。(※iPhoneから作業するとラクです→参考サイト
http://mediamarker.net/u/ikuko/

たまたまひっぱり出して読んでいた古い本も混じっているけど、おおかたは最近買った本で、その大部分は「ハズレ」です。

どうも、ファンタジーやSF系のフィクション部門では、Amazonの☆や書評はあまり参考にならないようです。
多分、書評を書く人種の年齢層や読書傾向と、私がズレてるんだと思うけど…。

書店でぱらぱらっとめくってみれば、一瞬でアタリかハズレか分かるんですけどね。。

あと、流行ってるからとか、マニアウケしてる作品だから読んでおいたほうがいいかもって感じで、作品の傾向と対策を調べる資料として購入した本は、最後まで読めないどころか2ページ目で挫折するなどして、まったくの無駄だったりします。

こんな人、以前の私なら「勉強のために本を読むなんてのは邪道以外の何ものでもない!」…と一刀両断にしたはずなのに…、我ながら面目ない…(~_~;)

しかしそういう本はAmazonのマーケットプレイスでも100円台に値下がってて、売るに売れないし、いずれ段ボールごとブックオフ行きになると思います。
あーもったいない。

しかし、そんな不作続きの最近の買い物の中で唯一、これはすごい!とおすすめできるのは…

藤原 緋沙子作の時代物シリーズのひとつです(上記リンクが多分このシリーズの第一作だと思うけど、違ったらスミマセン)

いわゆる時代物と比べると格調高くなくて、時代物のライトノベル?って感じですが、とりあえず読みやすいし、毎回ちゃんと「ほろり」とさせてくれます。結果的にすごく長いシリーズになってるんだけど、回を追うごとに冴えてきてて、すごい筆力だなと思います。(今5作目まで読んでます)

著者はもともとシナリオライターとして時代物の脚本を書いていた人だそうなので、ドラマ作りはお手の物かもしれないけど、それにしても多作。

個人的には、天地がひっくりかえっても、将来自分が時代ものを書くことは絶対にないと分かっているので、このジャンルなら何も心配せずに、心から楽しんでのんびり読むことができて非常にGoodです。

やっぱり読書は楽しいから読むのでなければ価値がない!

小さい頃から本を友だちとして育ってきたワタシとしては、今、改めて、そこんとこよーく考え直して、今後は無駄に本を買い込むのはやめようと思います。

【読書】ザ・ボディショップの、みんなが幸せになるビジネス。/アニータ・ロディック

By , 2009 年 12 月 24 日 10:30 PM

Ak Yipさんのそして男性は没落する 〜ジェンダーの問題、再びで、オマケとして紹介されていた「BUSINESS AS UNUSUAL」を読んでみました。

BodyShopは近くのイオンにも入っているのでときどき覗きますが、こーんなユニークで気骨のある女性が創設した会社だということは知りませんでした。

およそあらゆる起業家は「ユニークで」「気骨がある」と思いますが、このアニータさんの反骨精神は半端ないです。
どんな時でも必ず絶対に「人と違うことをやりたい!」という強い衝動に逆らわずに、やりたいと思ったことをすぐに実行した結果、今のように世界展開する企業になったそうです。

この本を読んでいると、人間には生まれつきいろいろな種類があって、こういう「起業家」という人種もいるんだなぁと、納得します。

昨今の起業家には、とにかくまずは力のある人と知りあいになって、その人のグループに参加して、守ってもらいながら成功をめざそうという人が多いですが、アニータ・ロディックのとった方法はまったく正反対で、自分がやりたい!と思ったことを自分の力でやるというところからのスタートでした。

誰かが「それをやるとうまくいくよ」と言ったからではなくて、自分が「これをやりたい、これがきっとうまくいく」と思うからやったのだし、やりかたについても、とにかく絶対に「人と違うやり方をしたい」という強い信念を持っていました。

女性の生き方としてどうかということ以前に、男女を問わず、真にユニークで世界にふたつとない企業を作るために必要な「基本的な姿勢」がここに示されているように思います。

結果的に、BodyShopは、フェアトレードなど貧困の撲滅や環境保護に力を注ぐ企業になりましたが、それはひとえに、アニータが自分のやりたいことを自分の判断でまっすぐに実行した結果に他なりません。

ビジネスを興してお金を稼ぐこと、従業員や取引先に豊かな暮らしを還元すること、地域社会や世界の貧困撲滅に寄与すること…、これらのすばらしい成果は、

自分の直感を信じて、実行する。
うまく行かなくてもすぐにあきらめず、方法を模索しながら到達できるまでやりつづける。

という、たったひとつの冴えたやり方によって現実に達成され得るのだと、大いに勇気をもらった気分です。

私の友人にもNPOを作って人助けをしていた人がいますが、健康を損なったり、悪い人にだまされたりして、NPOを手放すことになりました。
でも、最近電話をもらったら、健康状態がよくなってきているので、また、新たに人助けにかかわる活動をしていくつもりだと言っていました。

それを聞いて私はすごくうれしかったのですが、人間には、生まれつき「起業家」な人もいれば、生まれつき「奉仕家」な人もいると思うんですよね。

アニータがすばらしいから全員が起業家にならなくちゃいけない、という話ではなくて、人がなんと言おうと、自分の定めに従って運命の星の導きのまま生きることがいちばん、その人にとって幸せだし、そういう人のやる仕事は世の中の役に立つし、みんなもHappyになるんだと思います。

私自身のことを言えば、残念ながら私は起業家ではなく、ただ世の中を眺めて、いろんな未来を想像して、楽しんでいることが好きなだけな、あまり社会で役に立ちそうにない人間だということが最近分かってきたので、どーもすみません(・・;)

でも、思ったことをそのまま形にしようとするパワーとバイタリティは、参考になりますね。
なにせ私の来年の抱負は「元気!」ですから、アニータパワーでがんばりたいと思います!

#ちなみに最近のAKさんのブログでは、ジェンダー関係の情報が増えています。
上で紹介したエントリーは、そもそも「なぜ女は昇進を拒むのか」という本の紹介記事でした。

AKさんのブログは、セカンドライフと3D関係の情報ブログだった頃から愛読していますが、常に世の中の一歩先を見ている感じのあるAKさんが、何をピックアップするかというところに個人的にすごく興味があり、今後の更新を楽しみにしています(とプレッシャーをかけてみる)w

【読書】NHKカルチャーラジオ「世直し大江戸学」/石川英輔

By , 2009 年 12 月 14 日 5:41 PM

近所のスーパーの書籍コーナーに置いてあるNHKラジオのテキストが、なんだか面白そうだったので買ってみたら、想像以上に面白かったです。
著者は「お江戸でござる」の解説などでも登場している作家の石川英輔さんです(見たことないですが)(‥;)

内容は、歴史の授業では、封建制で庶民は虐げられていたような教え方をされている江戸時代の、特に江戸の町に注目して、その巨大都市が、実は庶民の自治で運営された、平和で安定的で、物質的にも意外に豊かで、庶民の子どもでも近所の手習い(私塾)で読み書きができる(しかも識字率は男女同等)など、自由な学びの機会が得られる、かなり幸せ感を感じられる社会だった、という話。

化石燃料を使わず人力による労働が主体だったので、現在の基準で計算すればCO2排出量はほとんどゼロ(薪などの木材を燃やすことで出るCO2は、木が育つ過程で吸収するCO2と相殺されてゼロなのだそうです)ということも書いてあったけど、今となってはそんな暮らしに戻れるわけもなく、その意味で「江戸に学ぼう」というのは、無理だと思いますが、物資のリサイクルが常態化していた生活スタイルと、巨大な官僚組織や中央集権体制でなく、地方分権+住民自治の「小さな政府」体制でも長い平和な時代を保てた成功事例を、今後の日本の進路を考えるのに参考にすべしという筆者の主張にはうなづけるものがあります。

もちろんラジオ放送は聞いていませんが、このテキストだけで充分に楽しめます。図版もあるし、字も大きめで読みやすくて、書籍としての出来もなかなかのものです。

だけど、ラジオのエアチェックなんてもー絶対無理なので、ラジオ放送も、ポッドキャストで配信してくれたらいいのに。これなら有料でもいいと思うわー。

【読書】フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略/クリス・アンダーソン

By , 2009 年 11 月 26 日 10:00 PM

著者はあの「ロングテール」という言葉の生みの親だそうで、今起きていることの「ちょっと先」を見越す才能のある人のようです。

今回は主にデジタルコンテンツの「無料」戦略について、詳しく分析・解説してくれています。

詳しい内容はこちらなどで紹介していただけるようなのでお読みください。。

無料をベースに有料を抱き合わせにする方法を「フリーミアム」と呼ばれるとのこと。
これはたとえていえば、mixiのように、基本無料にすることで膨大な数のユーザーを確保し、しかるのちに、ちょっと高機能なプロ版を提供して、利用料を徴収する。
あるいは、最近始まったアプリ(ゲーム)のように、やはり基本は無料なんだけど、なんだかんだ便利なアイテムを手早くゲットしようと思うとお金がかかる、など。

無料を餌に有料会員に誘導するというのは、私たちにもおなじみの構図なんですが、なんと。

違法コピーと海賊版が横行する音楽業界ではすでにCDを売って儲けようという戦略を放棄して、CDはプロモーション用と割り切り、海賊版も黙認(勝手にコピーして宣伝してくれるありがたい存在という位置づけ)。
海賊版を含む安いコピー(ほぼ無料)でファンを増やして、リアルのコンサートでがっつり興行収入を上げる、という作戦に移行する予感があるんだそうです。

こうなるとCDのレーベルは必要なくて、イベント企画とか芸能プロダクションなどが、段取り組めばOK。CDもグッズのひとつという位置づけに。

びっくりですねー。
実際にそういう方法で、レコード会社に所属しない大物アーティストが生まれている国もあるようです。すごい、すごい。

MP3やiPodなど、ツールの開発が早かった音楽でこういう変化が起きているということは、Kindleの登場でいよいよ電子書籍が実用段階に入るか?と思われる書籍の世界にも、遅かれ早かれ、変化が起きそうですね。

村上春樹の新作の無料ダウンロード版が公開される日も近い??…わけないか。。

でも作家さんは、コンサートの興行収入が見込めませんから、その分、マネタイズは難しいかもね。
ビジネス書なら、セミナーを開くなどの道筋も考えられるけど。

…なんてことは、別に本書を読まなくても、誰もが思っていることですね。

先日、うちの従業員(!)が参加したセミナーでも、自費でいいから本を出して人に配りまくり、セミナーに誘導せよ、というノウハウを伝授されたようですし。
それってまさに、この本に書いてある戦略そのもの。

でもそれがうまくいくのは「ノウハウ」という情報(ビット)を売る場合に限られ、筆文字という物体(アトム)を売る場合には、うまく適用できないんですよね。

筆文字ではなくて、最近Twitterのbotで流してる「心の言葉」のようなものならテキスト(ビット)に変換できるので、扱いがラクなのですが。。

…と、話が自分ちの事情に偏ってしまいましたが、
無料ということについて、深く深く考えるよい機会になりました。
分厚い割には、文章が分かりやすく、ユーモラスな表現も多くて、楽しく読めました。
オススメです。

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